宇科連(展示について)
今回の展示の比率はおよそ
JAXA | 4割 |
IHIグループ | 2割 |
三菱電機グループ | 1割 |
NICT | 1割 |
大学 | 2割 |
→詳細な内訳はこちら
IHIからの出展協力ありがとう
実行委員のうちIHIのかたが熱心に会社を説き伏せ、展示物を集めてくださいました。聞くところによると、
委員「M重工もK重工も出す予定ですよ!」(多少ハッタリ)
広報担当者「なに、M。じゃあ出さないわけにはいかんな。」
と、何かにつけM社にライバル心を燃やす自社のプライドをくすぐったらしい。確かにその時点ではMもKも出展すると思われたのですが、結局は両者とも出展せず、企業展示はIHIの一人勝ち。
GXロケットは今、厳しい局面を迎えているところですが、あれがポシャると、M-V後継機ができるまで、日本は小型~中型の打上手段を失う空白期間ができますから、応援したいところです。
ロケット模型の大きさ
展示されていたロケット模型の大きさの順が、
M-V (1/10) > GX (1/20) > CAMUI (1/2)
> 九工大 (実物) ≒ H-IIA (1/25)
こんな感じ。あるJAXA(旧NASDA側)の人が、
「M-VはおろかCAMUIより小さいなんて…」と嘆いていたと聞きました。
それぞれスケールも違うし、H-IIAのはカットモデルで中が光ったり、解説ビデオの液晶モニタも付属した、高度な模型なので、何らひけをとるものではないのですが、そうは言っても大きさが視覚に訴える力を実感しました。しかもM-Vと並んでいたせいで、相対的に小さく見せてしまいました。
戦利品
JAXA宇宙教育センターでは、お土産を配布していました。そのJAXA封筒の中身は、宇宙教育センターのパンフレット類、書籍「宇宙年鑑2006」(定価1580円)、JAXAロゴ入りネックストラップ。宇宙年鑑はすでに自分で買っていたので、これは実家にでもあげて、甥っ子に宇宙教育しよう。
IHIのブースからは、ロゴ入りLEDペンライトと、GXのプロモーションDVD(会場の大画面でながれていたものと同じ)をいただきました。
「はやぶさ」のブースからは、イトカワのポスターをいただきました。
(→JPEG版, PDF版)
1/1000 はやぶさ
イトカワの1/1000モデルで、噂には聞いていたのですが、ミューゼスの海に着地している約1mm角の物体を確認しました。
今回はコンパクトデジカメしか持って行ってなかったので、接写で苦労していたら、山川先生に見つかり、「接写しすぎ!」と笑われました。なかなかピントが合わずに、何度も半押しをしていただけだったのですが・・・。
それでも、ピントがぼけてしまいました。
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コメント
この記事、IHIの人の目に留まり、社内で回覧されたそうです。
投稿: ごんざぶろう | 2007年1月15日 (月曜日) 01:17