ハンディ・トランシーバでキューブサットを受信
買ったばかりのVX-7で、東工大のCUTE-Iの受信を試みました。
11月30日18時10分(JST)前後の、福岡の近くを通るパスです。
CUTEは南の空から昇ってきて、まず研究室の固定無線機でCWの受信が始まりました。この無線機では、研究棟の屋上にある八木アンテナで追尾して受信しています。
屋上は施錠されていて出られないので、8階の北側にあるベランダに出てみました。CUTEが天頂付近を通過し北天にまわったころから、ハンディ機でもかすかに入感しはじめました。アンテナは付属の18cmのホイップアンテナのみです。この無線機ではUHF帯はFM固定なので、CWは正常に復調できませんが、それでもザーザザーザッとノイズのような音がモールスのパターンで聞こえました。CUTE-IのCW出力は100mW、このときの距離は1000km程度でしょう。FM出力のほうは350mWでより強いはずですが、よく分かりませんでした。デジタル変調されているので、聞こえてもノイズと区別しにくいでしょう。
学生が一緒に、研究室の超小型無線機アルインコDJ-C7でも挑戦してみましたが、これの付属アンテナは10cmくらいで、やはり無理でした。
話によると、ハンディ機でもゲインの高い(指向性の強い)アンテナを装着すれば、衛星通信できるそうです。
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