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2006年9月の21件の記事

2006年9月30日 (土曜日)

YS-11引退

国産旅客機YS-11が惜しまれながら引退しました。

私は生まれて初めて乗った飛行機がYS-11でした。それは1991年の3月に、航空学科の3年生春休みの見学旅行で、中部・阪神地区のメーカー群→内之浦のISAS→種子島のNASDA、と見る行程で、鹿児島~種子島の往復でJACのYS-11を利用しました。

YS-11への搭乗はそれ一回きりで、よい記念になりました。

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この引退に合わせ、8月から9月にかけて、YS-11の本が多数出版されています。

 

 

→そのほかYS-11の商品を検索する

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私が持っているYS-11の本は以下の2冊。

 

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おはぎ

Before
20060930ohagi1

After
20060930ohagi2


お彼岸に作り損ねて、一週間遅れ。

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2006年9月28日 (木曜日)

学生実験レポートの採点

一年分の学生実験のレポートを採点しました。

3年生後期の「ランデブーのシミュレーション」の、レポート表紙で「シュミレーション」となっているのが、32人中9人。毎年のことながらあまりに多いので、この実験解説のウェブページに注意書きもしておいたのに、まだこの多さ。
(こんな本質的でないことでは減点しません)

4年生前期の「ロケット推進力の測定」は、研究室配属されたあとなので、ワープロ書きが多く、しかも研究室の先輩から代々受け継いでいる、模範レポートのコピーファイルが出回っています。先輩のファイルを再利用すること自体は、採点で大目にみていますが、そこに先輩と同じ誤字が残っているものは、自分でちゃんと目を通していないコピーだとして、すこし減点しています。また、今年から変更したはずの点が、去年の内容で記述されているレポートも減点です。

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2006年9月23日 (土曜日)

HIT-SATを受信

SOLAR-Bと一緒に打ち上げられた、北海道の小型衛星HIT-SATが、最初に日本上空を通過するのが、16時ごろからの予定と聞いていました。
これを九州大学の衛星通信局でも受信するので、今回の見学メンバーは急いで福岡へ戻りました。

加えて、打ち上げのため内之浦に詰めていた、北海道工業大学と北海道大学の学生4名にも、同席してもらいました。彼らも、さっき打ち上げた衛星の信号をできれば生で聞きたいところ。北海道までは戻れないが九大まで来てもらえば聞けるので、打ち上げのあとの片付けが済んでから、レンタカーで猛スピード(ないしょ)でやって来ました。我々にとっても、開発者から通信系のクセなどの情報を聞きながらのほうが、スムーズに受信できそうです。

打ち上げ直後から、海外の局からは受信の報告が入ってきているので、HIT-SATが機能しているのは早い段階で分かりました。

15時40分前後、1回目のパスは、日本のはるか東を北上するコースで、北海道が辛うじて圏内。
北海道では受信に成功したそうです。

私や、北海道チームが九大に到着したのはこの後の16時すぎ。

20060923hitsat
17時10分頃、2回目のパス。こんどは日本列島の全域がカバーされます。
MSNメッセンジャーでつないでいる、他大学から続々と受信の報告が入ります。しかし、うちの無線機は沈黙・・・。なぜだ?
衛星が北の空へ去ってしまったあと再確認したところ、連絡のミスで聴取する周波数が誤っていたことが判明。気を取り直して次のパスに懸けます。

18時45分頃、3回目のパス。今回は九州の西を通りますので、我々に期待がかかります。
そして計算通りの時間に、明瞭なモールス信号が聞こえてきました。北海道の学生が見ている前で、面目を保てました。

20060923kugs
写真は、受信の様子。手前で見守る4人が北海道の学生。
奥で無線機に手を伸ばしている2人が九大のオペレータ。自動追尾の設定がされていなかったので、あらかじめ時間刻みで計算しておいた表にそって、一人が手動でアンテナの追尾。もう一人が、ドップラーシフトの調整。

その晩は、北海道&九州合同飲み会でお祝いしました。

関連記事リンク
飛び出せ! 北の宇宙基地:打ち上がって その2
宇宙機ダイナミクス研究室:WebLog/2006-09-23

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M-V打ち上げ見物

M-Vロケット7号機が、太陽観測衛星SOLAR-Bなどを乗せて、予定通りの6時36分に打ち上げられました。

20060923mv2クリックで拡大

打ち上げの瞬間

20060923mv3クリックで拡大

タワーをクリア

今までになく多くのファンに見守られて上昇するM-V。
20060923mv4

20060923mv5

20060923mv6


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ロケット撮影の感想
今回のロケット撮影では、新しく購入したカメラの機能にかなり助けられました。

手ぶれ補正レンズ
AF-S DX VR Zoom Nikkor ED 18-200mm F3.5-5.6G
今回、三脚は使用しませんでした。
下の、夜景にライトアップされたM-Vは、望遠側200mm(35mm版フィルム換算で望遠300mm相当)で、シャッター速度1/30秒です。手持ち撮影での目安は「焦点距離(mm値)分の1秒」と言われているところ、その1/10のスローシャッターにもかかわらず、歩留まり半分くらいで撮れました。
上昇中の各シーンは1/250秒で撮影しています。

オートブラケッティング
ロケットの打ち上げは輝度差が大きく、露出が本当に難しい。自動露出だとロケットの炎の明るさの影響で、昼でも背景が真っ暗。自分が肉眼で見た感じとまるでちがう写真になります。かといって背景に合わせると炎が白く飛んだり、フレアでロケットが見えなくなります。どのくらいの明るさで見えるのか、事前に予測もつきにくいです。
今度のカメラはオートブラケッティング機能がついているので、1EV刻みで-2,-1,0,+1,+2の5段階の露出補正をかけて撮影しました。どれかは適性露出が得られるでしょう。
5段階の中心の露出値は、打ち上げ直前の空の明るさで測光してみて、-2~-1EVくらい露出不足になるよう、マニュアル露出モードで固定しました。そして、ちょうどよく見学会場にある電灯が空を背景に見えていたので、それをロケットの光に見立てて、あらかじめ練習しておきました。これはデジカメならでは。

用語説明:EVとは
2を底とする対数で露出光量を表したもの。
-2,-1,0,+1,+2EV は 1/4倍,1/2倍,1倍,2倍,4倍

高速連写
中級機の連写は3コマ台/秒が相場ですが、D200はプロ用なみに5コマ/秒で連写できます。
ですから上記の5段階の露出補正も、シャッターボタン押しっぱなしで1秒間で完了し、ほぼ同じ構図に収まります。

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宮原の展望台

夜0時すぎに、宮原の一般見学所に到着。誘導に従って駐車。まだ、ここに駐車できたのはラッキーでした。犬は車内でお留守番。

見学所は展望台地になっており、駐車場から階段を上ると、上に小さな広場があります。駐車場の高さからだと、手前の尾根が邪魔で、発射台が見えませんが、台地の上からは辛うじて見えます。
20060923mv1

展望台の上はすでに場所取りが進んでいる状態。先発隊を探して名前を呼ぶけれど見つからず。どうやら車内で待機しているらしい。そんなことしていると場所がなくなっちゃうよ。展望台の上の広場で8人分の場所を確保できるのは、もう後のほうしかなく、とりあえずレジャーシートを広げ、妻に待っていてもらい、私と学生で二手に分かれて先発隊を探す。満車の駐車場から彼の車を探すのは困難です。彼のは鹿児島ナンバーの白いセダンなので、ここでは手がかりになりにくいから。その点、相棒の学生の作戦は賢かった。「仮設トイレで待ち伏せ」で、すぐに見つかりました。

朝からろくに食べていないという事情を聞いてびっくり。そうと分かればちょっと足りないのだけど、とにかく買ってきた食料をシートに広げ食べてもらう。これで朝までは保つだろう。それから朝まで、4人はシート上で、4人は車で休憩。

我々が着いて間もない1時ごろ、見学所の駐車場が一杯になったようで、交通整理の人が続々とやってくる車に「すみません。この先3kmの駐車場に行って歩いて来てください。」という状態。そのころの展望台上の広場はこんな様子。まだ歩ける余地があります。
20060923hiroba1

2時から4時ごろまで、シートの上で丸まって仮眠しました。

4時ごろ、雨が降り出しました。雨が強くなってきたので、いちど車に引き上げることにしましたが、狭い広場の降り口に人が殺到してなかなか進まず、降りて車にたどり着いた頃には雨がほとんど上がっていました。

そのころには遠くの駐車場も完全に一杯になっていたようで、新たにやってくる車には内之浦の町まで戻ってもらうよう、アナウンスされていました。さらにこれ以上、麓からも上げないよう、交通整理の人が無線で連絡してしているのが聞こえました。深夜にもかかわらず、遠方からも大勢の人が詰めかけ、ほんとうにM-Vの最終打ち上げの人気はすごいものです。

5時ごろ、展望台の混雑がひどくなり、車で休んでいる4人を今のうちに呼ばないと、上って来られなくなりそうだったので、電話しました。(docomoは圏外でしたが、auは通じた。)
展望台への階段には、もう足の踏み場がないくらい人が腰掛けて通行不能。両側の斜面も未明から来た観客で一杯。妻らは、斜面の端を這うように登ってきました。

夜が明けてきたころの広場の様子。
20060923hiroba2

ここの展望所にもスピーカーが設置してあり、打上XX分前のきりのよい時間ではアナウンスがありました。それが、5時56分の「40分前」を最後に途絶えてしまい、順調に進行しているのか心配になりました。あらかじめプリントアウトしてきた「M-Vロケット7号機(SOLAR-B)実験計画」によると、30分前にサイレンが鳴るはずなのですが、それも聞こえず。
「不具合でシーケンスをホールドしているのだろうか?」
6時30分を過ぎ、7時までの打上ウインドウが30分を切りました。
「まだサイレンが聞こえないということは、まさか打上延期?」
6時33分になって、打上3分前の花火が聞こえました。
「ああ、よかった。30分前のサイレンは聞き漏らしただけだったんだ。」

そして6時35分すぎ、しばらく音沙汰がなかったスピーカーから秒読みが聞こえはじめました。

(つづく)

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2006年9月22日 (金曜日)

内之浦へ

機械学会に参加した学生5人は、熊本から鹿児島直行。
私は金曜の仕事を終えて、夕方から内之浦へ。

大学から学生1人を連れて一旦帰宅。防寒具などを積み、妻と犬を乗せて、18時すぎに出発。

妻も宇宙好き。妻とは昨年2月のH-IIAの打ち上げを、九州本土南端から見たことがあったけど、間近で見るのは妻は初めて。これが最後のM-Vだからと、連れ出しました。 犬は、丸一日近くも置いて行けないので、用はないけど連行。初対面の学生に吠えまくり。

20時ごろ、広川SAで夕食。
犬も食事させ、少し歩かせてオシッコ&ウンチ。
ここに入る少し前、走行中に先発隊リーダーの学生から携帯に着信があったので、かけ直してみたけれど、相手は今圏外にいるようでつながらない。きっと、すでに内之浦の見学地にいるのだろう。着信に備えてイヤホンマイクを装着して、SAを出発。

21時ごろ、人吉のあたりを走行中に、先の学生から着信。

「何か食べ物を買ってきて下さい。(泣)」

20060922receiptこのときは、夜食か、明日の朝食に備えてのことだと思っていたのですが、後に現地で合流してから聞いたところ、今朝の朝食以降ろくに食べていなかったらしい。お昼は鹿児島名物の「白熊」だけ。そのまま楽観視して内之浦に来たところ、お店は閉まっているか、売り切れ、オーダーストップ。鹿児島出身の学生だから、大隅半島のさきっちょの環境は予測していると思っていたのに。内之浦、しかもM-V最終打ち上げの人気をなめていたね。
携帯の通じるところまで降りてきて電話して、ようやく私に繋がって小躍りしている様子でした。

23時すこし前、国分ICで高速を降り、近くでコンビニを見つけて、すでに残り少ないおにぎりとサンドイッチを買い占める勢いで購入。(昼から食べていないと知っていたら、お弁当を買っていくべきでした。)

そこから下道で内之浦へ。まだ鹿屋のあたりまでは、ぽつぽつと24時間営業のコンビニがありました。鹿屋からは、旧高山町経由でトンネルを抜けて内之浦へ入る新しい道もあるのですが、せっかくなので海岸沿いの道を選びました。景色は真っ暗で見えませんが、この道の途中には、昔のレーダーアンテナやロケットランチャーなどが野外展示(?)してあり、宇宙ファンにはこちらを勧めます。

さて今回、事前情報が見つからなくて心配だったのが、半径約2km以内の立入禁止が何時からか。宇宙研の近くの一般道がその区域を通っており、通行止めになります。見学場所へ行くには、それまでに宇宙研前を通過しなければなりません。昨夏の打ち上げのときは、打ち上げの2時間だか3時間前からだったはず。
肝付川を越えて、内之浦へ向かう海岸通に入るところでその掲示を見つけました。今回は朝6時からとのことで、かなり直前まで通行できます。(実際はその時間に来ても混雑のため通行止めにされていました)

(つづく)

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参考リンク
野尻抱介さんM-V-7/ひので 打ち上げ取材(リハーサル編)
川島レイのレイランド内之浦へ
まんぷく::日記[M-V7] カテゴリ

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アンテナ修理

打ち上げに間に合いました。

改めて見てみると、144MHzのアンテナは金具が外れて落ちたのではなく、水平棒がアンテナ取り付け場所の手前から折れてしまっていました。
20060922antenna1

アポロ電子に修理に来ていただきました。まず午前中に破損状況を見てもらい、いちど会社に戻って必要な装備と材料をそろえて来て、午後から修理開始。
職人さん達に直してもらっているところ。
20060922antenna2
折れた水平棒は、絶縁のためグラスファイバー製の筒で、メーカーでも製造終了の商品とのこと。たまたまお店に在庫があったので交換してもらえました。

前の記事で「Uボルト」と書きましたが、見てみるとUボルトでは無く、(何と呼ぶのか知りませんが)ギザギザの歯のついた金具で締め付ける方式でした。アンテナが揺れるたびに、その歯がグラスファイバーの筒を削ってしまい、溝の底では肉厚がほとんど残っていなく、とうとう破断に至ったのでした。
20060922antenna3

実は430MHzアンテナの取り付け部も、すでにかなり削られており、こちらも折れるのは時間の問題だったようです。一緒に写しているのが問題のギザギザ金具。
20060922antenna4
今回の修理で、Uボルト固定に変更しました。以前より滑りやすくなりますが、もうスペアのない棒を削られるよりはましです。

ところで、アポロ電子のかたにうかがったところ、やはり台風のせいでアンテナ修理の注文をいっぱい抱えているとのこと。うちは台風前に注文したから、すぐこの日に修理してもらえたのでした。もし、台風前に方向調整工事をしていても、壊れていたでしょうね。ほうんとうに幸運なタイミングでした。

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2006年9月21日 (木曜日)

日本機械学会 2006年度年次大会

http://www.jsme.or.jp/2006am/
一昨日から2泊3日で熊本に行ってきました。
今回は、うちの研究室からの発表は無しですが、福岡からは比較的近いので、教員2名と学生5名で聴講に行きました。

私は、「小型宇宙システム」のセッションで、セッションオーガナイザーの東工大M先生から、セッション司会を仰せつかり、今日の午前中がその仕事でした。このセッションに集まった演題は、香川大,東工大,日本大の小型衛星と、北海道のCAMUIロケット。幸い、聴衆から活発な質疑が行われて、司会としては楽をさせていただきました。(会場から質問が出ないと、司会が質問をしないといけません。)

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学生達は熊本からそのまま内之浦へ行くようです。
私は明日は普通に働いて、アンテナ修理を見届けて、夕方から内之浦へ向かいます。

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5月10日の記事「1996年夏の報告書から」で紹介した久保田氏に、この学会で9年ぶりに会えました。

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今回は熊本交通センターホテルに泊まっていて、目と鼻の先に日本無線協会九州支部があったので、先日合格した二級アマチュア無線技士の免許証申請書類を、直接提出すれば簡単に済んだのに、荷造りしているときに思いつきませんでした。

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2006年9月18日 (月曜日)

アンテナ破損

台風が過ぎて、大学に行ってみたら、危惧していたことが・・・
20060918antenna
がぼーん。
144MHzのほうのアンテナが、横棒から外れて下に落ちています。カメラつき携帯の写真なので、解像度が悪いですが、落ちたアンテナのエレメントがかろうじて見えると思います。

今日は屋上に出られず、これ以上近づけなかったのでよく見えませんでしたが、放射エレメントは無事なようです。導波エレメントが数本、落ちた際に曲がっているようでした。

こうなる前から、アンテナの方向調整の工事を、22日(この日しか空いていなかった)にお願いしてあるのですが、22日中に修理ができ、23日のHIT-SATの受信に間に合うか心配です。

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2006年9月16日 (土曜日)

二級に合格

無事に合格通知が来ました。
20060916pass

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フォンダンショコラ

20060916choco

共立食品の「パティシエになれる素敵な小箱 手作りセット」にて。


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ケーキといえば、ドイツに行っているtoshiがすごい!
本格的だね。

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2006年9月14日 (木曜日)

アンテナ方向修正…未遂

九大のアマチュア衛星通信用アンテナは、8月の台風で方向が狂ってしまっています

この写真の状態で、ローテータはエレベーション角を0度(水平)に設定してあるのですが、144MHzのアンテナ(手前)は上45度くらい、430MHzのアンテナ(奥)は上30度くらいを向いてしまっています。
20060914antenna1

来週末のHIT-SATの打上に備え、今日は天気も良いのでアンテナを直そうと、みんなで屋上へ上がりました。

ところが、一番ノッポの学生でも、アンテナを固定しているUボルトに手が届きません。やることがないのでVサイン。
20060914antenna2

何か方法はないか、アンテナを囲んで思案する学生達。
20060914antenna3

結局、我々の手では無理と判断し、アンテナを購入・設置したハムショップ「アポロ電子」に調整工事を依頼することにしました。
自力で直せないとなると、これから台風のたびに業者に依頼しないといけないので、出費がかさみます。

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2006年9月12日 (火曜日)

試写

20060912dogクリックで拡大

まずはワンコでも撮ってみる。

コンパクト・デジカメだと、とくに接写時にフラッシュがきつく当たるし、AFのピントはぼけやすいうえ、液晶画面では少々のピンぼけは確認できないので、こんな基本的な写真がなかなかうまく撮れないのです。

犬に接近してAFだと、鼻にピントが合うことも多いのですが、MFなので確実に目にピントを合わせられます。

手持ちのスピードライトSB-22は、FAではTTL調光ができたのに、D200では外部調光までです。それでもバウンス照明が利用できるので、自然な光になります。

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2006年9月11日 (月曜日)

FA → D200

昨年暮れの発売以来、欲しいと思って機会をうかがっていた、Nikonのデジタル一眼レフD200を、とうとう購入しました。

昨日、Fitの点検で天神に来たついでに、ビックとキタムラを下見して、ビックのポイントを換算しても、キタムラの値引きの方が安く、オプションの5年延長保証も、価格の1%相当のポイントで、割安だったので、キタムラに決めていました。

今日、人間ドックが終わってから、天神のキタムラに行き、

  • D200ボディ
  • AF-S DX VR Zoom Nikkor ED 18-200mm F3.5-5.6G
    (これは大人気で品薄の製品、予約して入荷待ち)
  • 専用バッテリーパックのスペア
    (口コミによるとバッテリの消耗が早いそうなので)
  • 1GB コンパクトフラッシュメモリ

を購入しました。

価格.comで見ていた相場に比べ、本体は少々高かったのですが、価格.comに掲載されているお店で、延長保証や送料や各種手数料を加えると、大差なくなります。さらにレンズは、価格.comの最安店でも9万円前後からなかなか下がらないところ、店頭表示88,200円-値引き13%=76,700円で、大変安く買えました(まだ手に入ってないけど)。

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さて、一眼レフカメラの購入は、高校生のときにNikon FAを購入して以来、実に20年ぶりです。最近5年間は、コンパクト・デジカメばかり使っていたので、FAを本格的に使っていたのは15年ほどです。その間、1990年代のAF化の波からは取り残されたままです。

FAとD200、そして私の主なレンズを並べてみました。
20060911fa_d200
FAは本体だけではD200より小さくて見劣りするので、モードラを履かせてみました。
本体に着けているレンズは、
FAにはAi Nikkor 50mm F1.8S
D200にはAi Nikkor 24mm F2.8S
まだAFレンズを持っていません。

今後、まず使うことがないだろうFAを、引退の晴れ姿としてフル装備にしてみました。
20060911fa_full
・モータードライブ MD-15
Ai Nikkor ED 180mm F2.8S
・スピードライト SB-22
ここまで付けると無茶苦茶重いです。

上の二つの写真までは、コンパクト・デジカメで撮ったので、ちゃちな写りです。次回からの掲載写真にご期待下さい。

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こう見てみると、私の選ぶカメラはFAもD200も、「その一つ上の、プロ用機種に迫るアマチュア向け最上位機」ですね。プロ用機種は、信頼性第一のため冒険的な機能はつけないし、モデルチェンジのサイクルが長いこともあって、ハイアマチュア機のほうが、部分的に性能値が勝ることがよくあります。FAのときも、世界初やニコン初の機能満載で、当時の最上位機F3を多くの点で凌駕していました。

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人間ドック

今年も、夫婦で日帰り人間ドックを受けました。
私が受けたのは、

  • 血液
  • 尿
  • 便(大腸)
  • ウェストとヒップ回り(→内臓脂肪の指標)
  • 身長,体重
  • 血圧
  • 視力
  • 胸部X線
  • 心電図
  • 努力肺活量
  • 眼底撮影
  • 聴力
  • 腹部超音波エコー(腎臓・膵臓・肝臓など)
  • 胃カメラ

とりあえず、今日中に結果が出る項目は異常なしでした。ひとまずめでたし。

便は二日分採ってゆくのですが、今朝の便が出ず、帰宅後に採れたものを後日提出します。いつもなら朝に出るのですが、胃カメラ撮影のため、前夜の21時以降は一切の飲食が禁止だったので、便通が狂ったようです。

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2006年9月10日 (日曜日)

Fitの12ヶ月点検

もうすぐ購入から2年。
今日は、ディーラーで12ヶ月点検を受けてきました。
交換箇所は、
・オイル(無料)
・オイルフィルター
・ATフルード(無料)
・ワイパーゴム


ガソリン高騰の折、Fitは燃費が良いので助かります。

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そうそう。
ガソリン価格の口コミ比較サイトを見つけました。
ガソリン価格比較サイト gogo.gs

私の通り道のガソリンスタンドの価格も投稿してみました。
糸島地方のかた>このへんの情報を強化しませんか。

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2006年9月 9日 (土曜日)

コールサイン表札

20060909ja6vphJARL入会の記念品で、コールサインの表札が届きました。
・・・粗品っぽいつくり。

マンションのドアに貼っても格好つかないねえ。一戸建てじゃないと・・・。

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2006年9月 8日 (金曜日)

ビアガーデン

職場の同僚らと、ビアガーデンに行きました。
今年は私が幹事。本当は真夏にやるつもりでしたが、企画が遅れて残暑の頃になってしまいました。

場所は、「すし幸」という、福岡漁港に臨むお寿司屋さんのビルの屋上です。福岡市でビアガーデンといえば、天神と博多のビル群の屋上が定番。ちょっと交通の便が悪いこの店は、お寿司屋さんならではの料理で勝負。ちょっとした穴場です。この春まで住んでいた官舎がここの近くだったこともあり、贔屓にしていました。

一昨年には、研究室の学生らとも行きました。そのときは突然の夕立に見舞われて、傘を差しながらバーベキューを焼き、みるみる薄まる小皿の醤油を補充しながら寿司を食べるという、なんとも奇怪な経験をしました。
そんなハプニングもありましたが、なんと今年から「屋上拡張でドームを作りました」とのこと。これで天気を心配せずに、ビアガーデンが楽しめます。

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二年ぶりに来てみた感想

寿司の質が落ちていた
以前は、とりあえず開宴時には、一人ぶんずつ握り寿司が盛りつけてあった(六点か八点盛りくらいだったと思う)のが、安いネタのみのバイキングに変わっていた。大見栄切って同僚達を案内してきた手前、ちょっと残念。
カニ
以前の寿司の代わりになるのだろう、カニが初めに運ばれてきました。
ドーム
雨天対策の「ドーム」の正体は、農業用のビニールハウスでした。
料理
さすがに、天神の大きなビアガーデンに比べると、料理の品数は少ないです。でも、必要十分な程度でしょう。
スタッフ
おしゃれなウェイターはいません。無愛想なおやじさんと、おにいちゃん、おねえちゃん。

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2006年9月 7日 (木曜日)

院試打上と自転車

一昨日と昨日は大学院の入学試験。
院試終了の晩の打上コンパは、卒業式後の飲み会とならぶ、学科をあげての二大飲み会として年中行事となっています。昨年まではコの字型になっている学科の建物の中庭、つまり外から見えない無法地帯(参考地図)でバーベキューをやるのが恒例だったのですが、今年から新キャンパスに移転したので、ちょうどよい場所がありません。旧キャンパスでは、教室でも容易に許可を得てパーティを開けましたが、新しい教室はOA用の二重床になっているから、お酒をこぼしたら大変。この打上の主催は学生なのですが、汚さないよう注意するという条件で、今回は教室の使用を特別に許可をもらっていました。トイレにもあらかじめ新聞紙を敷きつめる準備の良さ。(例年、トイレが嘔吐物で汚れるので)

先日、福岡であった痛ましい飲酒運転事故のこともあり、主任教授の乾杯の挨拶でも、飲酒運転絶対禁止を念を押されました。

二次会は各研究室に分かれて、研究室や飲み屋で飲みます。うちの研究室は、いきつけの周船寺の「創作居酒屋 零」で。私は朝は自動車で出勤しましたが、そのつもりで今夜は学校に置いて、学生と一緒にバスで二次会へ。

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さて、今朝は車がないので、自転車で出勤してみました。
大学が移転してから、自転車で来るのは初めてです。道のりは8kmほどで、35分かかりました。ちなみに自動車だと20分、公共交通機関では電車とバスを乗り継ぐうえに大きく迂回して一時間近くかかります。
家を出てしばらくは平地ですが、大学の近くと構内はだらだらと長い上り坂で、適度な運動になります。今回は朝だったしもう秋口なので大したことありませんでしたが、夜型生活で昼からやってくる学生は汗だくになって来ます。最近、運動不足なので、自転車通勤もいいかも。

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2006年9月 6日 (水曜日)

子供用携帯電話 vs 飛行機

しばらく前にニュースで読んだのですが、子供用携帯電話に航空各社が頭を悩ませているとのこと。

とりあえずJALの記事を紹介します。(他社も同様)
NTTドコモ「キッズケータイ SA800i」をお持ちのお客様へ
au「ジュニアケータイ A5520SAII」をお持ちのお客様へ

これらは、三洋から最近出た機種の機能で、通常の手順で電源を切っても、一定時間ごとに自動的に電源が入り、位置情報を送出するというもの。子供が電源を入れ忘れていたり、例えば誘拐者に取り上げられて電源を切られても、自動的に電源が入れば安心という訳です。この機能を解除するには、保護者のパスワードの入力が必要です。
ところが、夏休みの旅行シーズンで問題が表面化しました。とくにJAL「キッズおでかけサポート」やANA「キッズらくのり」など子供一人旅の場合。親と別れて待合室に入ったあとで、当該機種の所持に空港スタッフが気付いても、電源を完全に切ってもらうには、子供を見送って帰りかけている親を呼びださないといけません。読んだニュースだと、ANAで出発が20分遅れた例があるとか。

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ここから妄想。

いっそのこと、電波を遮断する容器に入れて預かるというのはどうだろう。金属の箱で、隙間が波長より充分小さければ大丈夫なはず。「白い恋人」や「鳩サブレー」の缶なんか手頃で、空港ならそのへんの売店で手に入るだろう。

もっと簡単に、アルミ箔でぐるぐる巻きにしてもよいと思う。


この考察が、児童犯罪に悪用されないことを願います。

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