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2006年1月30日 (月曜日)

年度末会計

毎年この時期になると、研究予算が余っているか足りないか、どちらかで困っています。今年は、大ボスの遺した科研費は余っているものの、教授が空席のぶん講座費は減額され大赤字。それぞれ、買える物と買えない物があるので、計画的に使わないと、こんなアンバランスなことになります。私用のコピーをケチケチ叱っている一方、数十万円の測定器をポンと発注する、今日この頃。

科研費が余ってしまったのは、今年はキャンパス移転のため、思うように実験が進められなかったことが大きな原因です。いわゆる「年度末の無駄遣い」にならないよう、せめて来年以降必要になりそうなものを見越して予算の消化を図っているところ。

先週は
・デジタルオシロスコープ、3台で100万円を購入。
・構造と熱計算のソフト 60万円を見積もり依頼。
・Xserveの2ノード(4CPU)追加。

さらに今日だけで、
・振動計測用の加速度ピックアップとチャージアンプ
・既存のデータロガーのオプション品
計130万円を発注。
・ポスター印刷用の大判プリンタ
・ネットワーク対応のスキャナ
計100万円を見積もり依頼。

金銭感覚狂っちゃうよ・・・。

誰しもが思っていることでしょうが、年度をまたいだ予算執行ができれば、もっと有効に使えるはずです。お役所仕事は融通が利かないので、こんなことになっています。そういう所から構造改革をしてほしいものです。大学の研究費に限らず、年度末の無駄工事なんかも減るはず。

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コメント

単年度予算なので、設備・備品は「来年以降必要になりそう」でも今年度の成果に寄与しないといけないのではないですか?
そういう理屈で3月31日納品は認められず、3月20日までに納品でないと怒られます。で、業者に無理を言って3月20日納品で契約を進めると、今度は、10日で成果が出せるのか、と文句を言われます。

投稿: おーの | 2006年1月31日 (火曜日) 21:55

おっしゃるとおり、科研費は1年ずつの計画書に基づくので、購入品がその年の成果に寄与するべきです。実際にはその年にその装置が稼働をはじめれば、実質的な成果が翌年にずれ込むくらいは黙認されているようです。(本当はよくないでしょうが)

解せないのは、他年度に渡る科研費でも、毎年2月くらいに会計を締めたあと、翌年度の予算が使えるようになる7月頃まで空白期間があること。実際は、この時期はある程度見込みで発注し、業者には入金を待ってもらわざるを得ないので、つきあいの深い、出入りの業者でないと、対応してくれません。
衝撃波シンポジウム(3月)とか、日本航空宇宙学会年次総会(4月)など、この期間の出張も、旅費の手配が難しいです。計画の最終年度、報告書の提出後の出張が認められないのはわかりますが、最終年度以外はなんとかしてほしいです。

通常の校費(講座費)のほうは、主に日常的な活動に対する支出で、年次計画もないので、年度末にももっと柔軟な運用ができるとよいのですが。

投稿: ごんざぶろう | 2006年2月 1日 (水曜日) 02:49

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