Hannover
Hannoverへ、日帰り観光に行ってきました。
世界史で出てくる「ハノーヴァー選帝侯」「ハノーヴァー朝」で知っているかたも多いと思います。ドイツ語読みでは「ハノーファー」です。王宮があったので、歴史的建物や庭園が見どころです。
→公式サイト:HANNOVER.de(英語ページもあります)
(以下、写真はクリックで拡大)
Bremenは特別州なのですが、Hannoverはこれを囲むNiedersachsen州の州都です。大都市としてはBremenの隣にあたり、特急で南東へ1時間ほどのところに位置します。今回、行きが特急のIC(Inter City)、帰りが快速のRE(Regional Express)に乗車しました。いつか新幹線ICE(Inter City Express)にも乗ってみよう。
Hannover市内には“Der Rote Faden”(赤い糸)という、徒歩観光のモデルコースが設定してあります。歩道の赤い線をたどる全長4.2kmで、36箇所の見所を効率よく巡れます。中央駅前の観光案内所でガイドブック(2.50€)を買ってスタート。地図だけでも回れますが、このガイドブックには、見所の詳しい説明が書いてあるので、買う価値あり。日本語版もあります。「地球の歩き方」には、所用2~3時間って書いてあったけど、真面目に説明を読みながら、のろのろ歩いて4時間かかりました。
見たところ全部は紹介しきれないので、とくに名所だけ。
20世紀初頭に建てられた荘厳な新市庁舎。頂上の展望台まで、この丸屋根の中を斜めに上るエレベータが名物。どうなっているのかと思ったら、乗るかごが平行四辺形で、はじめは壁がまっすぐで床が傾いています。途中で15度傾いて、床が平らになります。
市庁舎の展望台から、市内を一望できます。この写真に見えている、赤煉瓦の地域が旧市街で、歴史のある教会や、古い町並みが残っています。
・ライネ城(19世紀,現在は州庁舎)
・マルクト教会(14世紀)
・クロイツ教会(14世紀)
・旧市庁舎(15世紀)
・ライプニッツの家(17世紀,微積分の祖)
これらを見てまわりました。
Rote Fadenを巡り終えたら、今度は地下鉄に乗って(すぐに地上に出て路面電車になります)ちょいと離れたヘレンホイザー王宮庭園へ。
ここは17世紀に作られた庭園で、4つの庭園からなり、一番有名なのはGroßer Garten(大庭園)。下にGoogleマップを載せますが、巨大で整然とした幾何学模様になっていて圧巻です。
その北にあるBerggarten(山の庭園)は対照的です。Großer Gartenが隅々まで手入れた人工美なら、こちらはより自然な感じ。全体として植物園になっていて、いろいろなお花を見ることができます。温室には、蘭やサボテン、熱帯植物もあります。
もう二つの庭園は遠いし、一日歩いてくたくたになったので、ここでおしまい。
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