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2005年5月25日 (水曜日)

プロジェクトXの演出

ドラマを引き立たせるために、都合の悪い話は採りあげないという技法は、以前から目に付いていた。それは演出上・時間の制約上、しかたないものだと容認できた。
今回の、無かったエピソード作ると言うのはよろしくないね。

サイドストーリーを省略されても、自分が詳しくない分野だと気付きもしません。私が気になったのは宇宙開発をテーマにした回で、下記の演出。

第55-56回「男達のH-IIロケット」
NASDAの国産ロケット開発を強調するため、ISASの存在を無視。冒頭でペンシルロケットが出ただけ。
第112回「ハレー彗星に突入せよ 76年に一度の大勝負」
「チャンスは一度きり」がキーワードだったようで、番組中で多用。「さきがけ」を無視。
第142回「毛利飛行士 衝撃の危機脱出」
「日本人初の宇宙飛行士」について。放送前に投書したら、JAXAの定義による宇宙飛行士を説明するテロップが入りました。「民間に先を越され、毛利は苦悩した」みたいな演出でもよかったのではないかと思うが・・・宇宙飛行士は完全無欠のヒーロー像を期待されていることがわかります。

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