「沈黙のフライバイ」読了
「沈黙のフライバイ」を、連休の帰省の飛行機内で読みました。
5編からなる近未来SFの短編集です。そのうちいくつかは実在の研究者をモデルとした人物が登場するので、知っている人には感情移入しやすいかも。そうでない人には「内輪受け」に感じるかな?いや、そもそも気付かず、架空の人物と思うだけか。
どの作品も、現在進行中または構想中のプロジェクトをバックグラウンドとして、それらが発展した未来を舞台にしているので、読んでいると実現しそうな気にさせられます。
特に最後に収録されている「大風呂敷と蜘蛛の糸」は大学の宇宙開発が舞台なので、親近感いだきまくり。CAMUIロケットやCANSATが宇宙を目指します。指導教官のモデルは東大の中須賀先生。主人公の女子大生は、特定のモデルがいるのかわかりませんが、UNISECでお会いした快活なロケットガールズを足し合わせたキャラクターを想像して読みました。
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