日本のハイテクそりに注目
バンクーバー冬季オリンピックが開幕しましたね。主役はもちろん人間ですが、工学系の者としては道具にも目が行きます。今回は、日本のリュージュとボブスレーにおもしろい技術が使われています。
リュージュ
JAXA産学連携センターの進める宇宙オープンラボで開発された、軽くて強い複合材料が使われています。
平成21年度 宇宙オープンラボ 事例紹介
環境対応ニーズに応える軽量・高剛性筐体の事業化
JAXA産学連携センター・宇宙オープンラボ トピックス(1月22日)より
・みんなで応援しよう!「バンクーバー オリンピック日本代表団(リュージュ)」
・「バンクーバー冬季五輪出場 氷上最速リュージュ」展
東京ミッドタウン ガレリア 1F特設スペースにて、2月28日まで。無料。
ボブスレー
たまたま見たTBSテレビ「夢の扉」で知りました。ボブスレーのランナー(ブレード)はがっちり固定するより、遊びを残しておいたほうが、コースのがたつきを吸収して好記録が望めます。このように物を締め付けずにボルトの途中にナットだけ固定するには、ダブルナット法が使われますが、ボブスレーでは激しい振動のため、ただのダブルナットではすぐ緩んでしまいます。
そこで今回の日本のボブスレーでは、東大阪の町工場、ハードロック工業株式会社が世界に誇る絶対に緩まない「ハードロックナット」が採用されています。これは新幹線や明石海峡大橋、スペースシャトル発射台にも使われているとのこと。
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