SPSシンポジウム:基調講演
9月16日(木)~17日(金)、九州工業大学で開催された第7回宇宙太陽発電システム(SPS)シンポジウムに参加してきました。
今回は、九工大の趙先生(プラズマ)が幹事、九工大の赤星先生(デブリ)と九大の私(デブリ?)が補佐というスタッフ構成だったこともあり、初日の基調講演は「太陽発電衛星と宇宙環境」をテーマにしました。講師は
宇宙放射線についてJAXAの松本晴久さん
宇宙用太陽電池についてJAXAの今泉充さん
帯電・放電について奈良高専の藤井治久先生
そしてデブリについて、僭越ながら私。
忙しくて、プレゼンの準備にとりかかったのは実質火曜から、前日にデブリの衝突方向分布の計算をしていました。なんとか間に合いました。
SPSとデブリの問題というと、SPSは大きくてデブリがたくさん当たるというのと、SPSから2次デブリが発生したりSPS自身が巨大デブリになるかもしれないという、二つの問題があります。後者の問題を突き詰めると、聴衆に喧嘩を売る講演になりかねないので、話のもっていきかたに苦慮しました。なんとか、そのへんは笑いをとりつつまとめられたようです。

↑これが現在のデブリ環境
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