メニューの誤訳 (2)
「七面鳥の胸肉」の恥ずかしい誤訳は直りました。
Googleの「翻訳を改善する」って効くんですね。
「3月30日」とかは、値段の「3,30(ユーロ)」のことです。
「答」とあるのは、学生料金を表す記号「A」です。
「苛性アルカリ溶液ロール」は食欲をそそりません。
辞書を引いてみたけど、何の誤りなのかも分かりません。
「エッセン2世」は学食の王子様「ESSEN II(定食2)」です。
「ESSEN I」のほうは、英独ちゃんぽんの誤訳で「私は食べる」となっています。
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コメント
wikipediaのBrötchen(ロールパン)でLaugensemmel (Laugenbrötchen, Laugenwecken)
となっていてプレッツェルロールの類いのようです。
プレッツェルは焼く前に水酸化ナトリウム水溶液につけるそうです。水酸化ナトリウム水溶液は苛性アルカリ液とも呼ばれますが、英語ではlye,ドイツ語だとLaugenということのようです。
ただ、こうやって書いているうちにLaugenbrötchenでもプレッツェルロールと翻訳されるようになってしまいました。
投稿: おーの | 2009年5月13日 (水曜日) 23:50
おーのさん、ご調査ありがとうございます。謎が解けました。
ウィキペディア「プレッツェル」
>小麦粉とイーストを原料とし、焼く前に数秒間水酸化ナトリウム水溶液(3-5%)つける。焼ける間に空気中の二酸化炭素と反応して炭酸ナトリウムと水に変化し、表面が特徴的な茶色になる。
Brötchenが「小さいパン」のところだけは知っていましたが、「Lauge」が辞書で「アルカリ液,石けん水,灰汁」しかなく、パンとの関係が想像つかなかったのです。本当にアルカリ液だったのですね。
その上の「容易に結合」と相まって、反応性の化学物質っぽく見えました。そんなはずないとは分かっていても。
他の人のトレーで見かけた、棒状のプレッツェルがそれだったみたい。
投稿: ごんざぶろう | 2009年5月14日 (木曜日) 00:51