スペースシャトル・メブランモ?
最近、スカイマーク・エアラインズの機内誌で、飛行機に関するトリビアが連載されています。今月号を見ていたら、ちょっとした誤植があって、それがMacユーザーにとっては懐かしく、微笑ましいものでした。「世界最大級の飛行機はスペースシャトルを上に積める。」という、アントノフ225型機の話で、旧ソ連のスペースシャトル・メブランモをバイコヌールまで輸送した、記載されています。
Macに詳しい人ならご存知ですね、欧文フォントで向きのあるダブルクォーテーション“と”を、日本語フォントで表示すると半角カタカナのメとモに化けます。スカイマークの機内誌はMacで編集されているらしい。(へぇ~へぇ~)
宇宙開発に詳しい人ならご存知ですね、旧ソ連のスペースシャトル1号機の愛称はブランです。
ついでに、その記事の挿絵に描かれているのは、同じ用途ですがNASAの飛行機、ボーイング747を改造した“Shuttle Carrier Aircraft”でした。アントノフ225の資料が見つからなかったのかな?どちらも、垂直尾翼が工夫されているので、見分けは簡単です。
ちなみに私、何年か前に、Macの文字化け対策のため「文字化け解読表」というのを書いて、Vectorで公開しています。
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コメント
縦書きの全角カタカナで「メブランモ」になっているところから想像すると、機内誌の作成段階で化けた可能性よりも、筆者が見た資料がすでに文字化けでメブランモ(メとモは半角カタカナ)になっていて、疑いなくメブランモという名前だと思って、そう打ち込んだのではないだろうか。だから編集に使っているパソコンがMacだとは限らない。
投稿: ごんざぶろう | 2004年7月 9日 (金曜日) 21:50
スカイマークのご意見投稿用のメールアドレス宛に、この誤植を報告したところ、お礼の返事をいただきました。来月号で訂正文を載せるとのこと。がんばれ、スカイマーク。
そうそう、今月号ではアクロバット飛行士「ロック岩崎」の特集も面白かった。
投稿: ごんざぶろう | 2004年7月12日 (月曜日) 12:23