種子島旅行3日目(打上)
いよいよ、H-IIA 13号機,かぐや(SELENE)打上の日です。
種子島でのロケット打上見学は今回が初めてなので、見学者の出足がどのくらいなのか予測がつきません。
ロケット打上見学のガイドブックと言える「宇宙へのパスポート」シリーズでも、打上の瞬間については公式取材席からの視点で描かれているので、一般の見学席の様子がわかりませんでした。1年前にM-V最終号機の打上を見たときは、狭い内之浦に推定一万人(車5000台)が集まったそうで、打上6時間前の午前0時には満員でした。そこで十分余裕をみて、朝5時半に宿舎を出て、6時に長谷展望公園に入りました。結果的には早すぎてまだガラガラ、あっさり最前列に陣取りました。打上まで4時間半、学生たちは大富豪で時間つぶし。
しまった、帽子を宿舎に忘れて来た。
朝は涼しかったけど、次第に日差しが強くなり、髪が薄くなった頭頂部の地肌へさらにダメージ。
打上の1時間前くらいでしたか、NHK-TVの取材に捕まりました。
SELENEの愛称に応募したということで私と、元気の良い学生という指名でKKKさん、「かぐや」への期待を語りました。大勢に取材しているので、採用されるかどうか分からないけど、11月頃に予定している特番のための取材だそうです。グレーのISAS(M-V)Tシャツを着ている人物が写っていたら私です。
吉信射場の西側に位置する長谷展望公園からだと、射点との間に組立棟(VAB)があり、打ち上げ前のロケットは向かって右半分隠れています。打ち上げ後、東へ向かうロケットは上昇した後、奥の方へ飛んで行くように見えます。今回は午前の打上だったので、長谷から見るとロケットは逆光でグレーっぽく写ります。
南側の竹崎から撮影された、公式映像や報道写真のように、機体のオレンジ色やロゴマークははっきり見えません。
動画もYouTubeで公開しています(前夜のロールアウトからです)
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打ち上げは無事に成功。町に戻ると、町中の「成功祈願」の垂れ幕、横断幕、幟などが「成功おめでとう」に取り替えられているところでした。
安心して、午後は千座の岩屋に海水浴に行きました。
出発直前の天気予報では天気が悪そうだったので、私はいちど荷物に入れた海パンを、出してしまいました。今回はひざまでつかるだけにして、遊ぶ学生たちのスナップ撮影に専念。
ここでも日焼け。
海水浴の後、河内温泉センターへ。3日目にしてやっと温泉に入れた。
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