日米の古典SF宇宙船
もはや古典的と言える日米の代表的SF宇宙船がオンエア中
【その1】スタートレック@NHK-BS2
土曜の深夜(日曜未明)にやっています。
http://www3.nhk.or.jp/kaigai/startrek/
ファーストシリーズです。登場人物が若い!
デジタルリマスター版ということで、とくにエンタープライズ号外観や天体の映像が最近のCGになっていて美しい。
私はトレッキーでもないので、実はこのファーストシリーズ、見るのは初めて。(私が生まれる前だし)
私のスタートレック初見は、登場人物が中年になっている映画版から。
テーマ曲も「アメリカ横断ウルトラクイズ」のほうで知りました。実は、今回の放送を見て、それがスタートレックのものだったと知った次第。
大学院の修士課程のころ、Macintoshのスクリーンセーバーの定番「AfterDark」で、スタートレックのモジュールが発売されました。当時の研究室の助手さんの趣味だったのだろうか、研究室のMacに入れてくれて、それでなんとなく登場人物やメカを知りました。ただ元ネタを知らず、今回TVで見て、「ああ、あのAfterDarkで出てきた奇妙な飛行物体はこれだったのか!」と思うこと多数。
テレビシリーズを続けて見たのは、博士課程のころ深夜にやっていた第2シリーズ「TNG」。(ハゲるなら、ピカード艦長のような格好いいハゲになりたいと思う)
スタートレックは昨今のSF映画と違って、戦闘シーンは意外なほど少ないです。まあ、40年前の技術的な制限や、TVシリーズとしての特撮コストの問題もあったでしょう。ほとんどが、エンタープライズ号船内のセットで話が進みますので、SFという器を使った人間ドラマになります。それでかえって、今になって特撮部分が陳腐になっても、ストーリーは色あせないでいられるのでしょう。
【その2】宇宙戦艦ヤマト@RKB毎日放送
福岡ローカルです。月曜の深夜(火曜未明)にやっています。
第一作、なにもかもがなつかしい!(by 沖田)
いま太陽系を出た直後。第11話でデスラー機雷の話です。
地球滅亡の日まであと311日。
四才の頃に、断片的だけど、本放送を見たのを覚えています。
小学二年のとき再放送があり、ほぼ全編とおして見ることができました。
以後、当時の少年の常識としてハマります。
ISASメールマガジン第163号(2007年10月30日)で、曽根理嗣さんのエッセイ中「僕が幼かった頃、地球はガミラスと戦っていました。」という表現に、共感しまくりです。
ところで、トリビアの泉で知ったのだけれど、ガミラス人も当初は肌色。今日の放送から肌が青くなりました。
ウィキペディアの「波動砲」の考察を読んで一理あると思ったのが、初期シリーズにみられた波動砲の使用に対する畏怖の描写は、当時の世相として最終兵器つまり核兵器への恐れを反映しているという説明。たしかに第一作では、滅多に撃ちません。ドメルとの決戦の時でさえ使いません。(使えなくされたのだけど)
また、後世の多くのアニメやゲームで、強力な武器や技を使うのに「溜め」が必要で、その前後は無防備になるという描写も、波動砲が元祖だという。たしかに。
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