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2009年12月10日 (木曜日)

日本航空宇宙学会西部支部講演会 火薬学会と飛行船

日本航空宇宙学会西部支部講演会(2009)が、小倉の北九州国際会議場でありました。

うちの研究室からは、学生が8名(9件)の発表。
私は小型衛星セッションの司会。

夕方の特別講演は、(株)日本飛行船取締役社長の渡邊裕之氏による「飛行船の現状と将来性」。ドイツの最新鋭飛行船ツェッペリンNTを運航し、公告・空撮や遊覧飛行を行っている会社です。
文系出身らしい豊富な教養を活かし、文化史・技術史の視点から、飛行船の位置づけ、そして将来展望を熱く語られていました。
興味深かったのが、貨物輸送の可能性の話。横軸を速度、縦軸を積載量にして、各輸送システムをプロットすると、右下が飛行機、左上が貨物船、その間が鉄道・トラックなのですが、大陸間輸送となるとこの中間が抜け落ちている状態。ここに飛行船が入る余地があると。飛行船は太平洋を4日で横断できる。太平洋横断は飛行機より遅いけれど、飛行機は空港まで/空港からの陸上輸送に1日づつかかるのに対し、飛行船は大きな滑走路が要らないので、出荷地から目的地まで直接運べて、実は飛行機と大差なくなる、という論旨。もちろんこれは、ビジネスのプレゼンの常套手段として、都合のよいシナリオで比較したものであることは承知していますが、おもしろい話でした。

今回の講演会は、火薬学会と日本航空宇宙学会西部支部との共催でした。夜の懇親会でみたところ、7~8割は火薬学会の人のよう。いつもの西部支部講演会に比べて、料理がよかったです。余興もあったりして。さては、火薬学会には化学系のスポンサーがついていて、羽振りがよいのでしょうか?いっぽう航空宇宙学会西部支部は貧乏で、懇親会は学食でやるのが通例。幹事会の議題も「コスト削減」とか「賛助会員確保」が多いです。

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