宇科連(2日目)
午前中はパネルディスカッション「我が国の有人宇宙活動をどう進めるか」を聴講。これはこの春の航空宇宙学会の年会で行われた、ほぼ同タイトルのパネルディスカッションの仕切り直しです。前回は、各パネリストの個別プレゼンだけで時間を使い切ってしまい、パネリスト同士の討論はもちろん、会場の意見も聞けずに終わってしまったのだそうです。コーディネータの久保田先生がそのことを悔やまれていて、今回の再企画となったわけです。
あるパネリストが苦言を呈されたように、この話題ではいつものことながら今回も「どう進めるか」にたどり着かず「なぜ」という意義論で終わってしまったことは否めませんが、まずまず本音を言い合えたディスカッションになっていたと思います。このセッションは、一般市民にも公開でしたが、平日の午前なので一般客はごくわずかだったのが残念でした。
午後は会場係のとりまとめ係、とくにトラブルが無ければ仕事無し。居場所さえ明らかにしておけば自由に見ていてよし。自分たちに関係のあるオーガナイズドセッションの「地域・大学発の宇宙開発」を聴講していました。
午後の後半は、会場をリーガロイヤルホテルに移して、JTBの宇宙旅行の特別講演。これも一般公開で楽しい内容でした。
ひき続いてホテルで懇親会。事前アナウンスしていた定員は先着100名でしたが、実際は定員で締め切ることはせず150名くらい来て頂けました。しかも予想より若者が多く、料理がすぐ無くなってしまい、追加料理も出しましたが足りません。誤算ではありますが、まあ、参加者が多いことはいいことです。それに、時間も早めだったことだし、食べ/飲み足りない皆さんは、きっと二次会に出かけて、北九州市の助役の挨拶にもあったように、市の経済に貢献してくれたことでしょう。(北九州市からは多大なる補助を受けているので、相応の還元しないと申し訳ないのです。)
我々も「板くら」で二次会。
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コメント
このへんの前後の記事で使われている写真、日本航空宇宙学会誌での宇科連報告でも使われる予定。
投稿: ごんざぶろう | 2007年1月15日 (月曜日) 01:20