Bremerhavenで船三昧
ドイツ滞在最後の小旅行は、ブレーマーハーフェン(Bremerhaven)に行ってきました。
→公式サイト:Bremerhaven
ブレーメンから普通列車で40~50分、Weser川の河口で北海に面した港湾都市です。ブレーメンと合わせて特別州となっています。~haven(hafen)は英語のharborに相当し「港」の意味で、「ブレーメン港市」とでもいうかな。ブレーメンにも川に大きな港がありますが、ブレーマーハーフェンはその外港の役目をもっています。東京に対する横浜とか、大阪に対する神戸みたいな位置づけかな。ハンブルクに次いでドイツ2位の港だそうです。
お目当ては、ドイツ船舶博物館(Deutsches Schiffahrtsmuseum)です。
英語版のオーディオガイド装置が借りられたので、難なく見て回れました。
館内で見たもの:帆船,蒸気船,外輪船,発掘された中世の大型船(復元作業中),大型客船,貨物船,エンジン,海洋調査,機械式潮汐計算機,捕鯨,漁業,海難救助,レジャー船,マリンスポーツ,船大工,レーダー,軍艦
なかなか見応えがありました。
館内のカフェで、海辺らしいシーフードのランチをいただきました。
館外には実物の船が何隻か係留展示してあります。中の見学は一隻ずつ別料金です。ここの目玉はやっぱり、ドイツといえばUボート!本物です。
U-Boot Typ XXI U-2540 "Wilhelm Bauer"
説明表示から抄訳すると、
1945年2月就航。一度も作戦に参加しないまま、ドイツ降伏直前に乗組員の手によりバルト海に沈められる。1957年引き揚げ。オーバーホールして1960年に再就航。艦名"Wilhelm Bauer"はそのときの命名。訓練や研究に使われたのち、1982年退役。1984年からこの博物館で公開。現存するType XXI はこの1隻だけ。
司令室,機関室,居室,ソナー,バッテリー室,厨房,魚雷発射管などを見ました。
その後、海岸を歩いてみると、すこし先に軍艦が接舷しているのが見えました。甲板に一般人がたくさん乗っていて、公開しているようです。惹かれて行ってみると、たまたま寄港しているインド海軍のフリゲート艦「BEAS」という船でした。インドなら英語が通じるので、これは迷わず突進。若い兵士に案内され、小グループでの館内ガイドツアーに参加しました。(艦内は撮影禁止)
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コメント
船の博物館、いいですな~。
「本物」の展示が最高です。
実物のUボート見てみたい!
投稿: 居酒屋ガレージ店主(JH3DBO) | 2009年6月16日 (火曜日) 08:27
こんにちは。
そう、ドイツ滞在中にUボートは見ておきたかったのです。やはり中は狭かったです。区画の間のハッチは身を屈めてくぐる感じ。
ここのほかに、軍港で有名なキールには船関係だけで、船舶博物館,ドイツ海軍記念館,Uボート博物館(実物あり)と、揃っているようです。ちょっとキールは遠かったので、今回はBremerhavenのUボートを目指しました。
投稿: ごんざぶろう(JA6VPH) | 2009年6月16日 (火曜日) 08:51