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2005年4月24日 (日曜日)

九重研修

4月22日(金)~23日(土)で、学科の「九重研修」に参加してきました。

20050422kuju1これは学科に配属された3年生と修士1年生を対象とした、1泊2日のオリエンテーション合宿です。場所は九重山麓の九州地区国立大学九重共同研修所。敷地のすぐ近くから、もうもうと湯気が立ち上っているような、温泉地帯に建っています。

今年の参加者は学生と教官合わせて90名弱。教官の参加率は、教授は半分くらい、助教授はほぼ全員、助手は私だけ。どうやら、助手の参加は任意で、拒みもしないがお誘いのアナウンスも回って来ないだけのようです。今回たまたま幹事の先生と雑談していたときにお誘いいただいて、ちょうど私も一度行ってみたいと思っていたので参加させてもらった次第。

初日の夕食後に、学科のOBで他大学で活躍されている先生を招いて講演会。それから懇談会。深夜まで学生らと酒を飲みながらお話しました。うちの研究室へ来たいという3年生、来たかったんだけど…という修士1年生が少なからずいました。そういう声を聞くにつけ、期待に恥じない研究室にしなければと、こちらこそ初心に返る思いでした。
そうそう、ここでひとつ失敗談。夜に星を見ようと思って、天文年鑑を持って行ったのですが、取り出してみたら2004年版でした。昨年のと並べて置いてあったのを取り違えました。まぬけ。

2日目はみんなで久住登山です。 →参考地図(Mapion)
宿舎からバスで登山道入口の牧ノ戸峠まで行きます。午前9:30に標高1333mの牧ノ戸をスタート。特に隊列を組むでもなく、なんとなく数人ずつのグループになりながら、適当に各自のペースで登ります。私はこのところ運動不足で体力に自信がないし、「下りが長くて疲れるよ」と聞いていたので、なるべく体力を温存するようゆっくりと登りました。およそ2時間かけて11:30ごろ、1787mの久住山に登頂しました。頂上からの眺望は、南の山麓に久住高原の緑の牧草地が拡がり、遠くに阿蘇山がきれいに見えていました。(ちなみに、隣のピークの中岳が1791mで九州本土最高峰。元気な先生はそこまで足を延ばしていました。)
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久住山の頂上でお弁当を食べたあと、帰りは別のルートで、標高約1100mの長者原ちょうじゃばるを目指して下山します。(実は、二日酔いや、体力に自信がないひとは、牧ノ戸からそのまま先に長者原に下山しています。) 下山のルートは火星のクリュセ平原のような、角張った岩がごろごろした地形でとても歩きにくく、噂どおりに体力を奪われました。
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これも所要2時間で13:30頃、無事に長者原に下山しました。天気が良くて気持ちの良い登山でした。

そして今、運動不足の足に、筋肉痛で苦しんでいます。


注:「くじゅう/久住/九重」の使い分けがややこしいです。

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