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某組織の活動から出てきたアイデアを、特許出願しようということになり、付け焼き刃的に勉強を始めました。
大学の知財本部に問い合わせたり、 まずは初心者向けの本を買ったり。 (Amazonの中古で750円でした)→
こんな話題をすると、アマサイさんに笑われそうですが、大学で航空宇宙系の研究者って、他の産業分野(機械・電気・化学など)の者に比べて、特許に疎いんじゃないかと思います。商品化しにくいし、ビジネスになると思ってないからかなぁ。
・・・はい、言い訳です。こんなことじゃいけません。
2008年5月24日 (土曜日) 日記・コラム・つぶやき | 固定リンク Tweet
研究者が特許に詳しくなくてもいいように、知財部門があるのではないのでしょうか。 一人で全部できた方が有利でしょうけど、組織では分業で十分では。 連携するのに支障があるほど無知では困るのでしょうけど、だからといって独学というのも変な気もします。特に大学として知財確保を推進するなら。
本当は、研究成果は発表前(あるいは発表後半年以内)に知財部門が目を通して権利化できるかどうか検討する、というのが必要でしょう。研究目的が商業利用と掛け離れているからといって、出てくる技術が商業的価値がないとは限らないので、先入観なしに第三者が評価する必要があると思います。
投稿: おーの | 2008年5月25日 (日曜日) 12:43
いや、別に笑ったりしないですよ。確かに航空宇宙なんて商売にならないから、特許出願してもね、とお考えになる先生は多いでしょうね。でも最近は、宇宙ビジネスとよく聞きますから、特許出願は無駄ではないでしょう(世界大学ランキングには特許権取得数も考慮してるみたいですよ)。それには、外国出願もするべきなんですが。それは、某組織さんとご相談なさって下さい。
>研究者が特許に詳しくなくてもいいように、 >知財部門があるのではないのでしょうか。 ある程度、研究者の方にも勉強していただく必要があります。企業でも「論文ではこんなことは書かない」とだだをこねる院卒のお兄ちゃんが居て困ります(きっちり私が教育しましたからまともな発明者に成長しました。私のおかげでしょ、S君)。どのような技術で特許を取りたいのか、というのをクリアにするのが一番大事ですね。知財担当者とよく話し合ってみてください。
いい権利が取れるといいですね。
投稿: アマサイ | 2008年5月26日 (月曜日) 17:59
おーのさん、アマサイさん、コメントありがとうございます。
周りに背中を押されての特許申請です。 だからスタート時点でまるで無知。お恥ずかしい。
確かに専門的なことは大学の知財本部に相談して進めるのですが、自分も特許の基礎くらいは知っておかないと、何を相談してよいかも分からないし、自分の考えを専門家に伝えられないように思うので。
たとえビジネスにならなくとも、特許は論文とならんで業績評価の対象となるし、がんばります。
投稿: ごんざぶろう | 2008年5月28日 (水曜日) 00:21
> ある程度、研究者の方にも勉強していただく必要があります。 だからこそ、独学にまかせるのではなく、知財部門が、研究者でも知っておくべき知財知識の講習会とかをしないのですか、という問題提起したつもりなのですが。
そうでないと、開発にも関わって手を動かして、書類書きも手伝わされたのに、発明者はボスだけ、ということになったりしますし(実体験)。
投稿: おーの | 2008年5月29日 (木曜日) 23:03
講習会は年に一度くらい開かれているようです。 ここで「…ようです」っていうくらい、いままで特許に関心が低かったことを、今さら反省している次第。
投稿: ごんざぶろう | 2008年6月 4日 (水曜日) 01:21
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研究者が特許に詳しくなくてもいいように、知財部門があるのではないのでしょうか。
一人で全部できた方が有利でしょうけど、組織では分業で十分では。
連携するのに支障があるほど無知では困るのでしょうけど、だからといって独学というのも変な気もします。特に大学として知財確保を推進するなら。
本当は、研究成果は発表前(あるいは発表後半年以内)に知財部門が目を通して権利化できるかどうか検討する、というのが必要でしょう。研究目的が商業利用と掛け離れているからといって、出てくる技術が商業的価値がないとは限らないので、先入観なしに第三者が評価する必要があると思います。
投稿: おーの | 2008年5月25日 (日曜日) 12:43
いや、別に笑ったりしないですよ。確かに航空宇宙なんて商売にならないから、特許出願してもね、とお考えになる先生は多いでしょうね。でも最近は、宇宙ビジネスとよく聞きますから、特許出願は無駄ではないでしょう(世界大学ランキングには特許権取得数も考慮してるみたいですよ)。それには、外国出願もするべきなんですが。それは、某組織さんとご相談なさって下さい。
>研究者が特許に詳しくなくてもいいように、
>知財部門があるのではないのでしょうか。
ある程度、研究者の方にも勉強していただく必要があります。企業でも「論文ではこんなことは書かない」とだだをこねる院卒のお兄ちゃんが居て困ります(きっちり私が教育しましたからまともな発明者に成長しました。私のおかげでしょ、S君)。どのような技術で特許を取りたいのか、というのをクリアにするのが一番大事ですね。知財担当者とよく話し合ってみてください。
いい権利が取れるといいですね。
投稿: アマサイ | 2008年5月26日 (月曜日) 17:59
おーのさん、アマサイさん、コメントありがとうございます。
周りに背中を押されての特許申請です。
だからスタート時点でまるで無知。お恥ずかしい。
確かに専門的なことは大学の知財本部に相談して進めるのですが、自分も特許の基礎くらいは知っておかないと、何を相談してよいかも分からないし、自分の考えを専門家に伝えられないように思うので。
たとえビジネスにならなくとも、特許は論文とならんで業績評価の対象となるし、がんばります。
投稿: ごんざぶろう | 2008年5月28日 (水曜日) 00:21
> ある程度、研究者の方にも勉強していただく必要があります。
だからこそ、独学にまかせるのではなく、知財部門が、研究者でも知っておくべき知財知識の講習会とかをしないのですか、という問題提起したつもりなのですが。
そうでないと、開発にも関わって手を動かして、書類書きも手伝わされたのに、発明者はボスだけ、ということになったりしますし(実体験)。
投稿: おーの | 2008年5月29日 (木曜日) 23:03
講習会は年に一度くらい開かれているようです。
ここで「…ようです」っていうくらい、いままで特許に関心が低かったことを、今さら反省している次第。
投稿: ごんざぶろう | 2008年6月 4日 (水曜日) 01:21