「マン・マシンの昭和伝説」読了
前間孝則 著
「マン・マシンの昭和伝説 ―航空機から自動車へ」
講談社文庫 上・下巻
中村良夫氏(中島飛行機→本田技研)
中川良一氏(中島飛行機→プリンス→日産)
長谷川龍雄氏(立川飛行機→トヨタ)
この3人の技術者を軸に、戦前・戦中のいびつに突出した航空技術から、戦後の自動車産業の隆盛へと至る、人間と機械の物語が、膨大な関係者へのインタビューや文献に基づいて語られています。
この文庫版は1996年刊行ですが、もとのハードカバーは1993年刊です。そのためバブルの終焉期に、当時の自動車産業が抱える問題を提起したところで終わっています。バブルのきっかけとなった膨大な貿易黒字、商業化のゆきすぎたF1、環境問題など。
就職する少し前か、直後かに買って、長らく「積ん読」
東京にいた頃は、電車の中でよく文庫本を読んでいたものだけど、こちらで車通勤になったら、あまり本を読まなくなってしまいました。他にも「積ん読」がたくさん。
今のライフスタイルでは、上京時に飛行機の中で読むことが多いかな。
この本も3年くらい前にいちど読み始めて冒頭100ページくらいで中断。この夏くらいから再開したけれど、忘れているので初めから読み直し。ようやく読み終えました。長かった。
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