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2006年6月 8日 (木曜日)

ミッション・コマンダーに関する誤報(誇張)

昨日のミッション・コマンダーの記者会見について、読売新聞の見出しが「“夫も宇宙遊泳”米の宇宙旅客機に邦人3人の搭乗決定」とされていました。どこから「宇宙遊泳」なんて尾ひれがついたのか。読者の目を引くためのデスクによる創作か?用語の区別が分かっていなくて、船内での無重量体験のことを言っているつもりか?(ふつうは船外活動のことを指します)

ちなみに共同通信(および配信先の地方紙)では「宇宙飛行でビジネスを 日本人3人もチャーター」と、3人公平な表現。

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コメント

初めまして、SHUNと申します。

読売のその記事、私も気になっていました。読売は他の新聞社に比べると、宇宙ネタを取り上げる回数が多いようですが、間違いも多い気がします。誇張するの好きなんですかね。

投稿: SHUN | 2006年6月 8日 (木曜日) 22:35

SHUNさん、コメントありがとうございます。各新聞社・通信社の、宇宙開発に対する報道姿勢の違いについて、いつかまとめて書こうと思っています。

大雑把に、

共同:早い,客観的
時事:早い,簡潔
読売:早い,多い,すっぱ抜きが好き,そのぶん勇み足もある
朝日:失敗や不祥事の批判で本領発揮
毎日:科学記者がしっかりしている

こんな感じに思います。

投稿: ごんざぶろう | 2006年6月 8日 (木曜日) 23:40

朝日は、批判するために失敗や不祥事を探しているように見えます。成功例の報道でも日本の成果を矮小化する意図があるとしか思えないような表現をすることもありますし。

投稿: おーの | 2006年6月11日 (日曜日) 15:58

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