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5月11日は九州大学の開学記念日で、いろいろイベントがあります。
↓詳しくはこちら。
http://www.kyushu-u.ac.jp/event/2010kaigakukinen/index.html
それらのうち、航空宇宙工学と天文学関係のものを紹介しましょう。
第51回貴重文物展示会「桑木文庫に眠る星の世界-東西の科学資料コレクションより」
5月10日(月)~5月17日(月) 中央図書館(箱崎地区)
展示会関連講演会「果てしない宇宙の理解を目指して」
講師:高等教育開発推進センター 藤原智子氏
(最近、研究でお付き合いのある、“文系の天文”の先生です。)
5月15日(土) 中央図書館(箱崎地区)
宇宙天気概況報告会の公開
5月11日(火) 宙空環境研究センター(箱崎地区)
超音速風洞および遷音速フラッタ風洞実験施設の公開
先進航空工学実験棟(伊都地区)
5月11日(火)
航空低騒音風洞の公開
5月11日(火) 航空風洞実験棟(伊都地区)
九州大学筑紫地区キャンパス公開
モデルロケット打ち上げ(PLANET-Q)
5月15日(土)
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NHKの「えいごであそぼ」の今年度版DVD、Amazonに予約注文していたのが届きました。
昨年と一昨年のも持っており、息子のお気に入りです。
自分が英語で苦労していることを省み、これからますます必要になる時代を生きるだろう息子には、後で苦労しないよう願い、昨年から英語を習わせています。習うというより、英語保育なのですが。この歳からなら、本人は遊んでいるつもりです。
すでに耳と発音は私よりいいみたい。外国人に対する抵抗感が着かないのもいいですね。先日、研究室のメンバーに会わせたら、オランダ人のボスや、米・独・仏の留学生にもご挨拶できました。
ラビインターナショナルスクール
イオン伊都店の片隅にあります。もっと存在を知られてもいいと思う。
・・・というか、生徒が増えてくれないと、撤退してしまわないか心配なので、宣伝。
ところで、息子の英語に対し、ふざけてしばしば「ちなみに△△語では○○だよ」と言っています。たいていはドイツ語をネタにします。昨年ドイツに3ヶ月滞在した関係で、会話できるほどではないけど、多少の単語を知っているレベル。そんなことをしていたら、息子の方から「○○はドイツ語で何て言うの?」と逆襲してくるようになりました。「パン」とか「電車」とか「犬」ならドイツ語を答えられますが、だんだん難しい質問をしてくるようになりました。(妻からは「墓穴だよ」と、からかわれています。)
最近の難問は、
「(英語のbowwow)犬はドイツ語で何て鳴くの?」
→辞書で調べたよ、「Wau Wau(ヴァオヴァオ)」
「海苔巻きは?」
→そんなの、英語でも知らん!
ドイツ語が分からない語を問われ、「辞書で調べておくよ」と何度か答えたら、そのうち息子のほうから「しらべてね」と言ってくるようになりました。
「ありがとう」と「こんにちは」は、日英独仏韓中くらいを吹き込んでみています。先月、オリンピックを見たことも印象深かったようで、世界にはいろいろな国、いろいろな言葉がある、という概念は分かっているようです。
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センター試験、今年は「リスニングテスト監督補助者」を担当しました。初日の夕方だけなので、フル出場の試験監督に比べれば楽な担当です・・・ただし、何事も起こらなければの話。リスニングは例年、機器トラブルがニュースになるし、他の科目より作業量が多く、試験中の事故対応のフローチャートが複雑なので、たいへんな緊張をもって試験に臨みます。だからこの時間だけ増員されるのが、リスニングテスト監督補助者というわけです。
試験そのものの対応に加え、一昨年頃からはノロウィルスにの嘔吐対策、今年はさらに新型インフルエンザ対策マニュアルも追加されました。
ICプレーヤー式のリスニング試験も、今年で5回目になり、ハードウェアも実施手順もだいぶ改良されました。
実際、私が担当した部屋でも一台、電源を入れたときにランプが点滅して異常を示していましたが、見るとメモリーが奥まで差さっていませんでした。カチッと押し込んだら正常になりました。
参考
大学入試センター センター試験リスニング
操作ガイドなど
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さっきのカレンダー、元ネタが分かりました。
このカレンダーは、”Piled Higher & Deeper”というアメリカのコミックの、関連商品でした。4月のページ以外は、4コマや1コマの漫画っぽいものです。タイトルはPhDを揶揄する古典ジョーク。
→ 公式サイト:Piled Higher & Deeper 過去の作品も読めます
→ ウィキペディア(日本語):Piled Higher & Deeper
【ウィキペディアの解説から抜粋】
博士号取得を目指す大学院生たちの、悩みに満ちた日常を描いたアメリカのコミック・ストリップ。
--
「全作品を読む事は研究への悪影響を及ぼす可能性があります」との注意書きがある。
--
代々受け継がれる汚いソファーや不明なものが貯蔵される冷蔵庫など、大学院の研究室ならではのあるあるネタは、日本の大学院生でも共感できる部分が多い。
といって、うちの学生に紹介するのは、毒か?
件のグラフの出典は、1999年5月3日の作品でした。
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息子にNHKの「えいごであそぼ」を見せています。
自分が英語では苦労したしているから、子供には英語に慣れておいてもらいたいと思って。これが親心となるか、子供から将来「親の苦手を押しつけるな」と言われるか、乞う御期待。・・・結果は10年後か20年後か。
今のところ、2歳児にとっては、日本語も英語も区別ないみたいで、とくに歌を楽しんでいます。
昨年度のDVDを購入して、見せたらとても気に入ってくれて、このディスクを「えーびーしっ!えーびーしっ!」と言って、再生を要求します。
今年度版も3月27日発売。渡航前に予約注文しておいたものが、妻子の元に届いたそうです。これも気に入って、「みずいろのABC」「ぴんくのABC」と、自分で呼び分けているらしい。
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電子辞書を購入しました。
セイコーインスツルメンツ SR-G8000
「エンジニアのニーズを知り尽くしたスタンダードモデル」と謳われているもの。技術用語辞典や、ビジネス英文を書くときに便利な機能が充実しているようです。ちょうどこの機種を持っている学生がいたので、ちょいと触らせてもらって、使い勝手の意見を聞いて、よし決定!
Amazonで安くなっていたので、ドイツ語カードも追加して、ポチッとな。
私が購入時の価格は、本体24,332円、ドイツ語カード7,145円。
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今年もセンター試験の監督をし、トラブルなく終えることが出来ました。
2日間、疲れた~ ・・・と言っちゃ、もっとがんばっている受験生に失礼ですね。
こっちは問題等の配布と回収時以外は、ただ見ているだけだから。
でも、監督ミスがないように、不公平がないように、そして受験生が全力を出せるように、非常に気をつかいます。
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九州大学では、8月7~8日に高校生向けのオープンキャンパスを行います。
我々、工学部は8日(金曜)。うちの研究室も、小型衛星の試作機を展示します。
辺鄙なキャンパスですが、どうぞお越し下さい。
©リクルート 「学校見学会へ行こう 福岡・佐賀版 2008年8月号」に掲載
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今年は、箱崎の文系キャンパスの試験会場で、試験監督(補助)をしました。
というのは、昨秋に工学部移転の後発隊も箱崎キャンパスを引き払い、交通の便の悪い新キャンパスに移転したので、そこで試験を行うのは受験生に酷です。今年から「工学部会場」は開かれなくなりました。代わりに工学部は、市内の某高校を会場とする試験を担当することになりました。そのうえ、工学部は九大で最大の所帯ですから、他学部が担当する会場へも、応援部隊を派遣します。私も今回、はじめて文系会場に派遣されました。
担当した試験室は、新聞取材が入る部屋でした。(別にTV取材の部屋もあり)
初日一限目の公民の時間に、受験生の邪魔にならない程度に10分間だけ、試験前の準備風景を撮影されました。カメラマンは配布物を置く瞬間を狙うので、受験生の前に何か置くとフラッシュの集中砲火がパシャパシャパシャ…、次の机でもパシャパシャ…。自然になるよう、カメラと目を合わせないようにしていました。
Web版のニュースを見たら、こんな感じに写っていました。
以下、センター試験に関するエピソード
使えない回数券
交通の不便な九大新キャンパスのために、福岡都心~九大工学部前(地下鉄+JR+昭和バス)を格安で乗り継げる伊都・キャンパス回数券が発売されています。今回、工学部からの試験監督者には、この回数券が6枚(前日の説明回も合わせて3往復ぶん)支給されました。普段の出張の場合でも、自宅から出発しても、旅費の計算の起点は大学なので、今回も同様の計算による措置でしょう。
前日の説明会にはこれを使って箱崎に行きましたが、試験当日は朝にいったん山の中の新キャンパスに行って、町に出直す馬鹿はいません。それに、新キャンパスから朝一番のバスに乗っても、試験会場の監督者集合時間に遅刻します。使うにしても、バス部分を無視して、JR+地下鉄ぶんだけ使うか。私は、この券で乗れるJR区間の外から乗車するので、そのぶん追加料金でお得感減少。回数券支給の意図も、当日これを使えということではなく、交通費の補填です。私も当日は自腹のワイワイカードで乗車して、支給された回数券は後日、研究室から天神へ直行で飲みに行くときなどに有効利用するつもり。
監督は携帯電話持込厳禁
昨年のセンター試験で九大は、監督者の携帯電話が試験中に鳴ってしまうという失態で、新聞沙汰になってしまいました。(その者は、朝から携帯電話の電源を切っていたのですが、昼休み中に業者との連絡に使い、その後で切り忘れたそうです)
そのため九大では今年、「監督者は携帯電話を持ち込まない」と厳しく規制されました。貴重品の置き場もないので、私は自宅に置いて行きました。
ノロウィルス対策
吐瀉物によって感染するので、その対応マニュアルが追加されました。
(1)まず、会場で吐かせない。早めにトイレへ誘導。
(2)間に合わなければ、ビニール袋へ。
(3)床に吐いた場合、手早く処理・消毒。
試験開始前のアナウンスの真っ先に、「吐き気のある人は申し出てください。ビニール袋をお渡しします。云々」が挿入されました。試験会場セットにも、文房具に加えて、汚物処理道具(マスク,手袋,ポリ袋,ペーパータオル,消毒液)も追加。
私の担当の部屋で、気持ち悪くビニール袋スタンバイまで行った受験生がいたので、監督者には緊張が走りました。幸い吐くことはなく、事なきを得ました。
麗しの文系会場
昨年まであった工学部会場では、受験生は男子校から集められていました。おそらく、工学部は女子トイレが少ないためだと思います。それに比べ、文系会場は共学。それでも女子はわずか1/5くらいかな。
慣れている人には当たり前のことでしょうが、今回初めて担当してみて気が付いたこと。解答中は女子は前髪で顔が隠れ、写真照合しにくい。解答開始前に照合を済ませるべし。
証明写真あれこれ
受験票に写真を貼ってこなかった者、1名
写真票に写真を貼ってこなかった者、1名
写真でヘッドフォンしている者がいました。駄目ではないけど、常識を疑う。
男子はほとんどがムッとした表情で写っている。女子のほうが(プリクラやケータイで?)撮り慣れているのだろうか、にこやかな表情をつくり可愛く撮れている人が多い。
帽子
毛糸の帽子を耳まで被っている受験生について。
監督要領では帽子は不可とは明記されていませんが、耳栓は使用不可、補聴器の必要な者は特別措置として事前許可が必要です。それなのに、耳を隠すのを看過すべきではないと思う。不正を疑えば、昨今の小型の音楽プレーヤーなら帽子の中に隠せます。
しかしながら、もしかしたら医療上の理由で、頭部に損傷や脱毛のある人ということも考えられますので、安易に脱帽命令はできません。数年前の試験でも、毛糸帽の受験生がいて、注意しようか迷っているうち、試験開始前に自分で脱いでくれて、なんともなかったことがありました。今回の試験でも耳まで被っている受験生がいましたので「できれば帽子を脱ぐか、少なくとも耳を出してください」と指示しました。とくに問題はなく脱いでもらえました。
リスニング
今年もリスニング試験のICプレイヤーのトラブルが問題になっていますが、機械としては仕方のない発生率でしょう。それに、その何割かは使用者のミスでしょう。リスニング試験のマニュアルによると、受験者が「機器の異常」だと申告すれば「機器の異常」なのです。監督者が機器を確かめたりしません。文系会場の別の部屋でも、長押しすべき再生ボタンの押し時間が短くて再生が始まらず、気づくまで数分、無音状態で待って時間をロスした受験生がいたそうです。
タイムキーパー
監督補助者のうち一人が「タイムキーパー」となり、ミスが無いよう主任監督と進行時間を確認しあうようにします。私も「タイムキーパー」をやったのですが、リスニングテストのときはタイムキーパーも受験生と同時進行でICプレイヤーを操作し、問題音声を聴取します。そして、もし何らかのトラブルが発生したら、そのとき何問目を再生中だったのかが分かるよう記録します。
さて、私もその役目で試験問題を聞いてみたところ、すべて容易に聞き取れました。受験生時代の自分にはまるで駄目だったろうと思いますが、このところ英語に鍛えられているおかげです。
試験監督とは
2日目の朝、地下鉄を降りて会場へ向かう人の流れの中、受験生の会話が聞こえました。
「監督、優しくねぇ?『番号間違ってませんか?』『皆さんよろしいですか?』って」
そうです。試験監督の目的は、受験生を見張る看守ではありません。試験を公平に進行する審判員、受験生が快適に全力を出せるよう環境を整える会場整備員、あるいはテーブルに物を運ぶウェイターです。
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