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2011年10月20日 (木曜日)

ROSAT通過予報(10月19日データ)

文部科学省からも国内向けにROSAT情報の仮訳が出ました。
ドイツ衛星「ROSAT」の落下に関する情報について(10月19日)
詳しくは文部科学省の公式facebookで。

さて、昨日紹介したROSATの軌道図は、フリーソフトのOrbitronを使いましたが、Heavens-Aboveのサイトを使った方が簡単だったので手順を紹介します。(結果は同じで、地図がよりきれいでした。)

Heavens-Aboveのホームページを開いたら、まず観測地を設定します。

Configurationselect from map または from database です。
select from map では、表示されたGoogleマップ上でクリック。
from database では、まず国名Japanを選んでから都市名をローマ字で検索。同名の都市が複数ある場合は、候補が列挙されるので、正しいものをクリック。
すると、URLに位置情報が含まれた状態でホームページに戻るので、今後もHeavens-Aboveを使うなら、この状態でブックマークに保存しましょう。

次に Satellites10 day predictions for から Rosat を選びます。
標準では肉眼で見える朝夕のパスしか表示されませんが、Type of passes to include のボタンをを All にすると、日中や夜中のパスも出ます。

東京の例です。

左端の日付のリンクをクリックすると、地図上に衛星の経路が表示されます。

この方法で、ROSAT落下が予想される、22日夕~24日朝にかけての日本上空通過を6つ、表示させてみました。画像クリックで拡大表示します。


22日16:25頃
北海道


22日17:57頃
中国→四国


23日09:41~09:47頃
沖縄→九州→東北へ日本縦断


23日15:55頃
北海道


23日17:26~17:27頃
中国→四国


24日09:09~09:15頃
沖縄→四国→東北へ日本縦断

使った軌道要素は19日20:01UTC(日本時間20日05:01)のもの。
昨日のブログで紹介した、17日の軌道要素を使ったものにくらべ、経路はほとんど変わりませんが、10分ほど来るのが早まっています。これは大気抵抗による減速→高度が落ちる→軌道周期が短くなるため。軌道要素のTLEには大気抵抗の係数も入って、将来予測ができるようになってはいますが、大気圏突入が近くなると、高度低下率が加速するので、単純な軌道予測モデルでは合わなくなります。今日お見せした予測も、実際の日付になると、通過時刻がもっと早くなっていると思います。

今後、最新の軌道は、ここで紹介した方法で確認してみてください。

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落下直前の軌道予測には、SatEvoというフリーソフトがあります。(自分は使ったことないのでよくわかりません)

----- 10月21日 追記
GoogleSatTrack作者の柏井勇魚さんの、ROSAT落下時間帯の予想軌跡が一目瞭然ですばらしい。最新の軌道要素から作図してくれます。
http://www.lizard-tail.com/isana/lab/orb/misc/rosat_path.html?latlng=35,137&zoom=5
URLに埋め込まれた緯度・経度・ズーム率はお好みで変更してください。

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