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2004年9月の21件の記事

2004年9月29日 (水曜日)

SpaceShipOneのペーパークラフト

SpaceShipOneのペーパークラフトを見つけました。
Currell Graphics > Card model section > Free models > SpaceShipOne
同じサイトにJAXA/ISASのRVTまでありました。
海外サイトだよなこれ、マニアックな・・・。

航空機/宇宙機の無料ペーパークラフトのリンク集として
FreePaperToys.com > Spacecraft & Rocket Free Paper Models
を紹介しておきます。

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ネスカフェのCANSAT?

ネスレ TVCMギャラリーで、
ネスカフェ サンタマルタ「フォーアップ」篇/「フォーブレイク 」篇、を見て頂きたい。
巨大な缶コーヒー型ロケットが打ち上がり(フォーアップ篇)
パラシュートで降下してくる(フォーブレイク篇)

電車の中吊り広告にもなっているそうです。

今年のCANSAT打上を終えてネバダの砂漠から帰国したばかりの、川島さんからの情報です。
レイランド:ネスカフェの広告

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NHK「小型衛星と宇宙開発」

今夜、SpaceShipOneと時間がかぶりますが、23:45-23:55にNHK総合で放送予定の、「あすを読む」のテーマが「小型衛星と宇宙開発」です。(台風情報でつぶれる可能性もあります)

昨夜、研究室にNHKから電話があり、学生が電話取材に応じたそうです。

どうも、東大阪の「まいど1号」の試作機が今日完成の予定だそうで、それに合わせた放送なんじゃないかな。

東大阪宇宙開発協同組合 SOHLA


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見た後で追記

まいど試作機(EM?)の完成とはとくにリンクしてなくて、小型衛星の一般論でした。

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56th IAC @福岡のサイト

いつのまにか、56th IAC(International Astronautical Congress : 国際宇宙航行会議)のサイトが公開されていました。

メインのサイト
展示会サイト(日本語あり)

会期は2005年10月16日~21日
会場は、
 講演会:福岡国際会議場
 開会式:福岡サンパレス
 展示会:マリンメッセ福岡

来てくださいね。

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X PRIZE

今夜、Scaled CompositesチームのSpaceShipOneが、X PRIZEに挑戦します。
下記サイトで動画ストリーミング中継があります。
ANSARI X PRIZEミラーサイト?
SPACE.com
ライブドア

米太平洋夏時間(PDT)で29日の朝6時、時差16時間の日本だと夜22時になります。
ライブドアでの動画中継は、23時頃とのことです。また、ライブドアではX PRIZE日本人スタッフの水谷氏が現地からのレポートをBlogで配信しています。

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9月30日 0:30ごろ 中継を見ながら追記

成功したようです。予定よりやや遅れての離陸でした。

さて、このフライトに関する「商売」について。

  1. ライブドアでの中継は、ライブドアのID(無料)が必要というものでした。商魂たくましさを感じますが、あの業種としては当然やるべき営業をしているだけで、それだけ「宇宙飛行の中継は集客力がある」と判断されたのだと、ポジティブに受け止めました。(しかし、面倒くさかったのでX PRIZEオフィシャルサイトの方で見ました)
  2. 直前に商業宇宙飛行への参入を表明したVirginのロゴが、SpaceShipOneの機体の、搭載カメラから写りの良いところに描かれていました。見事な戦略だ。

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2004年9月27日 (月曜日)

カステラ「切れはし」

9月25日に第5回QPS研究会(QTEX-PR基本設計報告会)がありました。

その懇親会の席上、長崎のかたから、めずらしい差し入れを頂きました。

20040927kasutera(有)長崎本舗 「カステラ 切れはし」

この、「きれはし」の部分こそ、砂糖が集まっていていちばんおいしく、地元の人が好んで買うのだそうです。

しかも、たった100円

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2004年9月22日 (水曜日)

デブリ飛来方向分布

先日のSPSシンポでの計算結果で、グラフ化が間に合わなくて出せなかった、デブリの飛来方向の3次元分布図です。
2次元の方位角分布までは、シンポジウムで発表したのだけれど、仰角も考慮して3次元の曲面で描いてみました。描いてみると、低軌道ではほとんど仰角がなく水平面に分布して、2次元図とあまり変わりありませんね。

図の座標の方向は、
 上が天頂方向
 右手前が衛星の進行方向
 右奥が軌道の角速度ベクトル方向
です。

20040922debris3D_polar
これは太陽同期の極軌道での飛来方向分布。
デブリがおもに水平方向前方から衝突します。これは対向する極軌道衛星との正面衝突を表していて、衝突速度は約15km/sになります。

20040922debris3D_LEO
これはSPS2000を想定した高度1100kmの赤道上円軌道での飛来方向分布。
ほとんどのデブリが北東と南東からやってきます。これはこの高度に多い極軌道衛星との衝突で、衝突速度は約10km/sになります。

20040922debris3D_GEO
これは静止軌道での飛来方向分布。
デブリは主に北北東・南南東からやってきます。仰角分布もあり、水平方向だけでなく、立体的な分布図になりました。

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2004年9月20日 (月曜日)

プロ野球スト ホークスは福岡ドームでサイン会

プロ野球スト・サイン会に並ぶファン(Yahoo!ニュース/時事通信)

ダイエー選手会が開催したサイン会には2万人を超えるファンが詰め掛け、福岡ドームの周囲に長い列ができた(19日、福岡ドーム)

昨日、買い物に出たら、ドーム上空にヘリコプターが飛んでいました。ドーム前にさしかかると、歩道は人でいっぱいで、行列はドームのほうへ続いている。
「ああ、ストのため何かファンサービスのイベントをやっているのだな」と思い通り過ぎましたが、後で確認してみたらこれでした。

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さようなら、シビック・フェリオ

車を買い換えました。
9月18日、新車のフィットを受け取りに行く前に、シビック・フェリオと記念撮影。

20040920civic
車名:ホンダ シビック・フェリオ VTi
型式:E-EG8
年式:平成4年(1992年)4月
エンジン:VTEC 1.5L(AT)

(いまさらモザイクの必要もないか・・・)

1998年3月に中古で購入。このときすでに6歳で、それから6年半、うちに来てからの方が長くなっていたのだね。しばらく妻が運転手、私が遅ればせながら普通免許を取ってから、3年間乗りました。走行距離は購入時に約47,000km、最後は71,000kmでした。最も遠出したのは、この夏の宮崎。先日のSPSシンポ@北九州が最後のドライブとなりました。
いろいろと、装備が時代遅れとなってしまいましたが、6年半まったく無事故で、大きな故障もなく、よく走ってくれました。

いかんせん古いので、新車の購入にあたり、下取り査定額は処分費用と相殺で¥0でした。
きっと、このあとはドナドナになってしまうのでしょう。ちょっと悲しい。

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SPSシンポジウム:「宙」とは

懇親会の席上、京都大学生存圏研究所篠崎真毅先生から面白い話を伺いました。生存圏研究所とは、この4月に宙空電波科学研究センターと木質科学研究所が統合してできた組織で、「宙空」だったころ、中国からの留学生から聞いた話だそうですが、中国語では「宇」が宇宙で「宙」は時間を指すのだそうです。つまり「宇宙」だと「時空」のような意味になるらしい。

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SPSシンポジウム:ポスター

SPSシンポジウムのポスター、刷り上がった物が10部くらいだったかな、9月のはじめに趙先生から送られてきました。それをうちの研究室の掲示板、うちの専攻の掲示板に貼ったのはもちろん、テーマに関係ありそうな、宙空環境研究センター電気電子システム工学専攻エネルギー量子工学専攻にも配って貼ってもらいました。

ちょっと気になったのが、このポスターに描かれたSPSの想像図の、マイクロ波ビームの色。赤から黄色のグラデーション。・・・これについて、私がISASで学生のころの話ですが、SPS2000のプロモーションビデオ用にCGアニメを作っていた別の学生が助手さんに受けたアドバイスを今も覚えています。「赤系は危険なビームに見えるから、寒色にしなさい」
ちなみにこのころ、シムシティ2000が流行っていて、発電所の選択肢に太陽発電衛星の受電施設(レクテナ)もあり、その災害モードは、マイクロ波のポインティング制御が狂い、レクテナの周囲がマイクロ波を浴びて火の海になるというものでした。ビームが逸れてもそんな災害にはならないのですが、このゲーム上での表現を見て、「一般の認識はこうなのだから、無意識にでも誤解を与えないよう、表現には気を付けなければならないな」と改めて感じたものでした。

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SPSシンポジウム:基調講演

9月16日(木)~17日(金)、九州工業大学で開催された第7回宇宙太陽発電システム(SPS)シンポジウムに参加してきました。
今回は、九工大の趙先生(プラズマ)が幹事、九工大の赤星先生(デブリ)と九大の私(デブリ?)が補佐というスタッフ構成だったこともあり、初日の基調講演は「太陽発電衛星と宇宙環境」をテーマにしました。講師は
宇宙放射線についてJAXAの松本晴久さん
宇宙用太陽電池についてJAXAの今泉充さん
帯電・放電について奈良高専の藤井治久先生
そしてデブリについて、僭越ながら私。

忙しくて、プレゼンの準備にとりかかったのは実質火曜から、前日にデブリの衝突方向分布の計算をしていました。なんとか間に合いました。
SPSとデブリの問題というと、SPSは大きくてデブリがたくさん当たるというのと、SPSから2次デブリが発生したりSPS自身が巨大デブリになるかもしれないという、二つの問題があります。後者の問題を突き詰めると、聴衆に喧嘩を売る講演になりかねないので、話のもっていきかたに苦慮しました。なんとか、そのへんは笑いをとりつつまとめられたようです。

20040920debrisCG
↑これが現在のデブリ環境

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2004年9月13日 (月曜日)

プラネタリウム「人工衛星であそんじゃうぞ?!」

福岡県青少年科学館(久留米市)のプラネタリウムで、9月11日(土)~12月5日(日)まで、「人工衛星であそんじゃうぞ?!」という番組が上映されています。

機械、とくに飛行機にいたずらをする妖精(小悪魔?)として知られているグレムリンが、もっとおもしろいおもちゃ「人工衛星」を見つけていたずらを始めます。そして地上でおきるトラブルを描いて、人工衛星とはどんなもので、どう生活に役立っているかを解説するお話です。
また、ストーリーはパラレルになっていて、小学生の女の子と、その家庭教師で大学で小型衛星の研究している学生が登場し、CANSATCUBESATの話をとおして、大学での活動を紹介します。
番組の対象年齢は、小学生~中学生くらいかな。

この番組は五藤光学研究所の作品で、久留米のこの科学館用に製作されたものです。そのため、この地域の子供達に、宇宙開発を縁遠いものと思わず、身近に取り組んでいる学生がいて、君たちも参加できるようになるよ、と感じてもらうことを願って、CANSATに関しては九州大学のうちの研究室が取材され、うちの学生達も声で出演してます。

久留米に行く機会があったら、どうぞご覧下さい。

-----補足-----
グレムリンは映画で有名ですが、もともとヨーロッパのいたずら妖精で、第二次大戦では英空軍の飛行機に悪さをしたことで知られます。(飛行機の不調の言い訳ですね)

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2004年9月12日 (日曜日)

「子犬助けて」チェーンメール

「子犬助けて」メール出回る 福岡など全国で いたずら?アドレス狙い?(Yahoo!/西日本新聞)

これ、私の所にも来ました。この内容のチェーンメールがあることは以前から知っていました。
ただ今回、間が悪かったことに、同時期に2つ来て、片方は本物だったのです。

8月30日夜:メーリングリストA(メンバーは九州域)にて、この件の投稿があり、1時間半後に投稿者から「すみません、チェーンメールでした」との再投稿がありました。
8月31日朝:私が↑これを読んだのは、出勤してから。
8月31日午後:メーリングリストB(メンバーは関東を中心に全国)にて、ほぼ同じ内容の投稿あり。
8月31日夕:私は「チェーンメールかもしれないよ」と投稿。
8月31日夜:投稿者(ML管理者)が情報源に確認してくれて、こちらの情報は真実であったことと、子犬はすべて無事にもらわれたことが判明。

迷惑メールやあの手この手の詐欺が横行しているこのご時世のせいとはいえ、善意の人を疑ってかかるようになってしまっている自分を感じ、後味のわるい事件でした。

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2004年9月10日 (金曜日)

Genesisの「回収失敗」について

事前に「空中捕獲」をPRしすぎていたためだろうか、多くのニュースが見出しで「捕獲失敗」と報じている。この表現が誤解を呼んでいないだろうか。
いくつかのwebページで、この事故の感想を述べているのを拝読させていただきましたが、ときどき「空中捕獲なんてするから失敗するんだ」「もっと確実な回収方法を」というような意見がありました。失敗への批判はごもっともですが、もしかして「空中捕獲に失敗したから地上に激突した」と、思っていないだろうか。
今回のは、確実な方法の第1段階である、パラシュートが開かなかったから激突したのです。ヘリコプターが空中捕獲を試みる以前の問題です。他の方法、たとえば逆噴射/エアバッグ/着水などでも、パラシュートが開かなかったら同じように激突するでしょうし、それぞれの方法に別のリスクもあります。
蛇足ながら再突入カプセルの空中捕獲は、少数ですが実績はあります。冷戦期に、スパイ衛星の撮影フィルムを回収した例があるのです。

この段落で書くことは、データが見つけられなかったので憶測なのですが、カプセルの設計にあたっては、たとえ空中捕獲が失敗して着地しても、最低限のデータは得られるようにしているのではないだろうか。(私が設計者ならできるだけそうする)。たとえば、サンプル収集ウェハーは割れてしまう恐れがあるそうだが、容器が無事なら地球物質でのコンタミは防げる。そして、空中捕獲は「確実」ではないが、成功すれば積荷にとってより「安全」な方法という位置づけだ。こういう場合よく「サクセスレベル」を事前に設定します。ミニマム・サクセスからフル・サクセスまで、何段階かに分け、たとえば、(実際どう設定されているか知らないので適当に例示します)
 0:データも試料も得られず失敗
 1:軌道上でのデータ取得成功
 2:カプセルの回収成功(今回の達成度は2.1くらいか)
 3:試料を回収成功(パラシュートで着地)
 4:試料を無傷で回収成功(空中回収)
こんなかんじ。All or Nothig ではないのだ。

プレスキット(PDF)によると、空中回収時のパラフォイルの飛行速度は、水平方向12m/s、降下速度4m/s。回収しないでそのまま降下していたら、地上ではもう少し減速しているはず。参考までに、CANSATの降下速度は3m/sくらいで、着地時には壊れたり壊れなかったり・・・です。

さて現在、Genesisのwebをみたところ、カプセルはクリーンルームに運ばれ、粉々になって土砂が混ざったサンプルコレクターを、科学者たちがピンセットでより分けている光景がありました。希望的観測でしょうが、"Scientists are hopeful that the recovered Genesis samples will be sufficient to achieve the mission's science goals." と言っています。
宇宙ミッションで何か失敗があると、失敗のニュースだけが「○○百億円が無駄に」とセンセーショナルに伝えられ、このような、事故後のリカバリーの努力は、なかなかニュースでフォローされません。思い出すのが「きく6号」、当初予定の6割だか8割だかの実験を実施していますが、一般に知られていないようです。ほかにも、「かけはし」「ヒッパルコス」「アルテミス」・・・。そうそうESAの火星探査機 "Mars Express" 、おまけの小型着陸機 "Beagle 2" の失敗ばかりがニュースになって・・・母船は順調に観測をしているのにあまり国内報道で聞きませんねえ。

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追記

その後のニュースで、採集板はほとんど割れているけれども、容器の一部は無事で汚染を免れており、所期の科学的目的は達成できそう、とのこと。今回はちゃんと報道してくれたね。

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2004年9月 9日 (木曜日)

太陽風サンプルリターン機Genesisの帰還

NASA/JPLのGenesisホームページ

帰還カプセルの空中キャッチ、NASA TV のweb中継を見ています。
http://www.jpl.nasa.gov/webcast/genesis/

-----
0:25JST頃
4機のヘリコプターが離陸
赤いのがメイン回収機、青がバックアップ機、
もう2機はよく分からない。

0:50
ひとまわり大きいのは軍用のBlackhawkヘリだそうだ。
もう1機はよく分からないが、空中からの中継では以上の3機が写っているということは、4機目が撮影用?

0:55
回収カプセルが大気圏に突入する頃。
中継のストリーミングが重くなってきた。画像が粗い。

0:58
お、青空になんか光点が見える。

1:00
げげ、パラシュートが開かなくて、地上に激突したよ。なんという結末。
昨年のCANSATを思い出す)
見たところカプセルは壊れずに、砂漠に半分めり込んだようになっている。
「UFOの墜落現場」のような映像だ。
試料は無事かなぁ。

1:15
赤いヘリとBlackhawkがカプセルのそばに着陸。
3人ほど降りてきた。すぐには近づかず、10mほど離れて何か検討している。

1:20
だんだん人が増えてきた。
1人が現場の写真を撮りながら近づいている。

1:30
パラシュートを開くはずだった火工品が生きているかも知れないので、まだ近づけないらしい。
あ、中継おわった。

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関連blog

Garbage Collection: Daily Clipping 2004.09.09
覚え書き@kazuhi.to: 星のかけら、回収失敗
秋沙のココログ既知ログ: 太陽の欠片の回収失敗
DPR-Japan Post:Genesisカプセルの空中キャッチ失敗
橋本純のはみ出し雑記: NASA、カプセル空中捕獲失敗 地球外サンプル消失か
Mew's Room:NASA、カプセル空中捕獲失敗

トラックバックを送らせていただきました。

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2004年9月 7日 (火曜日)

また台風通過中

台風接近を鑑みて、職場からのお達し。


公共交通機関がストップしたら特別休暇にしてよし
公共交通機関がストップしたらタクシーで来い(要領収書)
基本的に個人プレーの研究者と、社会インフラに関わる職場の違いか。

私は「南の島のハメハメハ大王」の子供を見習って、本日お休み。自宅で静かに執筆にいそしむ。

お昼ごろ、台風の目に入り、嵐が止みました。

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2004年9月 6日 (月曜日)

フィットが新車販売首位

フィット1年ぶり首位 8月の車名別新車販売(Yahoo!ニュース/共同通信)

私も9月分に1票貢献予定。

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2004年9月 3日 (金曜日)

汚れた雪玉 or 雪だるま

Whipple博士の"dirty snowball"説を、「汚れた雪だるま」と邦訳したのは、言語的には誤訳ですが、科学的には言い得て妙な意訳だと思います。思うに、東京など、たまに雪が降る程度の地方の、雪だるまのイメージにぴったりですね。数センチ積もった雪をかき集め、転がして膨らまし、できあがった雪だるまは、泥や小石を巻き込んで、汚れていびつな雪だるま。これぞ彗星核。
図らずも、Giottoが撮影したハレー彗星の核は、途中がくびれた雪だるま形でした。
Googleイメージ検索

(私は雪国出身)

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2004年9月 2日 (木曜日)

訃報:Fred Whipple博士

8月30日にFred Whipple博士が永眠されたそうです。享年97歳。
BBCニュース

天文学の人には、彗星の正体を「汚れた雪玉(dirty snowball)」と予見した天文学者として有名でしょう。(日本ではなぜか「汚れた雪だるま」と訳されることが多い)

私のような宇宙工学の者には、スペースデブリや宇宙塵から宇宙船を守る、ホイップル・シールド(あるいはホイップル・バンパー)の発案者としても知られています。

1986年には、ESAの彗星探査機Giottoがホイップル・シールドを装備してハレー彗星に突入し、彗星核の撮影に成功。仮説だった「汚れた雪玉」説を証明しました。

現在飛行中のNASAの彗星サンプル・リターン探査機Stardustも、もちろんホイップル・シールド装備。この探査機には100万人以上の名前がマイクロチップにエッチングされて搭載されているのですが、Whipple博士からの手紙も書き込まれているとのこと。

今日では、ホイップル・シールドは探査機のみならず、宇宙ステーションの防護のためにも、なくてはならない技術となっています。
参考:JAXA「きぼう」モジュールの衝突試験


天文学・宇宙工学に多大な功績を残したWhipple博士のご冥福をお祈りします。

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2004年9月 1日 (水曜日)

匿名コメント許可・続報

過去のコメントで、メールアドレスを入力していただいたものも、SPAM業者による収集の対象となるので、メールアドレス情報を削除しました。ほとんどのかたはURLも入力してくれているので、それで不都合はないでしょう。

しかしその作業中、編集しているコメントの親記事に、送信が正常に完了しないトラックバックがスプールに残った状態(?)のものがあり、編集したコメントを保存すると、このトラックバックが再送されてしまいました。(実際には送信されているが、スプールから消えない)
この現象に気付くのに遅れてしまい、一つの記事に複数のコメントがついているものなど、各コメントを編集・保存するたびにトラックバックを送ってしまい、全部は把握できていませんが、気付いたところでは、秋沙さんのblogに、古いトラックバックを何件もだぶって送ってしまいました。ごめんなさい。

ところで、ココログでのメールアドレス表示について、ソースを見てみたら、
「コメント」については、エンティティ化している。
「プロフィール」欄では、エンティティ化したものを、さらにJavaScriptのdocument.writeで埋め込んでいる。

このブログを始めて、プロフィールやコメントにniftyのメールアドレスを記入するようになった頃から、nifty宛のSPAMが急増しました。ここが原因だとすると、エンティティ化のSPAM除け効果はその程度か?

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