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2005年8月の17件の記事

2005年8月31日 (水曜日)

「郵政民営化はやめるべき」・・・という表記

今日、おかしかったもの。ウィークリーまぐまぐの読者投稿欄の記事。

○衆院選が近づくなか、某党の街宣車に「郵政民営化はやめるべき」と書いてあった。「郵政民営化は止めるべき」なのか「郵政民営化早めるべき」なのか、どっちなんじゃい!と思わずつっこんでしまった。
まるで言葉遊びの古典、「ここではきものを脱いで下さい」ですね。

そういえば、古い話ですが20年くらい前のTVドラマで「中卒・東大一直線・もう高校はいらない」というのがあったときも、「要らない」だけど「入らない」にも読めるなと思ったものです。

問題の「やめるべき」は、漢字で「止めるべき」と書いても、こんどは「とめるべき」とも読めるので、悩むところですね。

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衛星設計コンテスト 書類審査通過作品発表

第13回衛星設計コンテストの書類審査通過作品名リストが発表されました。
→日本宇宙フォーラムのサイト内:衛星設計コンテスト のページ

今回は、高校生むけの「ジュニア部門」が新設されています。


私の8月24日の記事で

私は命名センスないので学生に任せます。
「ヒモ1号」は嫌だな。
なんて書いていたら、うちの学生の応募作品、詳しく聞いていなかったんだけど、愛称「紐」じゃん。orz

これは、三段論法によると、
(1) 私は命名センスが無い
(2) 私は「ヒモ」という衛星名はダサいと思っていた
(3) よって、「ヒモ/紐」はすばらしい命名にちがいない


そういえば、10月30日の最終審査会、今年もSCSでの衛星中継やらないといけないんだろうか?九大の航空宇宙工学は、9月には新キャンパスに移転するのに、SCSのある情報基盤センターはまだ箱崎キャンパス。近年はRealPlayer形式での配信も行っていることだし、箱崎のSCSで中継しても、何人見に来てくれるやら。

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Old Mac 廃棄

研究室の引越にむけ、備品の整理中。
「もったいない」指向というか、古いパソコンでも動くかぎりは捨てられない性格なので、実験室の棚にたくさん温存してあります。とくにMacは捨てると「かわいそう」な気がしてしまって。
しかし、いよいよ研究室が狭くなってきて、保管スペースが「もったいない」、引越時のの労力が「もったいない」、ので捨てる決心をしました。今回捨てる基準はおおむね、CPUクロック100MHz以下、購入時期でいうとほぼ10年物です。

  • Macintosh Performa 275 (MC68030 33MHz) ×2台
  • Macintosh LC575 (MC68LC040 33MHz)
  • Macintosh LC630 (MC68LC040 33MHz) ×5台
  • Compaq Prolinea 5100e (Pentium 100MHz)

今日は、これらを捨てる準備として、念のため内蔵HDDのフォーマットをしました。LC575用のCDキャディが見あたらなくて困りました。(CDキャディって、若い人は知らないかな。)

Performa 275 は、Color Classic II と同等品で、一時はオークションでマニアが高値をつけていたものです。そのころ、これを売って研究費の足しにできたらいいのに、なんて思ったものですが、私がやったら業務上ナントカ罪で捕まりますから。そのころの機種用の、1GB以下のHDDやADBマウス、ADBキーボード、SIMM、などもたくさんあるんだけど、使いようがない。もったいないなぁ。

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2005年8月27日 (土曜日)

平和台の花火

今日は、中央区民フェスティバルが、平和台でありました。昼間はヒーローショーや、露店など。夜は花火大会です。

さて、12ヶ月点検で、ホンダに車を預けに行ったのがお昼。すると、「点検は5時ごろまでにはできますが、もうすこし遅く来て、花火を見て行かれませんか?今日はお店を遅くまで開けて、焼き鳥も焼きますので。」とのこと。たしかにホンダベルノ九州北・赤坂営業所は平和台に面して、絶好のロケーションだ。

20050827honda4時頃には点検あがりの電話をいただき、6時頃にお店へ行きました。うちから、徒歩で10分ほどです。お店の前の駐車スペースには長テーブルと椅子が並べられ、お客様用の観覧席となっていました。入口では、私の担当の営業マンはじめ、男性スタッフが炭火で焼き鳥を焼いており、女性スタッフは出来た焼き鳥や飲み物(もちろんノンアルコールのみ)を配ったり、広報用のためか楽しんでいるお客さん達の様子を撮影していました。

8時に花火が始まるまでの間は、一時小雨がぱらついたりもしたので、店内の席で飲み食いしながら待ちました。店内にも、おにぎりや(ミスドの)カレーパンが大量に用意してあり、待っているあいだに、すっかりお腹一杯になってしまいました。


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店内にあった、フィットのPOP広告
「27日限り HANABIだ ド~ン!と 1,102,000円」(笑)
限定展示車とはいえ、安い!
(うちの大ボスのと同じ、ピンクのフィット。たぶん Type-A)

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Fit 12ヶ月点検

フィットを購入してそろそろ1年。今日、ディーラーで12ヶ月点検をしてもらいました。
6ヶ月点検のときには福岡県西方沖地震があり、預けてあった車が整備工場に閉じこめられるという事件があったのを思い出します。

そういえば、ガソリンが値上がりしているので、こんなときはフィットのような低燃費車はありがたいですね。カタログスペックで24km/Lですが、私の経験によると、

高速道路120km/h16km/L
高速道路100km/h19km/L
郊外の一般道一定60km/h22km/L
福岡市街地通勤走ったり止まったり12km/L
このくらい走り方で大きく差がでます。大隅半島では23km/Lを記録しました。

このところ、市街地走行の燃費の改善を意識して運転していて、だいぶ勘がつかめてきました。とにかくアクセルを必要最小限にするの一語に尽きます。数値目標として1500rpmをできるだけ上回らないように運転しています。後続車の迷惑にならないかぎり、のろのろ加速、早めにエンジンブレーキで減速。それでも1500rpmでの平衡速度は60km/hまで上がりますし、どうせ急加速してもしなくても次の信号までに先行車に追いつけるなら一緒です。
エンジン回転数と巡航速度の関係はこのくらい。

120km/h2300rpm
100km/h2000rpm
60km/h1500rpm
40km/h1300rpm
前に乗っていたシビック・フェリオ(平成4年式)に比べると、3割減くらいの低回転数で動作しています。

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【アフィリエイト広告】
こんなかわいいフィットのオーナーになりませんか?
模型でよければ・・・(笑)。

タミヤ 1/24 スポーツカーシリーズ
ホンダ フィット モーターライズ
1,710円

タミヤ 1/24 スポーツカーシリーズ
ホンダ フィット
1,400円

トミー トミカ
Honda フィット
378円

タカラ
チョロQ フィット
368円


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2005年8月26日 (金曜日)

info@***.com からのSPAM ドメイン・リスト

最近、info@***.com, info@mail.***.com, info@***.net からの出会い系SPAMが多いです。(6月7日の記事参照)
***の部分は適当な単語で、バリエーションが恐ろしく多いので、ブラックリストによる除去は非効率だと思っていました。そのうえ、まともな会社からのメールで、info@***.com のパターンに合致するものもあるので、その部分をワイルドカードのまま除去ルールを適用するわけにもゆきません。自分は学習型フィルターで、その8割くらいは除去しているので、とりあえずそれ以上は無理と、妥協していました。

そんな状態だったところ、学科のサーバー管理者のメーリングリストでもこいつの問題が浮上したので、この機会に、バリエーションが多いから敬遠していたブラックリストを作ってみました。過去2週間のSPAMから抽出してみたところ、約250種が確認されました。

皆さんのお役に立てばと思い、公開します。(内容はときどき更新します)
「info_spam.html」を表示(2006年6月3日版1143ドメイン)


(もしかしたら、私の誤認や、アドレス詐称により、正当な会社のドメインが含まれているかもしれません。そのことをご理解のうえ、ご活用いただき、これが原因で大事なメールを拒否してしまったとしても、クレームはご容赦願います。)

これを学科のメールサーバーの、/etc/mail/access ファイルに、"REJECT"対象ドメインとして書き込んだところ、なかなか良い効果を上げています。また自分の@niftyメールの拒否リスト、以前は100件までしか登録できなくて、それがinfo@***.comをあきらめていた理由のひとつだったのですが、いつのまにか1000件まで登録できるように、強化されていたので、ここにも拒否登録しました。

***の部分、どうせすぐに新種が出ていたちごっこになるのが予想されますが、ひとまずの安息を得ました。

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8月31日 追記
もっと詳しく調査しているサイトを見つけました。
「危険な臭いのするメイルアドレス」
→「迷惑メイルサイトの国外移転」の頁

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9月2日 追記
@niftyのフィルターで、いつの間にかワイルドカードが使用できるようになっていました。なあんだ。
これで、何百件も登録しなくても、 "info@*.com" が使える。念のため、「拒否」ではなく「迷惑メールフォルダ」に仕分けさせておいて、info@(まともな会社).com のものが来たら、手動で許可登録。

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2005年8月25日 (木曜日)

入構許可証

8月から9月にかけて、新キャンパスへの引越しが行われます。10月の開講に間に合わせるため、各部署ともてんてこ舞いの状態です。

これは先週配布された、正式開講までの仮の入構許可証。
「入」とか「9月3日」というあたり、事務担当者が忙しく、チェックの余裕も無い様子が伝わってきます。

20050825Sep31

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2005年8月24日 (水曜日)

「きらり」と「れいめい」打ち上げ成功

関係者のみなさん、おめでとうございます。

そういえば、多数の衛星に関わってきた友人が、自分の仕事歴を冗談めかして「○○勝、●●敗、△△お蔵入り」と評していました。(忘れましたが記号のところに数字が入ります。) 「勝」は成功した衛星、「敗」は失敗した衛星、「お蔵入り」にカウントされていたのはOICETSやLUNAR-Aだったのですが、これでひとつ「お蔵入り」から「勝」に移行しましたね。

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ところで、衛星の名前の好みについて。

個人的な好みですが「名が体を表す」、つまり形状や機能をうまく表現したものが好きです。しかし以前のNASDAの衛星は、花の名に縛られて自由度が少なく命名には苦労したことと察します。ISASの科学衛星は観測対象に関する名前にしたものが多いですが、工学衛星(MUSESシリーズ)は名前の付け方が難しいところです。そんななかでうまくできていると思う名前は、

ひまわり
夏の青空と、お日様を連想します。そして一日一回転。
あじさい
ミラーボール衛星で、形があじさいに似ている。
おりづる
展開構造の実験。
りゅうせい
大気圏突入の実験。
おりひめ/ひこぼし
別離と再会。待つ方が女、追いかける方が男。(笑)
かけはし
かささぎの架ける橋で、データ中継。
みどり
地球環境を観測。
ひてん
天空を自在に飛び回る。
はやぶさ
タッチダウンの一瞬で獲物をキャッチ。
今回の、光通信の「きらり」もいいですね。

逆に、どんな衛星につけてもおかしくないような、抽象的な名前にはあまり惹かれません。名を挙げるのは関係者に申し訳ないですが、例えば同じ意味をもつ「HOPE/きぼう/のぞみ」、没になった「みらい」など。

さて、こんな勝手な評論を言ってて、九大のテザー衛星QTEXはどんな名になるやら。私は命名センスないので学生に任せます。「ヒモ1号」は嫌だな。

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2005年8月21日 (日曜日)

3級アマチュア無線技士試験

本日、福岡会場での試験でした。
午前中は4級の試験で、うちの学生たちが行っていたはず。3級の試験は午後からです。

受験者は40人くらいかな。年齢はみごとに二極化し、小学生とおじさん。4級の試験に小学生が多いのは知っていたけど、3級にもこんなに多いなんて、恐るべし。見たところ、どこかの学校の団体のようで、同じ制服を来た10歳くらいのお利口そうな、お嬢ちゃん、お坊ちゃんたち。駅前でこの団体を見かけたとき、まさか同じところに来るとは思わなかった。例えるならピアノの発表会か何かに行きそうな外見の集団。これが受験者の半分で、あとは我々おじさん。ハイティーンから20代をほとんど見かけない。女性は小学生だけ。
ほんと携帯電話とインターネットが普及してから、ハムはマイナーな趣味になってしまったのを痛感します。

さて試験の手ごたえはというと、学科試験はばっちりだったけど、技能試験が・・・う~む、厳しい。だいぶ聞き取り逃してしまったので、合否ボーダーラインを割ってしまったかも。合否の通知は9月上旬の予定。
・・・-・-

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2005年8月20日 (土曜日)

おさんぽ

明日のアマチュア無線の試験に備えて最終確認の勉強中。
一日中、家から出ていなくて、このままでは心身共によくないと思い、夕方にお散歩に出かけました。天神まで徒歩で往復です。

↓ 明治通り(赤坂~天神)
しばらく見ていないうちに、いくつか新しい飲食店ができていた。いつか食べにこよう。
↓ ベスト電器・天神本店
ホビーのフロア、9階の一角にテナント入居(?)してる無線屋さん「波夢人(ハムジン)」を覗き、無線機を眺めて明日の試験に向けてモチベーションを高める。KENWOODのTH-F7が欲しいと思っていて、店頭価格をチェック。39,800円。(楽天などの通販と比較するため)
↓ 秀ちゃんラーメン
警固にある人気のラーメン店、実は初めて行きました。以前から学生に「あそこは美味いですよ」と薦められていましたが、なまじ長浜のラーメン街に住んでいるせいで、なかなか他のラーメン屋まで足が伸びないんです。壁には有名人のサイン色紙がびっしり。
→ 帰宅
さて、リフレッシュしたところで、またモールス受信技能試験の練習。練習ソフトを使った模擬試験だと、合格レベルの達成率は五分五分かな。

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オールナイト・ガンダム

BS2でガンダム劇場版一挙放送。録画しておいて後で見るつもりが、誘惑に負けて結局、録画しながら朝まで全部みてしまった。

現在、DVDで入手できるガンダム劇場版は、デジタルリマスターで絵がきれいになっている反面、BGMなどがオリジナルと変わってしまっていて、古くからのファンには許せない商品らしい。今夜放送されたのは、貴重なオリジナル版。あとでDVDに残しておこうっと。


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好きなキャラクター: 歴戦の勇士 ランバ・ラル
好きなモビルスーツ: MS-09 ドム
ガンダム占いの結果: ↓ガンダム (…つまらん)

なにしろ主役機ガンダムくんのアナタのことですから、いつだってみんなの人気者です。その無茶なぐらいの万能能力から周囲に頼りにされることも多いでしょう。またそれに応えるように、アナタ自身も困っている人を見ると自分のことをかえりみずに助けたりもします。

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2005年8月16日 (火曜日)

Let'snote W4 使用感想

仕事用のパソコンを6年前のVAIO Z505JXから、最新のLet'snote W4に替えて2週間近く、ざっと気が付いた点を書きます。

【良い点】

  • バッテリの保ちがよい。自宅に持ち帰りでも、一晩ならACアダプタ不要。VAIOは1時間ほどだった。
  • 軽い
  • 無線LAN内蔵
  • トラックパッドの円周をなぞると、スクロールする機能の操作性が良い。

【悪い点】
  • 液晶ディスプレイが180度まで開かない。何人かで囲んで画面を見てもらうとき、180度ひらくと便利だったのに。
  • キーピッチを大きくとったのはよいが、しわ寄せとして、Tabキーが小さすぎる。
  • 同じ理由で、「全角/半角」キーが最上段の、EscとF1の間にある。左端のEscとTabの間が一般的なので、ついそこに小指が行き、「1」キーを叩いてしまう。

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2005年8月15日 (月曜日)

事故の周期説

柳田邦男氏の著書「死角―巨大事故の現場」で、航空機事故の周期性について興味深い仮説を述べられていたので、紹介します。

航空機は、不思議とある時期に連続して事故が発生し、その後しばらく事故の少ない時期が続き、それからまた連続事故を起こす、という傾向があるという。周期は5年程度。このような周期性が生じる原因として以下のような理由が考えられ、これらが複合して発生するという仮説です。

  1. 大事故があると、普段報道されない小事故まで探し出して報道されるので、実際以上に周期的な波があるように感じられる。
  2. 事故後は安全対策が徹底されるが、やがて慣れてくると遵守されなくなる。
  3. しばらく事故が無いと、利益重視のため安全対策を緩和してしまう。
  4. 現場の人間が世代交代し、事故の教訓やノウハウが伝わらなくなる。
  5. 機種や使用技術が変わり、過去の機種の教訓があてはまらなくなる。
  6. 機体の老朽化(疲労)によるもの。

(1)は、昨年の自動車の発火事故や、今年の列車事故、飛行機の部品脱落、はては警察官の不祥事や、年金未納問題の報道のようなものです。

事故があると、マスコミがよく槍玉に挙げるのは(2)と(3)に現れる企業体質です。これは精神論だったり、経営方針の問題で、ちょいと私の守備範囲外。

工学の立場からの事故防止対策として関心があるのは、(4)~(6)の現象ですね。現在のところ、
(6)に関して、いま古いのはB-747やDC-10の初期型ですかね。
(5)に関して、たとえば新しい機種のB-767や777の事故例が少ないので、なにか未発見の欠陥を秘めているかもしれません。GPSや複合材料といった新技術に関連して、今までに無い新しい事故の起こり方があるかもしれません。

そして、これらは航空機だけの現象ではなく、鉄道,原発など大規模システムに共通した問題です。

現実問題としてコストとのトレードオフも考えねばならず、考えうる安全対策をすべて実行できるとも限りません。事故というものはゼロにすることができないものですが、せめて同じ原因の事故は繰り返さないように、工学の側から貢献できたらよいと願います。


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2005年8月13日 (土曜日)

JALウェイズ 福岡~ホノルル

8月12日 福岡発・ホノルル行き JALウェイズDC10型機がエンジンから出火。福岡空港に緊急着陸。東区内にタービンブレード部品が多数降り注ぐ。

げげ、これは毎年のUSSSへ行くのに乗っていた路線。機体も同じかも。
この10月から運行休止となる予定だったもの。

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2005年8月12日 (金曜日)

1985年8月12日の記憶

20年前のその夜は、ペルセウス座流星群の極大日でした。
私は高校では地学部(天文+気象+地質)に所属しており、毎年この時期には2泊3日の夏合宿を開いておりました。その年、高校1年生だった私は初めての参加です。合宿の場所は、過疎のため廃校となった学校に併設する寄宿舎です。これは、山間部で学区が広かったため、通学不可能な児童・生徒が寄宿していた建物です。廃校後も市役所が管理しており、文教活動のために、安価に利用できました。平屋で、二段ベッドの4人部屋が5部屋くらいと、6畳間(管理人)、大座敷、食堂、風呂、洗濯場、だったと思います。電気はありましたが、テレビはありません。

山間部なので夜の星はとても綺麗な場所です。宿舎の前は大きな広場となっており、夜は広場の真ん中にビニールシートを広げ、徹夜で流星群の計数観測を行います。計数観測のフォーメーションは参加人数によりますが、この夏合宿は比較的人数が多く集まるので、「8人計数」で行うことが多かったです。つまり8人が頭を中心に「米」の字型に寝転んで、45度ずつ8方位を分担して監視し、出現する流星の光度や位置を報告します。8人の中心には1人ないし2人の記録係と時計係を置きます。30分ごとに位置をローテーションし、人数に余剰があれば休憩させます。この夏合宿では、初めて流星観測に参加する新人も多く、また、お盆で帰省して参加するOBも多かったので、よくOBが米の字の隙間に参加して、流星を待つ間に新人に星を教えてくれたり、観測の補助をしてくれました。

さて、日付も変わり8月13日(火曜)の午前1時を過ぎたころです。宿舎内で休憩中だったOBの一人が、中島みゆきのオールナイトニッポンでも聴こうとラジオを点けたところ、なにやら名前を延々と読み上げている、ということで我々グループは下界からかなり遅れて事故のニュースを知ったのでした。私は1時から休憩時間で一緒にラジオを聴いていたのだったか、観測中に「何かあったらしい」ということを聞いて、1時半からの休憩時間でラジオを聞いたのだったか、ちょっと記憶が定かではありません。

覚えているのは、

  • 延々と読み上げられる名簿。しばらくしてアナウンスで「ただいま予定を変更し・・・・乗客名簿を読み上げております」。
  • 「オオシマヒサシさん。この方は歌手の坂本九さんです。」
  • 「長野県○○村で、山に火が見えるとの情報が・・・」
  • 「自衛隊が現地に向かっております」
  • 「行方不明となった日航機が飛んでいるとしたら、燃料が尽きる時間は○○時(とうに過ぎている)」
この時点では、まだ情報が不十分で、墜落が濃厚ながら断定できず「行方不明」だったのです。


翌朝、合宿は終了し、機材を運んで高校に寄り、帰宅はお昼ごろになりました。帰宅して初めてテレビのニュースを見ました。ちょうど生存者がヘリで吊り上げられるところでした。たしか、この時点では「4人生存」の情報が、2ルートから伝わって「8人生存か?」とも言われていましたが、まもなく重複情報だと判明するという出来事がありました。

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さて、私が大学の進路を航空宇宙工学に定めたのは、高校2年生か3年生の頃でした。この事故が私の進路の選択に影響を与えたかというと、正直なところそうは思いません。興味は航空よりも宇宙でしたし。
しかし、航空学科に進学して「航空」を勉強しだしてからだったと思います、過去の航空事故の事例に強く関心を持つようになりました。当時の学科の雰囲気として、事故から5年後でまだ記憶に新しく、学問的にも解明・解決すべき課題を含んでいました。加藤寛一郎教授の航空機力学では、ダッチロール運動の例によく採りあげられましたし、塩谷義教授の材料力学では金属疲労・応力集中とクラックの進展現象が、この事故と関連していました。
また、加藤先生は航空事故の本をたくさん執筆されていて、それが講義の参考図書(?)に挙げられていたのがきっかけだったと思いますが、その後は自主的に事故の本を読み漁りました。以下に、そのころ私が読んだものを列挙します。

加藤寛一郎「生還への飛行
いろいろな事故の生死を分けた事例。
加藤寛一郎「壊れた尾翼―日航ジャンボ機墜落の真実
日航123便事故と、全日空の雫石事故について、航空機力学的に考察する。
柳田邦男「マッハの恐怖」「続・マッハの恐怖
昭和40年代に連続した墜落事故の真相を追う。
柳田邦男「撃墜―大韓航空機事件
なぜ大韓航空機は航路を外れてしまったのか。なぜソ連は民間機を撃墜してしまったのか。いくら潰しても出てくる、浅はかな陰謀説との闘い。
朝日新聞社「日航ジャンボ機墜落―朝日新聞の24時
報道の側から見た当日の記録。情報の混乱はどのように起こったのか。なぜ救助が遅れたのか。遺族に取材する記者の苦悩。(原因不明だった事故直後、ペルセウス座流星群の隕石衝突説すらあったことを、この本で知りました。)
吉岡忍「墜落の夏―日航123便事故全記録
日航123便事故を、人間の側から追ったノンフィクション。

このなかで、柳田邦男氏の「マッハの恐怖」シリーズはとくに名作です。航空工学を学ぶ学生には是非読んでおいてほしい。文系出身の記者だった柳田氏が、フリーのノンフィクションライターとして独立した初期の作品で、その後の彼の作風の基本となる、膨大な資料と緻密な取材に基づき、客観的に真相を追求する姿勢が見事です。

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おわりに、
現在の私自身、航空安全に直接貢献できる職にはいないけれど、やはりこの日になると思うところがあります。せめてできることとして、事故を風化させず、航空業界へ巣立っていくかもしれない教え子たちにでも、語り継げればと思います。

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2005年8月 8日 (月曜日)

ピカチュウ vs ピカチュウ

電車で見かけた主婦グループ。たまたま目の前にあった、ポケモンのキャンペーン吊り広告を見て、多少は子供を通して知ったような主婦Aが、まったく知らない主婦Bに説明。

主人公は少年たちで、ポケモンはまあ「飼われて」いるの。それで、ポケモン・マスターとか何とか言ってピカチュウ同士を戦わせるの。
・・・惜しい!


さらに、ロケット団について、

なんとか団って、そうそう、タイムボカンの悪役みたいなのがいて・・・
じつはその奥様たち、私の背後にいて、顔は見ていないのですが、私と同年代とみた。

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サンプラー・サブグループ会議

宇宙研で次期小天体探査計画の会議。
今回はコア・サンプラーの機構要素のアイディアをいくつか、紙工作で持って行きました。
20050808corer
ラップやロールペーパーの芯、折り紙、テグス・・・
季節柄、まるで小学生の夏休み工作です。

サンプラーのアイディアでは、けっこう身の回りの品物がヒントになります。今回、私が参考にしたのは、コルク抜き、つぼみ、きんちゃく袋、など。
20050808corkscrew

他の先生のアイディアの源もおもしろい。
M先生:対戦車貫通弾,粘着テープ (私は蝿取りリボンを連想しました。)
F先生:竹槍 (スイカを模擬小惑星にした、サンプル取得実験の動画は、場が和みました。)

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