DQN命名
今時の子供の名前は読めない。わざと読めないように漢字を選んでいるとしか思えない。あと10年もすれば、そんな世代が大学に入ってくるかと思うと恐ろしい。(そのころには読めないのが普通で、学務書類もふりがなつきが標準になって、心配いらないのかもしれない。)
と、日頃から思っていましたが、目が点になるサイトをみつけました。
DQNネーム(子供の名前@あー勘違い・子供がカワイソ)
2chで投稿されたDQNネームがデータベース化されて、それらのDQN度が投票されているのですが、ひどい、ひどすぎる。(ネタも含まれている可能性がありますが)
悪魔くんなんて序の口でした。子供にこんな名前を付ける親がいるなんて。
(よいこは、つづきを読まないでください)
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やたら難しい字を使った、「夜露死苦」系は、ましな方と思う。
食べ物系の名前、最近多いと思う。
→「ここあ」「しょこら」 など(漢字は当て字でいろいろ)
ペットにならつけるけど、人間にはいかがなものか。
子供をペットのような所有物と捉えているのかもしれない。
アニメキャラ(人間以外)の名前
→「ハム太郎くん」「ぴかちゅうくん」 ふざけるな。
女の子に「翁(おきな)ちゃん」って、なぜあえてその字を使う?
響きだけでなくて漢字も意味考えろ、辞書引けよ。
とくにかわいそうなのは、恥ずかしい用語と同音の名前。
思春期に周囲の悪ガキが気が付いて、いじめられる前に、一刻も早く改名すべし。
→「あなるちゃん(女)」「せふれちゃん(女)」「ほとちゃん(女)」「まらちゃん(女)」「ぶらくん(男)」「らびあくん(男)」
親が純真で知らなかったのだろう。俗語・卑語は辞書にも載っていないものも多く、本当に純真で知らないと避けるのは難しいだろう。周囲に教えてやるような人はいなかったのか。周囲の人は気が付いてもそういう言葉を知っているのが恥ずかしくて教えるのを躊躇してしまったのか。
多少の恥を忍んで言えば、自分はこれらの語を避けられるくらいには俗語を知っていて、よかったと思う。
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そのサイトの投稿意見で、同感とおもったもの抜粋。
たまごくらぶの付録の命名本って痛い名前ばっかり。こんなに変な名前ばっかりの世の中って。たまごくらぶの責任は重いと思うぞ。
妊娠する → 育児雑誌とか最近の名付け本とか生まれました欄とか見る → 個性的な名付けがゾロゾロ → 今はこういう名前が普通か~ふーむ → 見続けているうちに感覚麻痺 → 気づけば自分もそういう系統の名付け案をゾロゾロと……というパターンかと思われ。というか私がそうだった(私は旦那の冷静な一言で白紙に戻しましたが…)。
平凡な名前は、そういうコーナーに採用されないからね。DQN名の拡大再生産。
新聞の引用らしい記事
凝った名前を付ける親は児童虐待しやすい――。盛岡市で二十日開かれた児童虐待問題特別研修会で、大阪大学の西沢哲・助教授(大学院人間科学研究科)が保健師ら約百三十人を前に講演し、ユニークな持論を披露した。
西沢助教授は、セラピストとしての豊富な実務経験を基に講演した。その中で、西沢助教授は「凝った名前には、子供を支配したいという気持ちが出ている」と指摘し、子育てがうまくいかないと、怒りが子供に向けられがちな背景を説明。さらに「凝った名前に横やりを入れる人が周囲におらず、虐待のストッパー(歯止め役)がいないことの現れ」などと実例を交えながら説明した。また、西沢助教授は「最近は、まるで暴走族のチーム名のような当て字の名も多いが、名付けという行為一つにも家庭の様子が見て取れる」と話した。
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DQN命名する親は、子どもを「こう呼びたい」だけしか考えていない。
もし、自分が一生そう呼ばれると想像し、耐えられるか考えてみるとよい。
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コメント
最近、ニュースになった稀星ちゃん問題のせいか「DQNネーム」「痛い名前」などで検索して来られる方が増えました。
DQNネームのサイト名とURLが、しばらく前に変更になっていたのですが、この際に上記記事をそれに合わせて修正しました。
なお、9月初頭からDQNネームのサイトに異常があるようです。「他の方が書き込み中です。しばらくお待ちください。」の表示が出て、閲覧に支障があります。しつこくリロードすると、ごくまれに表示されます。深夜でもそうなるので、混んでいる訳ではないと思いますが・・・。
投稿: ごんざぶろう | 2007年9月 6日 (木曜日) 13:37