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2008年10月28日 (火曜日)

Kagakukenkyuhi-Hojokin

科学研究費補助金(科研費)の計画調書、締切日になんとか提出。

日本語を解さない上司のぶんの申請は、研究室スタッフらで補助しているのですが、やってみて科研費システムの日本語依存性を実感しました。

参考リンク
日本学術振興会科学研究費補助金
 (公募要領や様式書はここからダウンロード)
Grants-in-Aid for Scientific Research
 (その英語版サイト)
日本学術振興会 電子申請のご案内>科学研究費補助金事業
 (日本語のみ)

  • まず、科研費ウェブサイトの英語版のコンテンツが貧弱。
  • 公募要領の英語版は9月に公開されたので、まずまずですが、様式書の英語版の公開は、締め切り間際の10月半ば。
  • 英語版では、「研究分担者」も「連携研究者」も訳は"Co-Investigator"で同じ。予算を配分できるか否かといった違いがあると、上司に説明はしたものの、混乱しまくりでした。
  • 申請は、電子申請のサイトで、必要事項を入力してから、様式書に入力して作った計画調書(WordまたはPDF形式)をアップロードするのですが、画面はすべて日本語。英語版の操作説明書がありますが、日本語画面のスクリーンショットに、「このボタンは何、このフォームは何」と英語で説明がついたもの。日本語が分からない者には、文字を図形的に認識・比較して対応をとらないといけない。
  • 研究課題名や、研究者の氏名は全角文字で入力しなければならない。英字でも全角で。名前にはフリガナ。つまり日本語入力もできないといけない。
  • 研究課題名は全角40文字以内。日本語なら十分ですが、英語だとすぐに40文字をオーバーしてしまう。上司の申請も、英語の課題名をかなり簡略化して、なんとか全角英字で40文字以内に収めました。

日本人にすら難しい科研費のシステム。外国人には独力では無理です。

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