宇宙開発書籍ラッシュ
月着陸40周年や世界天文年2009の影響でしょうか?
最近、天文のみならず宇宙開発系の書籍もたくさん出版されています。
買ったもの。
学研・歴史群像シリーズ「日本の宇宙開発 」
かぐや、はやぶさに続いて、大学衛星が3番目に大きく採り上げられています。知人も多数登場。
野田篤司・あさりよしとお「宇宙暮らしのススメ」
前半はロケットや衛星の基礎について、易しく解説されています。そこでは宇宙機についてよくある誤解、つまり「宇宙での常識=日常感覚での非常識」が多く紹介されています。例えばロケットは真上に打上げるものだという誤解について、そういえばこの春ごろ、「ロケットはふつう真上に上げるのに(←ここがそもそも誤解)、どうして北朝鮮のロケットは日本上空を通すの?」という質問を多く見聞きしました。(→例:Yahoo!知恵袋)
後半は、氏のブログで連載されていた小惑星開発計画を加筆してまとめた内容です。世界の趨勢である月でも火星でもなく、小惑星に目を付け、そのメリットを解説されています。
石原藤夫・金子隆一「軌道エレベーター」
12年前に裳華房から出版され、絶版だったものが、ハヤカワから復刻されました。
昨年から宇宙エレベータ協会が発足したりして、今ホットなテーマです。
しきしまふげん「現代萌衛星図鑑」
萌キャラの皮をかぶっていますが、中身はしっかりした情報に基づいて、衛星たちの生涯を擬人化した熱い物語になっています。
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