福岡地震から2週間
まだ、小さな余震は続いていますが、市民生活は大きな混乱もなく、おおむね「2日後は連休が空けた火曜日で職場の片づけ、3日後には平常どおりの仕事」という感じでした。今では、飲み会などでのスモールトークのねたですね「お宅は、どうでした?」てな具合に。
しかし、日々のニュースには上らなくなってきましたが、玄界島をはじめ、まだ避難生活を送っている方々もいます。昨日、近所の漁港を通りかかったら、そこの公園に建設される仮設住宅の基礎工事が始まっていました。玄界島の人たちが、避難中も漁業ができるようにこの場所が選ばれたと、少し前にニュースで聞きました。
近所のディスカウント酒店は、被災したお酒の半額処分コーナーがありました。それ自身は割れなかったけれど、割れたお酒で外が汚れたもののようです。そういえば、店内がいつもより少しお酒臭かったかな。私が見たときは、もう売り切れ寸前で、例えばヨーグルト・リキュールのような変わったお酒が売れ残っているだけでした。
街も気を付けて見ると、あちこちの建物で、外壁にひびや剥がれ(とくにタイルや煉瓦)があり、補修工事をしていたり、とりあえず「キケン」の張り紙をしていたり。また、建物の根元付近で歩道のブロックが砕けたり、めくれたりしてるのも目立ちます、つなぎ目の隅で応力集中が起こったのでしょうか。歩道を歩くときは、そんなところに近づかないように気を付けています。
そうそう、地震の翌日に撮ってまだ公開していなかった写真を2枚お見せしましょう。
電柱の根元から液状化した泥が噴き出した跡。
地震の翌日、天神のかに本家へ行ったら、臨時休業でした。そのときの写真。翌週に改めて行ったら、開店していましたが、お店の専用立体駐車場はまだ故障中。給仕のかたにお話を伺ったら、地震の時は開店時間前でお客さんはいなかったのが幸いであったが、昼食の準備をしていた料理人が2名、油で大やけどを負ったそうで、かなり大変だったようです。
→おまけ、研究室の被害状況写真
それにしても、今回の地震は火災が発生しなかったのが、幸運だったと思います。
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