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2005年1月18日 (火曜日)

センター試験「監督業務に関する苦情例」

毎年、事前に配られる資料のひとつ。
受験生たちは、人生を賭けて戦っている最中です。監督者はこういうことのないように!
九大であった事例なのか、全国の話なのか不明。

監督業務に関する苦情例
  • 受験者には携帯電話の電源を切るように指示していながら、試験時間中に監督者の携帯電話が鳴り、その場で応答していた。
  • 試験時間中に教壇の隣で大いびきをかいて寝ている監督者がいた。他の監督者から数回促されてようやく静かになった。
  • 監督者が室内を巡回する際、靴音がうるさかった。
  • 監督者が板書した試験終了時刻が誤っていたので、時間配分を狂わされた。
  • 試験時間中、監督者同士の私語がうるさかった。
  • 問題訂正の一部を板書し忘れた。
  • 試験終了後は解答用紙の受験番号欄の訂正ができないにも関わらず、監督者が未記入者や誤記入者を教壇前に呼び出して訂正させていた。
  • 試験室にパソコンを持ち込んで、監督業務に関係のない仕事をしていた監督者がおり、キーを打つ音が非常に耳障りだった。
  • 自分の机がガタガタしてその音が気になると周囲の受験者から苦情があったとの理由で試験時間中にも関わらず机を交換させられ、その間、回答を中断された。

「取扱注意」と書かれた冊子とは別だし、注意を喚起する意味で内容的にも公開差し支えないでしょう。

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コメント

毎年センターのクレームというのはでますが
それはひどいナーと思うのもあれば、これってクレームとしてどうなのっても中には見受けられます。
上記の靴音ってどうしても立ててしまうものなんじゃないですかね?
教室内の見回りは必要事項であり、私も試験中足音きになることはあってもそれをわざわざクレームとして出そうとは思いませんでした。
走っていたり、常識外な行動ゆえの騒音ならまだしもこれってクレームとして出すべき項目なのか少し疑問に思います。

投稿: しょー | 2006年1月23日 (月曜日) 00:35

コメントありがとうございます。
ほんとうに試験官に非がある苦情もあれば、八つ当たりと思える物まで混じっていますね。ともあれ、監督者としては「人生が賭かっている受験生からすれば、ささいなことでも苦情を訴えられる可能性がある」ということを忘れず、十分配慮する必要があります。

監督の主目的は、受験生を見張り不正を取り締まることではなく、受験生が公平に実力を発揮できるよう環境を整えることと心得ています。教室内の見回りも、不正の発見よりは、困っている受験生がいないかを見つけるつもりでいました。プレッシャーを与えぬよう、足音を忍ばせて静かに、頻繁すぎずに。落とした文房具を拾ってほしいとか、御手洗いなど、遠くから挙手するのに躊躇する学生でも、監督者が近くに来たときに言ってくれたります。

私も監督をしたときの経験では「後の人の貧乏揺すりが気になる」は、後の人に注意(というかお願い)をしましたが、「隣のひとの鼻をかむ音がうるさい」は、どうしようもないものなので、そのまま我慢してもらいました。

投稿: ごんざぶろう | 2006年1月23日 (月曜日) 10:17

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