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2007年5月17日 (木曜日)

電子レンジの寿命

うちのオーブンレンジが故障しました。
日立ククレット MRO-NF10(1991年後期製)
型番にも現れていますが、「ニューロ・ファジー」が流行した時代のものです。
資料がないので分かりませんが、威容からして、当時の上級機ではないかと思います。

妻の実家で温存されていたこれを、結婚を機に譲り受けたのが1997年秋。
ずっと使われていなかったせいか、移送後すぐに電源が入らないという故障があり、いきなり修理。

その後すぐ、私が結婚前から持っていた小型の電子レンジが故障しました。1987年製(9年半使用)です。家電品は「買い換えを検討すると故障する」「新機種に嫉妬して故障する」というジンクスがありますが、そんな感じでした。ククレットが来てからは、この電子レンジはトースター機能だけで使われていたのですが、この時点で廃棄しし、安いトースターに買い換えました。

それから今までククレットのほうは順調。しかしもう一つのジンクス「家電の寿命10年説」に引っかかったみたいです。製造からは15年半ですが、本格使用開始からまさに10年半。
一昨日、夕食を温めようとしたら「F58」とエラーコードが表示されて、以後の操作を一切受け付けなくなりました。プラグを抜き差してリセットできましたが、やはり温め始めると同じエラー。説明書を見てもF58の説明は載っていません。その代わり「補修用性能部品の最低保有期間は、製造打切後8年です。」との文言を見つけてしまいました。

翌日、日立のサービスセンターに電話し、修理の問い合わせをしました。そして今日、福岡のサポート担当者から返答がありました。「F58はマグネトロン(マイクロ波を発生する心臓部)またはその周辺回路の故障ですが、もう補修部品がありません。修理に伺っても出張料がかかるだけで、修理不能ですから、買い換えをご検討されることを勧めます。」と率直な回答をいただきました。それは説明書で読んで覚悟していました。

というわけで買い換えです。いまだと流行りは、脂や塩分を落とせるスチーム付きのモデルですね。
シャープのヘルシオが人気っぽいので気になっています。

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