電子イオン水からの伝言
ニセ科学として槍玉に挙がる定番のひとつ、あやしい機能水。
うちの近所のスーパーでも、「電子イオン水」を無料で汲めるサービスがあります。水道水よりおいしければよいので利用させてもらっていますが、効能の文章がちんぷんかんぷん。

科学的なキーワードをむやみにちりばめた結果、科学的に意味不明な文章になってしまいました。マイナスイオンやクラスターの科学的な真偽はひとまず目をつぶると、こう言いたかったのではないだろうか。
- 「水に電子イオン水をチャージして」
- 「チャージ」はいろいろな意味で使われるのでこの著者の意図がよく分かりませんが、「水に電子をチャージ(注入・帯電)」または「水に(別途作っておいた)電子イオン水を混ぜる」の意味だろうか?
- 「侵透性が高く水のクラスターが小さいため」
- 因果関係を考えると逆にしたほうがよい。「水のクラスターが小さく浸透性が高いため」
- 「電子のバランスが最高に安定」
- 私には理解不能です。
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読んで欲しい参考記事
物理学会でのシンポジウム「『ニセ科学』とどう向き合っていくか?」について
とくに天羽優子さんの御講演:「水商売ウォッチング」から見えたもの(PDF)
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コメント
水商売ウェッチング読みました 洞察力とはこういうことをいうのでしょう
投稿: とし | 2006年4月21日 (金曜日) 20:52