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2009年4月 3日 (金曜日)

予想軌道

毎度おなじみOrbitron。ちょっとあぶない結果が出てしまいました。
公開しようか、迷ったのですが・・・あまり過敏に受け止めないでください。coldsweats01

例の衛星の軌道を予測してみたのです。軌道傾斜角は射点の緯度と同じ41度。高度は不明なので、適当に300kmの円軌道。打ち上げの加速経路を無視し、射点上空300kmから真東へ瞬間的に加速され軌道投入されると近似。実際には、地球の裏側で遠地点をもつ楕円軌道に入れるでしょうが、遠地点高度が予想できないので、こうしました。
20090403orbit
(クリックで拡大。軌道の一目盛りは1分。)

発射直後に東北上空を通過するのは、すでに報道されているとおり。考えてみれば当たり前ですが、1周後(約90分後)には本州中央部の上空を通る可能性があるのですね。2周後には南西諸島あたりです。もし近地点高度が足りなかったら、中国上空あたりから大気圏突入を開始し、日本周辺へ落下の可能性も考えられます。万が一そんなことになっても、ロケットの能力からして、そう大きな衛星ではないだろうから、燃え尽きると思われます。
この図で、1周当たり軌道が西へずれていく幅は、軌道高度に依存します。適当に300kmと仮定したら、東京上空通過という、不安を煽るような結果になってしまいました。このシミュレーション例より高度が高ければ幅が大きく、低ければ幅が狭くなります。とにかく不確定要素がおおいので、この図をそのまま信じないでください。

たぶん、防衛方面の専門家は、こんなこと既に気付いているでしょう。
関東にもPAC3を配備していることだし。

この軌道に、もうすこし早く気が付いていたら、これをエイプリルフールに使って、気楽に紹介できたのに。

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コメント

南よりに打ち上げれば一周しなくても東京に落とせるので、東京周辺に配備したのではないでしょうか。
そもそも、衛星でない場合を想定しているわけですし。

投稿: おーの | 2009年4月 4日 (土曜日) 14:13

はい、分かっております。まずは1周目で、予定コースをそれた場合、東京だけでも守ろうという配備。
ついでに、2周目も考えてはいるのかなと思ったわけですが、早々に警戒を解除したところをみると、買いかぶりだったみたい。

結局、北朝鮮の発表では490×1426kmの楕円。この記事の仮定より高く、計算をやり直してみたら、1周後に東京のやや西を通る軌道でした。

NORADの発表では、近地点が地球の中ですね。

投稿: ごんざぶろう | 2009年4月 5日 (日曜日) 22:05

アメリカは衛星軌道に乗らない前提で行動していたようにも見えます。確定情報があったのかどうかはわかりませんが、日本も一周しない前提で行動していたのかも。
衛星打ち上げではないと確信しているという意思表示、といういのは考えすぎ?

投稿: おーの | 2009年4月 6日 (月曜日) 12:12

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