若田飛行士、あの「衛星」捕獲へ
朝鮮民主主義人民共和国が予告している、衛星打上ウィンドウにおいて、発射のタイミングによっては、若田飛行士が搭乗する国際宇宙ステーション(ISS)がニアミスをする可能性がでてきた。
防衛省では、この「衛星」をISSのロボットアームで捕獲可能か検討を始めている。若田飛行士は、初飛行の1996年に日本の実験衛星SFUの捕獲経験があり、NASAの宇宙飛行士の中でもロボットアーム操作技術の評価が高い。若田飛行士のサインに添えられるメッセージ「つかめ未来を」も、それを象徴している。
一方、ISSを運用するNASAとJAXAでは、「接近したとしても、軌道傾斜角が違う。軌道間の相対速度というものを分かっていない。あの『衛星』の安全性も分からない。」として、この発案を危惧している。
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----- 4月2日 追記 -----
上記の軌道の図だけは本当です。Orbitronで作成しました。もちろん飛行高度も違うので、二次元の地図で北朝鮮の近くを飛行するからといって、ニアミスする訳ではありません。ご安心を。
↓今年も収集してみました。
エイプリルフール、宇宙関係リンク集
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コメント
大変楽しく
笑わせてもらいました
来年もよろしくお願いします
投稿: 浜松メロン | 2009年4月 2日 (木曜日) 10:30
浜松メロンさん、いらっしゃいませ。
コメントありがとうございます。
今年の宇宙系では、やっぱりあの時事ネタが多かったですね。大手がやると気まずいけど、個人レベルで。
投稿: ごんざぶろう | 2009年4月 3日 (金曜日) 23:26