ロケットコンテスト(準備)
夜行バスは、九大のPLANET-Qのメンバーと一緒でした。朝6:00に鹿児島に着き、バスセンターから港まで徒歩。途中、コンビニで朝食を買う。港で、今回の大会スタッフの、九大・麻生教授、熊本大・波多助手らと合流。先ほど買ったおにぎりを食べて、出港を待ちます。
種子島まではジェットフォイル・トッピーで1時間半。西之表(種子島北西部)経由、島間(種子島南西部)行きの便だったのですが、昨日の荒天の余波のため、昨夜の段階ですでに、島間には入港できず西之表止まりと発表されていました。
西之表からレンタカー、10人乗りハイエースです。種子島を縦貫する国道58号線に沿って南下。19日の種子島ロケットマラソンのコースになっているようで、沿道に旗が並んでいます。まだ風が強く、旗がちぎれそうな勢いでたなびいています。
1時間ほどで、まず南種子町役場に到着し、宿舎の手続き。
右の垂れ幕、「九」の下には「八」や「七」を消した痕跡がありました。「六」は・・・。
それから南東へ15分ほど走り、種子島宇宙センターに到着。
(広場のテントは明後日のロケットマラソンのもの)
会議室にて宇宙センターの松山次長と、大会の打ち合わせ。
(センター敷地内で採れたタンカンをいただきました)
さて問題は天候です。今日は良い天気ですが、天気予報では明日の大会当日は降水確率80%・・・というのは一般向けの天気予報レベルの情報。そこで松山次長が、宇宙センターの気象情報を担当している(株)応用気象エンジニアリングの予報士を呼んで下さり、詳細な予報を出してもらうと、明日の大会当日は低気圧が通過するため、朝9時から降雨で、風速は平均13m/sにも達し、とてもモデルロケットを上げられる条件ではありません。可能性としては、
- (1) 今日(17日)夕方
- 予報では平均風速2m/sまで低下
日没は18:25 - (2) 明日(18日)早朝
- 平均風速6~7m/s
日出は6:23→7時から小雨→9時から雨天→午後から雷雨
- 風の影響を受けやすい大型ロケットとカンサットを、できるだけ今日中に。
- 遠方から来る香川大優先
- 今夕に間に合わなかったぶんを、明日の6時から。
- 雨天の間、施設見学と講演会になるよう時間調整。
昼食は宇宙センターの職員食堂の定食。
午後は会場の設営をしてから、学生は機体の準備。
机やテントを運搬してくれたJAXAのスタッフに感謝。
風が強いので、ランチャーの固定に土嚢を使います。
土嚢に砂を詰めるため浜辺へ出て、そのまましばらく遊び。
浜辺から見る、H-IIA射場施設群(吉信射点)。
-----
夕方までしばらく暇になるので、私は少しお昼寝させてもらいました。
| 固定リンク
「旅行・地域」カテゴリの記事
- H-IIA打上げ見学、日帰りツアー広告(2014.04.23)
- 第9回種子島ロケットコンテスト(2013.03.11)
- 岐志漁港の牡蠣小屋(2013.02.11)
- 杉能舎蔵開き(2013.01.27)
- 八代宇宙イベント 終了(2012.11.04)
「航空・宇宙・天文」カテゴリの記事
- 書籍購入(2017.02.03)
- UZUME計画と、宇宙災害の書籍(2017.05.17)
- サイエンスカフェ@うきは(2016.05.19)
- 大野城で宇宙講演会(2015.05.12)
- 第11回種子島ロケットコンテスト(写真)(2015.03.02)
コメント