「はやぶさ」が着陸していた
本来の計画では1秒間の「接地」でしたが、アクシデントではあったが30分間の本格的な「着陸」。とりあえず快挙なので、うれしい。
(注:報道へのツッコミ)
一部ニュースで「小惑星への着陸は史上初」だと伝えているところがありますが、それは舌足らずです。「小惑星へ着陸し、再離陸したのは史上初」です。2001年にNEAR探査機が小惑星Erosに着陸していますから。
また、「日本の探査機が他の天体に着陸したのは初めて」とも表現されていて、正しいのですが、これは「軟着陸」という意味です。衝突も含めると「ひてん」が最期に月に落ちています。「ひてん」はMUSES-Aだったから、MUSES-Cの「はやぶさ」のお姉さんですね。「ひてん」で培われたスウィングバイ技術が、「のぞみ」や「はやぶさ」の惑星間航行を可能にしました。
| 固定リンク
「航空・宇宙・天文」カテゴリの記事
- 書籍購入(2017.02.03)
- UZUME計画と、宇宙災害の書籍(2017.05.17)
- サイエンスカフェ@うきは(2016.05.19)
- 大野城で宇宙講演会(2015.05.12)
- 第11回種子島ロケットコンテスト(写真)(2015.03.02)
コメント
「小惑星への着陸は史上初」だと伝えていた時事通信の記事、後で見たら訂正されていました。
投稿: ごんざぶろう | 2005年11月25日 (金曜日) 17:49