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2009年3月の34件の記事

2009年3月31日 (火曜日)

「九州を宇宙開発の拠点に!暮らしはどう変わる?」

TV放送のお知らせ

4月4日(土曜) 午前9:00-10:00 TVQ九州放送 九州けいざいNOW

「九州を宇宙開発の拠点に!暮らしはどう変わる?」
九州大学出身の若田光一さんが宇宙へ飛び立った日、九州工業大学は、学生らが作った人工衛星を打ち上げることを発表しました。日本では宇宙産業の拡大を基本理念とする「宇宙基本法」が施行され小型人工衛星の製造・開発が大学や中小企業でも広がっています。九州の優れた技術が宇宙開発に活かされることで、私たちの暮らしはどう変わっていくのでしょうか?

予告映像を見ると、若田飛行士,九州大学九州工業大学鹿児島大学QPS研究所、あたりが紹介されるみたい。

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2009年3月30日 (月曜日)

散らばった「宇宙ゴミ」は誰がどうやって掃除するの?

散らばった「宇宙ゴミ」は誰がどうやって掃除するの? (R25.jp 3月26日)

なんか、永らく会っていない、知人らしい名前が。

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2009年3月29日 (日曜日)

夏時間

今日から夏時間です。
日本との時差は7時間になります。

さっき、あられが降ったのに、夏時間と言われても実感が湧きません。

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2009年3月28日 (土曜日)

えいごであそぼ

息子にNHKの「えいごであそぼ」を見せています。

自分が英語では苦労したしているから、子供には英語に慣れておいてもらいたいと思って。これが親心となるか、子供から将来「親の苦手を押しつけるな」と言われるか、乞う御期待。・・・結果は10年後か20年後か。

今のところ、2歳児にとっては、日本語も英語も区別ないみたいで、とくに歌を楽しんでいます。

昨年度のDVDを購入して、見せたらとても気に入ってくれて、このディスクを「えーびーしっ!えーびーしっ!」と言って、再生を要求します。

今年度版も3月27日発売。渡航前に予約注文しておいたものが、妻子の元に届いたそうです。これも気に入って、「みずいろのABC」「ぴんくのABC」と、自分で呼び分けているらしい。

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2009年3月27日 (金曜日)

Rendezvous

ZARMの研究室にて。ポルトガル人学生と「日本では何を教えてるの」という話から、学生実験の「ランデブーのシミュレーション」の紹介をしました。ちょうど、同室のブラジル人学生がランデブー、とくに非協調ターゲットの運動推定とドッキング制御を研究しているので、興味を持って「俺にも見せてくれ」と。センサ系をやっている隣室のインド人学生も呼んできて、私の授業用のシミュレーションプログラムを披露しました。

この学生実験は宇宙が専門でない学生も対象なので、画面上でのXYZ座標の向きが分かりやすいよう、一般の物理や数学の流儀に合わせて作ってあります。そのため、逆に宇宙専門の彼らは初め戸惑ったようですが、そもそも宇宙機の運動を理解しているので、ちょっと軌跡を見れば理解してくれます。

Q「Hill's Equation?」
A「運動は非線形で数値積分。自動ランデブーのマニューバ量の計算はHillの線形近似。ほら、誤差で原点からわずかにずれるでしょ。

Q「英語版は作らないのか?」
A「学生がほぼ日本人だから。

Q「MATLABで似たようなのを作ろうとしたことがある。JAVAではGUI作るの簡単?」
A「うん、画面でフィールドやボタンのレイアウトができる。」(ソースで微調整するけど)

Q「質点モデルだけど、姿勢を採り入れる予定は?」
A「短時間の学生実験だから、質点で精一杯。

Q「この難易度設定の、EVAの速度<5m/s って本当?」
A「それは相対速度じゃなくて合計ΔVの上限。値は適当。アイコンは3段階の難易度のイメージ。

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デブリ飛来方向分布(訂正)

IridiumとCosmosの衝突について、学生への説明や、ネットへの投稿で、「極軌道衛星では、南北両極の上空での正面衝突が多く、側面衝突は珍しい。」と説明してきました。
野尻ボードへの投稿(2009年02月16日)

これは以前、デブリ環境モデルMASTERで分析した経験から述べたものでした。

デブリ飛来方向分布(2004年9月22日)
2nd Impact, 3rd Impact(2005年4月27日)

ところが最近、MASTERのマニュアルを読み直して再分析してみたら、ちょっと様相が違うことがわかりました。以下は、MASTER-2005を使い、2009年2月10日のデブリ環境において、Iridium 33に対する、10cm以上の物体のフラックス(通過頻度)を計算してみた結果です。Iridium以外でも低高度極軌道衛星なら、似たような結果です。グラフはクリックで拡大表示されます。

Iridium_atl
図1 緯度引数に対するフラックス変化
(横軸0度が赤道上の昇交点,90度が北極,180度が降交点,270度が南極)

Iridium_azi
図2 飛来方向の分布

これらを見て、
・南北両極の上空で衝突が多い
・正面衝突が多い
この2つはそれぞれ正しかったのですが、単純に結びつけて「南北両極の上空での正面衝突が多い」ではなかったのです。衝突方向分布は軌道上の場所によって大きく変化していました。極上空では実は正面衝突は少なく、側面衝突が多かったのです。相対速度では斜め前方からの入射となります。今回のIridium対Cosmosが、このケースでした。一方、極以外の上空では正面衝突が多く、軌道一周を合計すると、正面衝突のほうが支配的となる。それが真相でした。相関を濃淡図にすると、こんな感じ。

Iridium_atlazi
図3 緯度引数(縦軸)と飛来方向(横軸)の分布

これを横軸に投影すると図1に、縦軸に投影すると図2になります。図3の横軸90度と270度で縦軸0度のあたり、両極上空で正面衝突が減っている小さい黒い領域があるのを、図1と図2から発見できなかったのです。MASTERのマニュアルで、付属シナリオのEnviSatの解析例を読んでみたら、先述の自分の見解と違ったので、この誤解に気が付きました。さらに3Dプロットのオプションで濃淡図があることを知って、図3が出せませた。やっぱり説明書って大事。

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2009年3月26日 (木曜日)

ハーメルンではない

「ブレーメンに行きます」と言うと、何人かから「あの『笛吹き男』の?」と聞かました。「笛吹き男」はハーメルンのお話、ブレーメンは「音楽隊」です。どちらも有名な童話で、ともに音楽にまつわるので、間違えやすいようです。

邦訳では「ハーメルンの笛吹き男」ですが、当地では「ハーメルンのネズミ捕り男(Rattenfänger von Hameln)」という表現。13世紀に子供が大量失踪した史実から発生した寓話だと言われています。

「ブレーメンの音楽隊」はグリム童話。彼らは結局、ブレーメンにはたどり着いていないことに注意。

ウィキペディア
ハーメルンの笛吹き男
ブレーメンの音楽隊

  

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2009年3月25日 (水曜日)

今週は月曜から冷え込んでいましたが、とうとう雪になりました。

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「愛ちゃん財布スラれた~ 犯人はドイツだ?!」(3月25日 スポーツニッポン)

そういえば、先週末に散歩していたら、メッセから中央駅にかけて、トレーニングウェアの日本人や中国人を見かけたのが、卓球のドイツオープンに参加している選手たちだったらしい。

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2009年3月24日 (火曜日)

本日の誤変換

真空ちゃん売店

本当は・・・

続きを読む "本日の誤変換"

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ドイツ語 機械翻訳

ドイツ語の文章を、正確に訳したいときは、電子辞書を片手に自力で訳しますが、大雑把に知りたいときは、機械翻訳も便利です。

ウェブページの翻訳なら、手っ取り早いのが、Googleツールバーについている「翻訳メニュー」機能。多国語対応かつ自動判別です。試した範囲のドイツ語では、Excite翻訳よりGoogle翻訳のほうが、よい精度でした。一番使っているのは、毎日の学食のメニューのページですね。真面目に訳すほどのものでないし、珍訳でも原料くらいは分かります。

木曜には「ドレッシングを光で」どうするのか気になります(笑)


ウェブページ上で、単語単位で意味を知りたいとき、英語ならGoogleツールバーの「マウスオーバー辞書」が便利ですが、これは英語のみの対応。そこで、Firefoxアドオンの「Dictionary (EN/DE)」という独英辞書を入れました。単語を選択して、右クリックから、Translateという項目を選ぶと、小さなポップアップ・ウィンドウに結果を表示します。動作原理としては、Chemnitz工科大のBEOLINGUSという辞書サイトを呼び出しているようです。

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2009年3月23日 (月曜日)

みぞれ!

今日は朝から雨。
やっぱり傘を差さない人が多い。とくに男性は。
夕方には、みぞれになりました。
天気図は見ていないけど、寒冷前線っぽい。しばらく降って、晴れました。

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ZARMからの滞在費用の支給について。ドイツの銀行口座を開設して振込・・・にすると手続きが面倒なので、Danielの口座に振り込んでもらって、そこから引き出して現金手渡し、という簡便法にしてくれました。同じ方法を使う、ロシアからの留学生たちといっしょに、Danielに連れられて銀行に行き、費用を受け取りました。

これでまた現金が増えて、ちょっと怖い。

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同室の院生の誕生日で、彼のガールフレンドの手作りケーキをみんなでいただきました。

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デブリの環境モデル、NASAのORDEMと、ESAのMASTER。いままでGUIを見た感じで何となく使えていたけれど、ここでの研究に利用するにあたり、ブラックボックスではまずいので、ちゃんと説明書を読んでみました。理論的背景とか、計算アルゴリズムとか、コマンドラインからの呼びだし方とか。
いままで使ったことの無かったCPEダンプ機能も試してみました。これは目的のシミュレーションに使えそう。

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2009年3月22日 (日曜日)

Marktplatz

ドイツでは日曜日は商店は原則として閉店。
週末に必要なものは土曜のうちに買っておかなければなりません。

今日は、近所の街区を探検してみました。住宅地なので、めぼしい物は見つからず。ガソリンスタンドに併設の売店があり、スナックやドリンク類だけですが、日曜でも営業していることを確認。

それから市の中央部、ブレーメン第一の観光名所であるMarktplatz(直訳すると「市場広場」)に行ってみました。2004年から世界遺産に登録されているらしい。
ウィキペディア「ブレーメンのマルクト広場の市庁舎とローラント像」


聖ペトリ大聖堂 (1042年~)

ローラント像 (1404年)

中世の伝説的英雄で、ブレーメンの平和と独立の象徴。

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2009年3月21日 (土曜日)

Bürgerpark

初めて天気の良い週末
先週末は雨で、引きこもって読書していたからね。

今日は近くのBürgerparkへ散歩に行ってみました。
長さ2.5km、幅700m~1kmの広い緑地です。

大きな地図で見る
この地図に示したのは、その南側3分の1ほどの区画で、今日はこのへんを散策しました。

ジョギングウォーキングしている人も多く、市民の憩いの場です。

公式サイト “Bürgerpark Bremen”

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2009年3月20日 (金曜日)

ブレーメンの物価

家賃
家具付きの物件しかサーベイしていないけど、広さでだけ比較すると、東京と同じくらいか。この部屋も額面は高く見えるけれど、家具付き、光熱費込み、保証金(敷金)が日本より少ない1ヶ月分であることを考えると安い。

路面電車
近郊は均一料金。普通の切符だと2.20€ なので、短距離乗車だと割高に感じます。

食品
まだあんまり多く試していませんが、基本食品は安いと感じます。トースト用のパン(500g)や、牛乳(1リットル)は、1€ 以下。賞味期限が日本のより長いんだけど、大丈夫かな。日清のCup Nudelnも売られていますが高いし、日本のほどおいしくない。お米も見かけましたがインディカ米のみ。1~2合分が箱に入っていて、やっぱり高い。

箱ティッシュ
こちらの人はあまり使わないのか、何軒目かのスーパーでようやく発見。えっ、一箱売りで1.79€ も!ともかく鼻をかみたいので買う。
日本の箱ティッシュは、ふつう2枚重ね×200組、スリム箱のは150組ですが、こちらで買ってみたものは、4枚重ね×100組でした。ふわふわです。

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2009年3月19日 (木曜日)

研究室

こちらでの研究室の一日を紹介しましょう。

朝は、みんな9時~9時半頃に出勤。学生はもう少し遅い。
日本に居たときと大差ないので楽です。

お昼は、Space Technologyグループでは12時45分と決めて、4~8人くらいで連れ立って学食(Mensa)に行きます。

周りの日常会話は基本的にドイツ語。
自分は辞書をひいて何とか訳せるレベルなので、会話はとてもとても・・・。
英語でなんとか対応してもらっています。

こちらでの居室は3人部屋。

もともと、博士課程の学生が2人いたところへ、「お誕生席」をくっつけたような形で、写真手前が私の席。右奥がポルトガル人、左奥がブラジル人の学生。彼ら2人で話すときはポルトガル語みたい。

夕は6時~7時ごろ帰宅。

夕日に染まる落下塔。

この塔を見上げるたびに思うのですが、高さ直径とも、サターンVロケットに近い構造物です。これ位の物が飛んでいくかと思うとすごい。

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2009年3月18日 (水曜日)

路面電車の乗車券

今朝は霧

路面電車が大学前の通りにさしかかったころには、落下塔の上半分が見えないくらいでしたが、終点で降りる頃には若干晴れてきました。

こちらの路面電車は信用乗車制。券を見せずに乗り降りします。でもたまに抜き打ち検札があるそうで、無賃乗車がばれると高額の罰金を支払わなければいけません。
1回乗車券(2.20€ )は車内の券売機で買います。
10枚回数券(18.50€ ),7日券(16.10€ ),1カ月定期(45.20€ )は市内数カ所にある、路面電車&バスの会社BSAGの窓口で購入します。

最初の2日間だけ1回券を使いました。先週火曜に、アパート下見のついでに中央駅(Hbf.)前にあるBSAGの窓口に立ち寄って、(Danielが交渉)まず1ヶ月定期を買ってくれようとしたのですが、月の途中からだと割高になることが判明。まだアパートも決まる前でZARM内に宿泊していて、毎日使う状態でなかったから、7日券でも割に合わない。それでその日はとりあえず10枚回数券を買ってくれたのでした。
これが日本の回数券とちがって、繋ぎ目がへろへろ。日本のようなミシン目じゃなく、中央部が辛うじて繋がっている状態。漢字で例えると日本のが「目」、こちらのが「串」の字。乗車したら、日本のバスの整理券発券機みたいな形の箱があって、その機械の穴に回数券を差し込むと「ピッ、ガシャン!」と日時が印字されます。やはりこの券も降りるときは何もしません。下車後に適当に捨てます。
 

さて、この回数券も昨日で使い尽くしたので、今朝はいったんHbf.まで歩いていって、窓口で7日券を購入しました。7日券といえば、2003年のIACがブレーメンであったとき、参加者証に特別の7日券がくっついていたっけ。

今日から2週間、7日券を使えば月末にぴったり。4月からは1カ月定期にできます。

ブレーメンの路面電車について、日本語の参考サイト。
ブレーメン在住 テノール歌手 児玉洋介さん → 「ブレーメンの旅」
Let's ride a tram!路面電車紀行 → ドイツ・オーストリア → ブレーメン

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今日は、住民登録(Anmeldung)をしました。
出発前にドイツ大使館のサイトで調べたところ、「入国後1週間(都市によっては2週間)以内に」と書かれていて、ブレーメンではどうなのか不明。住所が決まっていなくても仮登録しなくちゃいけなかったらしいが・・・ばたばたしているうちに10日経ってしまいました。
登録は役場まで行かなくても、学内にあるBSU(bremen_ service universität)でできます。留学生を主眼に置いている窓口のようで、英語で対応してもらえます。

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今日は、Linux機にWineをインストールして、Windows用プログラムも動くようにしました。デブリ環境モデルORDEM2000もちゃんと動きました。

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2009年3月17日 (火曜日)

Fallturm

今日は久しぶりに良い天気。

初日に案内してもらったときは、天気が悪くて景色が見えなかったからということで、改めて落下塔の上に連れて行ってもらいました。

地上120mの展望台の外に出ました。このドアは手動の油圧ジャッキで開閉します。そうしないと、強風でバタンと閉まって危ないから。手すりにひじをつけて写真を撮ろうとしたら、「そこ汚いから気を付けて」って。ここには猛禽類が来て、眼下の獲物を見つけて急降下することがあるそうです。実際、この手すりや足下には、餌食になった小鳥や小動物の残骸が散乱していました。(その写真は自粛)

キャンパスの中央部。その向こうのとても広い緑地がBürgerpark。さらにその向こうが市の中心部で、画面左上で小さく地平線から尖塔が2本飛び出して見えるのが、聖Petri大聖堂。


おまけ。落下塔の根元、工場萌えしそうな配管の束。たぶん真空排気系。

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第5回種子島ロケットコンテスト

3月19日~21日に、第5回種子島ロケットコンテストが開催されます。私は今年は、現地参加できないので、遠隔からも出来るウェブ管理と、メーリングリスト管理をお手伝い。

詳しくは公式サイトをご覧下さい。

19日の午後に集合してミーティング。実際の競技は20日。21日は施設見学など。
本土からの参加者は明日あたりから移動を開始するでしょう。

競技の見学もご自由にどうぞ・・・なんだけど、例年、大会スタッフは競技進行に手一杯で、観客を楽しませるところまで気が回りません。これはずっと反省事項に挙がりつつ、なかなか改善できずにいます。それでも見に来てくれる地元のかたや、見学のうえ手伝ってくれるJAXAセンター職員のかたには感謝しています。

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2009年3月16日 (月曜日)

若田飛行士 打上応援

打ち上げは、無事に成功したようですね。
時差的に深夜で辛いので、今日も中継は見ず、朝になってネットのニュースで確認しました。

九大での応援イベントはどうだったかな?と思って、「若田&九州大」とかでニュース検索すると・・・うちの看板娘たちや、隣のロケットボーイが出ていました。

研究室のWebLog/2009-03-16

-----3月19日追記
Webのニュース動画では、隣のロケットボーイのインタビューしか見つかりませんでしたが、うちの看板娘たちがインタビューされているローカルTVの録画ファイルを、研究室経由で見ることができました。

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2009年3月15日 (日曜日)

電力線LAN

この部屋、インターネット接続は大家さんが加入しているプロバイダに、電力線LANでぶら下がります。日本で言うPLCこちらではdLANとかPowerLAN呼ぶらしい。ACアダプタのような形のdLANアダプタを貸し出してもらいました。

ところが、ノートパソコンのACアダプタが相性の悪いノイズを出すようで、同じ電源タップに繋ぐと、ほとんど使い物にならないくらい通信速度が落ちます。机の近くに隠れたコンセントを見つけて、dLANのほうを電源に直結したら改善しました。

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3ヶ月以上滞在するときに必要な在留届、住所が定まったのでようやく提出しました。パスポートを更新したときに、用紙をもらっていたのだけれど、インターネットでも届出ができるのでこちらで。↓
外務省 インターネットによる在留届電子届出システム

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2009年3月14日 (土曜日)

アパート(3)

やっとアパートに移り住むことができました。
↓ここです。

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赤い屋根のお屋敷の、屋根裏部屋。航空写真でも、左下に天窓(キッチンの換気用)と、右上に大きなベランダがついているのが見えるところ。

家具や台所用品もひととおり備え付けてあります。
机まわり
キッチン

契約時に家賃1ヶ月ぶんと保証金が1ヶ月ぶん、現金で必要になるのが分かっていて、さらに滞在費が支給されるまでの生活費も要るからと思って、当面の軍資金を多めに3000ユーロばかり両替して渡航しました。念のため肌身離さず持ち歩いていましたが、これで多少減って一安心。3000ユーロって、40万円だと思うと持ち歩くのも怖いですが、外貨にすると不思議と感覚が麻痺して平気になります。

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2009年3月13日 (金曜日)

しとしと・からから

ブレーメンに到着した日曜の夜だけは晴れていたけれど、月曜から木曜までは小雨が降ったり止んだり、はっきりしない天気。この季節はこんなものだそうです。今日はじめてちゃんと晴れました。

不思議なことに、こんなぐずついた天気なのに、部屋の中は乾燥しています。濡れた服や、シャワーで使ったタオルもすぐに乾きます。これには困ったこともあって、朝起きると喉が渇いていたり、顔の肌がカサカサになっています。

すぐ乾くせいか、みんな小雨程度なら傘を差しません。コートを着て濡れていきます。

ブレーメンの天気 - 日本気象協会 tenki.jp
Yahoo! Wetter - Bremen (Stadt)

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2009年3月12日 (木曜日)

若田飛行士 延期

打上予定時刻が、こちらの時間で朝2時くらいだったので、ネット中継はあきらめて寝ていました。
朝起きてニュースを読んで、延期を知りました。九大でも、教室に集まって中継を見ながら応援する企画を立てているけれど、今日はおあずけ。

「3月から、3ヶ月間長期滞在」という点に、親近感を感じます。(こじつけ)

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仕事用Linux機に、デブリ環境モデルMASTER-2005をインストール。

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午後、ZARM前に並んでいる旗の列が、半旗になっているのに気が付きました。
何だろう?昨日ドイツ南部であった銃乱射事件の追悼だろうか?

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2009年3月11日 (水曜日)

アパート(2)

もう1件の候補を見に行きました。大学から見てAltstadt(旧市街)の反対側、Neustadt(新市街)地区。

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昨日のに比べて安いし、周りに店も多くて便利そうだけど、インターネットが使えないのが×。路面電車は、観光地であるAltstadtを通過するときはのろのろ運転で、しかもHbf.(中央駅)前で一回乗り換えて、大学まで30分かかるというのも、ちょっと遠いなあ。

同行してもらったDanielにも、「今回の滞在は短期だから、費用より時間を節約したいんだ。それに、昨日の物件は高いようでも、たかが3ヶ月と思えば、家賃の差×3はそんなに大きくならないさ。」と説明すると、そりゃそうだという顔で納得してくれました。

大学に戻ってから、昨日の大家さんに電話。土曜日には入居できることになりました。

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2009年3月10日 (火曜日)

アパート(1)

アパートの選定中。
仲介業者のサイトで物件の詳細情報を見ると、埋め込みのGoogle Mapで、だいたいの位置が表示されるのだけれど、土地勘がないのでよく分からない。交通の便は?治安は?
これもDanielに助けてもらって、よさそうな物件をいくつか選んで、ネットから「照会申込」…しばらくすると業者からメールで、大家さんの連絡先が教えられます。ほとんどがFrau(奥様)なんですね。そこで、またDanielに頼んで電話してもらいます。聞いてみると、「6ヶ月以上じゃなきゃだめ」という物件もあったりして、候補が絞られます。こんな手順を繰り返し、今日はそのうちの1件にアポをとって見に行きました。

大学と中央駅の間にある、Schwachhausen地区。閑静な高級住宅街らしい。19世紀に建てられたというお屋敷の一室。中は近代的にリフォームしてあります。ちょっと高めだけど、なかなかよさそう。


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2009年3月 9日 (月曜日)

ZARM初日

朝は6時ごろ目が覚めました。
・・・日本時間なら午後 まあ、ちょうどいいや。

昨夜は疲れてすぐ寝たので、朝シャワーを浴びました。
あ、シャンプー忘れた。未開封のを1個用意していたのに。
シャワーの止め方が分からなくて、しばらく悪戦苦闘しました。ひとつしかないハンドルを捻ったり押したり引いたり。実は、押すと出て、放置すれば一定時間で止まるものでした。焦って、いろいろいじっていたから止まらなかったのでした。

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今回の招聘で、私を世話してくれるのはDaniel。私と同じくらいか、少し若いかも。
昨日も空港まで迎えに来てくれたり、今日もいろいろ教えてくれて、ほんとうに親切な人です。

今日はまずZARM内を案内してもらいました。
我々の部屋があるのは、ZARM II(2号館)。中央に吹抜けの広い実験室があり、それを囲むようにコの字型の建物になっています。コピー室や図書室、FAXの使い方を教えてもらいました。
次にZARM I(1号館)、中央のFallturm(落下塔)を囲んでコの字型の建物です。120mの落下塔の上にも案内してもらいました。エレベータの表示がこの高さで「3階」というのも妙な感じ。塔の上に行くと風で揺れているのが分かります。塔はコンクリートの外壁と、鋼鉄の落下管の2重構造で、実験時には管の中は真空にされます。外壁は風の影響で揺れますが、落下管は風の影響を受けずに、静止しているので質の高い微小重力実験ができるわけです。ほんとうは外壁が揺れているのだけれど、建物内で見ると相対的に落下管が揺れているように見えます。
塔の上、落下装置の上の階がVIP用の展望バー。ここまで水を押し上げるのに超強力なポンプが必要だとか。
バーの上、最上階が展望台。今日はあいにくの天気で、近くしか見えませんでした。
(写真は計画初期の模型。観光用の昇降展望台も構想されていた。)

仕事用のPCを用意してもらいました。
OSはLinuxのopenSUSE、アプリもOpenOffice.org、ドイツらしい。

はじめに置いてあったキーボードがドイツ仕様で、ウムラウトの文字があったり、YとZの配置が逆だったりします。在庫にUSキーボードは無くて、JIS配列に近いUKキーボードに換えてもらいました。


Mensa(学食)のカードをもらい、今日のランチに案内してもらいました。
まずは手頃なEssen 1(定食1)安いし、味もまずまず。

午後から、私が参加するFirst LookプロジェクトのリーダーIvankaさんを交え、研究テーマについてミーティング。

H. Rath所長にもご挨拶できました。所長の画集の本をいただきました。

なんか、一昨年、うちの研究室からZARMに留学した学生と同じ道を辿っています。

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習慣について

Danielに、帰りがてら近くのスーパーまで案内してもらいました。近くと言っても大学からStraßenbahn(路面電車)で数駅。そこでDanielとバイバイ。
レジを済ませた後、「あ、買い物袋がないや」と気づき、英語と手振りで袋の追加を頼む。10セント。ドイツは環境意識が高いのです。

ドイツのシリンダー錠は、2回転するので、今日は慣れずに入口でもがくこと、しばしば。

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到着

ZARMに到着しました。自宅からドアtoドアで約25時間。

アパートが決まるまで、落下塔に隣接する建物内、研究者用の宿泊室に仮に泊めてもらっています。


写真は室内にあった絵。サインを見ると H. Rath 所長の作品らしい。
絵の随所にZARMを象徴するキーワードがちりばめられています。
落下塔,ゼロG,微小重力,マランゴニ,流体力学,燃焼,宇宙技術…

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2009年3月 8日 (日曜日)

福岡→ブレーメン

では、ブレーメンに行って来ます

妻からは「間違って、音楽隊にならないでね」と、茶化されます。

JAL3052 福岡 07:20 → 成田 08:55
JAL411 成田 12:00 → Amsterdam 16:15 (現地時間,時差8時間)
KLM1761 Amsterdam 20:45 → Bremen 21:50

-----追記
福岡空港では意外に手続きに時間がかかって、ぎりぎり搭乗。
成田空港で偶然、ISASのY先生に会う。アムステルダムまで同じ便。
座席はプレミアムエコノミー。通常のエコノミーより快適なシートです。電源もついているので、パソコンで某研究費公募の計画書を書きました。空港サービスもいろいろ着いていたみたいだけれど、知らなかったので利用せず。



写真は成田からのJAL411便 B777-200型機

AmsterdamからBremenへは、ターボプロップのFokker 50型機でした。

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2009年3月 7日 (土曜日)

荷造り

本日、一日がかりで荷造り。

惨状

渡航先での研究のために、持っていきたい参考書が多くて、本だけで7kgありました。それでも一昔前の人にくらべたら、辞書は電子辞書だし、資料はパソコンに収まっているし、オンラインで見られる資料も増えたし・・・格段に楽になったのでしょう。

カメラは重い一眼レフ(1020万画素)をあきらめ、すこし古いコンパクト機(320万画素)と、携帯(200画素)で十分だろうと妥協しました。

衣類や雑貨などは、現地で買い足せばよいので、最小限にしました。

それでも若干、スーツケースに収まらなかったので、小さい鞄を追加。
帰国するときには、向こうで買ったものが増えているけれど、本や衣類は別送できるだろうから、なんとかなるでしょう。

完了

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2009年3月 6日 (金曜日)

ZARM

いままで、思わせぶりに伏線を投下していましたが、白状します。
来週から↓ここに長期出張です。

大きな地図で見る
ロケットのような落下塔がシンボル

ドイツ、ブレーメン大学附設のZARM (Zentrum für Angewandte Raumfahrttechnologie und Mikrogravitation) です。
 英語名称:Center of Applied Space Technology and Microgravity
 和訳:応用宇宙技術と微小重力の研究所 (とでも言うのかな)

今週はじめまで、事務手続きに難渋していて、行けるかどうか予断を許さなかったので、なかなか公言できずにいました。帰国は6月の予定です。


-----これまでの伏線-----
1月10日 ヨーロッパで使えるGSM対応携帯に機種変更
1月15日 パスポートを更新
2月20日 電子辞書にドイツ語カードをつけて購入
3月3日 Thunderbirdアドオンの世界時計

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2009年3月 3日 (火曜日)

FoxClocks

海外とメールのやりとりをすることが増えたので、Thunderbirdのアドインで、世界各地の時刻を表示する"FoxClocks"を入れてみました。

ステータスバーに表示させると、こんな感じ。

FoxClocks 公式ページ
Thunderbird サイト内の紹介

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2009年3月 2日 (月曜日)

九大・伊都キャンパスの風物詩


うちの実験室の裏にて。流れ弾に注意。

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2009年3月 1日 (日曜日)

きかんしゃドゴス・ギア

BS11で放送中のZガンダム、録画していたのをちょっと遅れて見ています。

第21話「ゼータの鼓動」から舞台は宇宙へ。
息子と見てに見せていたら、宇宙空間のシーンで
「たいよーけー」・・・うーん、ちょっと違うけど、まあいいか。

次に、敵の拠点の描写で、突然「きかんしゃ!」と言い放った。
描かれていたのは、スペースコロニーと宇宙戦艦。そのときは、円筒形のコロニーのほうが、機関車っぽく見えたのだろうと思いました。

しかし、次の第22話「シロッコの眼」で、戦艦「ドゴス・ギア」が単独で描かれ、ずごごごと進むシーンでも「きかんしゃ!」だったので、どうやら宇宙戦艦のことを言っていたようです。形より音のせい?

この機会に「うちゅうせん」だよ、と教えましたが、まだ定着はしていない様子。

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確定申告

確定申告に行ってきました。

西福岡税務署の署外申告会場である、福岡タワーホール。
今日は特別に日曜でもやっている日なので、混雑を覚悟していましたが、思ったより並ばずに、申告ができました。


これから行く人へ。
駐車場は、申告会場のもの(2時間まで300円)より、隣の区画のAIビルのもの(100円/50分)がお勧めです。

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