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2004年6月の19件の記事

2004年6月30日 (水曜日)

「上がれ!空き缶衛星」を読んだ

川島さんの「上がれ!空き缶衛星」、研究室用に注文していたのが届きました。学生に読ませる前に、私が一気に読んでしまいました。(笑)

「学生版プロジェクトX」という見方もあるだろう。しかし私見ですが(本家)プロジェクトXは温故の要素が強いと思うのに対し、この本は現役大学生や、これから理系大学を目指す若者に読んで欲しい。単位を取ってとりあえず学歴を得るだけの学生生活も、ひとつの生き方だが、大変だけどこんなエキサイティングな選択肢もあるんだと気付かせてくれる。
私も、そういう学生の可能性を伸ばしてやれる教官にならなくちゃ、と再確認。

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2004年6月25日 (金曜日)

フェアリング・アート?

Spaceflight Now | Delta Launch Report | Photo gallery: Mobile Service Tower rollback

軍用機のノーズ・アートは一般的だけど、ロケットのはフェアリング・アートとでも呼ぶのだろうか?それにしても、いかにもアメリカンなデザインだ。2枚目の、真横から見た写真なんか特にまぬけな顔。

日本的なデザインで遊ぶと、どうなるだろう?

  • 桃がパカッと割れて衛星が出てくる
  • 月探査機の打上ロケットが、かぐや姫の竹になっている
  • 気象衛星にてるてる坊主
  • 情報収集衛星には忍者の絵とか

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2004年6月23日 (水曜日)

「食卓の向こう側」…単行本

西日本新聞の連載記事「食卓の向こう側」が単行本になりました。

Amazon.co.jpで「食卓の向こう側」シリーズを探す

4月8日の記事
「食卓の向こう側」…西日本新聞の特集
もご参照ください。

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関連blog

本音でファイル:「食の安全と表示」
瀬戸智子の枕草子:「こんな話しを聞きました。」
松浦晋也のL/D:「エンゲル係数を上げようと主張する」

トラックバックを送らせていただきました。

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2004年6月22日 (火曜日)

PLANET-Q

PLANET-Q

九大の学生たちによる、アマチュアロケット開発チームです。
明日の朝、新宮町の海岸で打上を行うとのことなので、応援に行くつもり。

うまくいって、さらに機体が大型化できれば、標準CANSATを300mくらいは上げられるかも、って。

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民間有人宇宙船SpaceShipOneが宇宙に到達

とりあえず、速報

6月21日
13:47GMT(09:47EDT/22:47JST) 離陸
宇宙船:SpaceShipOne(パイロット Michael Melvill)
母機:White Knight(パイロット Brian Binnie)

14:50GMT 高度50,000ft
White KnightからSpaceShipOneを分離
SpaceShipOneのロケットエンジン点火

14:52GMT ロケットエンジン燃焼終了、以後しばらくは弾道飛行

14:55GMT 高度316,000ft

15:06GMT 高度62マイルに到達と地上アナウンス

15:14GMT SpaceShipOneが無事着陸

17:22GMT 最高高度は328,491ft (100.1241km) だったと発表
(茶々)そこまで有効数字ないだろう

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CNN.comSpaceflightNowで速報を見ていました。
Scaled Compositesのサイトは激重くなっています。
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(さらに茶々)
「スケールド・コンポジット」…共同,読売,日経,NHK
「スケールド・コンポジッツ」…時事,毎日,朝日
原語では複数形で "Scaled Composites" なので「ツ」の方がよいと思う。

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2004年6月17日 (木曜日)

「上がれ! 空き缶衛星」

CANSATの開発物語が本になりました。明日、6月18日発売予定です。

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2004年6月15日 (火曜日)

「JAXA=ヤクザ」説

「JAXAをドイツ風に読むとヤクザになる」というジョークをよく聞きますが、ドイツ語でXの発音は[ks]、濁音にはならず「ヤクサ」です。

ほかにどこかの言語で「ヤクザ」と読めるというのをご存知でしたら教えてください。

「ジャクシャ(弱者)」というジョークも聞きますね。これは何語のつもりなのでしょう。

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2004年6月14日 (月曜日)

ANSARI X PRIZE

民間の再利用型宇宙船の実現をめざすX PRIZE。いつのまにか正式名がANSARI X PRIZEとなっていました。なんでも、イラン系の富豪Ansari一族から多額の寄付金があって、改称したらしい。

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2004年6月 8日 (火曜日)

金星の日面通過

一生に一度の金星の太陽面通過をストリーミング中継 (MYCOM PC WEB)

茶々です。
MYCOM PC WEBだけ大げさに「一生に一度」、他社は堅実に「130年ぶり」とだけ表現。
130年ぶりとはいえ、次回は8年後。私はまだ生きていたいぞ。

ネット中継を見ようとしたけど、全国的に曇っていて、国内の中継サイトは壊滅状態。
(さっき神奈川の天文台で、ちょっと見えた)

いま、イランからの中継を見ています。

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2004年6月 7日 (月曜日)

Novel (新奇な)

今回のISTSで気が付いた点。
セッションの名前や、講演の題目に"novel"という単語を使ったものがいくつかありました。自分は「小説」という意味の名詞しか知らなかったのですが、ここでは「新奇な」という意味の形容詞です。例えばセッション名では、

  • Space Missions and Novel Utilizations
  • Novel Propulsion System
  • Concept of Novel On-Orbit System
いままで、こんなに頻出していた記憶はないので、この業界の流行語なのだろうか。

どんなものが novel だったかというと、

  • 新素材
  • 遠隔医療への応用
  • レーザー核融合ロケット
  • ビーム推進
  • 反物質推進
  • PETSAT
  • エアーブリージング・イオンエンジン
  • 野田さんの有人宇宙船(講演時刻が変更になっていて聞きそびれた)
  • 磁気プラズマ・セール

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2004年6月 6日 (日曜日)

ムクドリ対策@宮崎

そういえば宮崎で、夜7時頃に駅前の通りを歩いていると、どこからか「ぎーぎー」というか「ぎゃぁぎゃぁ」といような耳障りな音が聞こえてきました。車がパーキング・ブレーキを解除し忘れたまま走ったときのノイズにも似ています。何事だろうと辺りを見回しても異状はないし、とくに地元の人は気にしている様子もない。歩いていると、だんだん音が大きくなり、音量が極大になったのはある街路樹の近くだった。見上げると・・・音源はこれか!街路樹に拡声器のようなスピーカーが付いている。どうやらこれは鳥を追い払うために、鳥が嫌がる音を出しているらしい。たしかに、追い払われた鳥の群が、そのビル街の上空を飛び回っている。
あとで調べたところ、2年ほど前からムクドリが集まるようになり、その騒音と糞害に困って、このような対策を講じているらしい。

宮崎日日新聞>くろしお>5月4日
宮崎県庁>県民の声>主な提言と回答>交通・社会基盤

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「不審物らしき物」とは?

宮崎交通バスの車内掲示にて
「不審物らしき物を見つけた方は・・・」
とありました。私の感覚では、こういう場合の「不審物」とは「危険物の可能性のあるもの」だと思うのです。だから、「不審物を見つけた方は」や「危険物らしき物を見つけた方は」で充分で、「不審物らしき物」って表現は、推量が二重になりませんか?このような使われ方をするのは、昨今、不審物事件が相次いだせいで、「不審物」の意味が「危険物」に近づいているからではないだろうか。

「UFO」と「異星人の乗り物」の関係にも似ているかな。例えば「UFOらしきもの」って、本来の意味では変ですよね?

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2004年6月 5日 (土曜日)

24th ISTS @宮崎 (6/4)

【発表】
今日は、うちの研究室に来ている留学生の発表がありました。
私のノートPCを使うことになっていたので、プレゼン中に変なものが動き出さないよう、スクリーンセーバー(SETI@Home)や、セキュリティ系のソフトをオフにして、スタンバイOK(のつもり)。11:50に発表開始。ところが開始から10分後、Windowsの「バックアップ」が起動し、全画面を覆ってしまった。大急ぎで演卓に駆け寄り、バックアップタスクをキャンセル。毎日お昼休みの12:00に自動バックアップを行うよう、タスクにスケジュール設定していたのを解除し忘れていたのです。とりあずその後のプレゼンには差し支えありませんでしたが、びっくりしました。
それと、夕方にボスの発表がありました。九大・航空宇宙工学部門が50年計画として掲げている木星プロジェクトについて。その後、帰路のバス時間が迫っていたので、発表まで聞いて、質疑応答の途中で失礼して退室しました。

【帰路】
本日が最終日、夜に閉会式&パーティがあるのですが、私と前述の留学生は今夜帰る予定なので、ボスの発表が終わると一目散にバスへ。
路線バス 17:30 シーガイア → 17:53 宮崎駅
高速バス 18:17 宮崎駅 → 22:13 福岡・天神

【宮崎交通バスカード】
宮崎駅~シーガイア 間は路線バスで約23分/470円。
これを5往復する予定だったので、初日の往路のバス車内でバスカードを購入しました。これは「スイカ」タイプと言えば関東の人には分かりやすいでしょう、代金をチャージしながらつかう非接触ICカードです。最初の購入金額3000円で、そのうち500円がデポジットになっています。デポジットや残金はバスセンターで払い戻しできるそうだし。使用ポイント制度(1割引に相当)と、カード返却時の手数料と、どっちが得か、その場で計算はできなかったのですが、とにかく毎回470円の小銭というのが面倒だと思って購入しました。
ところがいざ毎日乗ってみると、特に朝など同じ目的地のスーツ姿の集団で混雑しており、車内で事前両替もままならない様子。結局、降車時に両替するひとが多くて、出口渋滞。自分だけカード化してもちっともスムーズに降りられない。
さて最終日、シーガイアからのバス(17:53着の予定だが実際は57分頃だった)を降り、高速バスに乗るまでの間に、近くにある宮崎交通バスの営業所に行ってみた。すると窓口には「本日の窓口業務は終了しました」の札が。18:00までだったのかな。そして、代金の入ったバスカードが残ってしまいました。いつか観光で宮崎に来て使おうか。

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いまこれを書くにあたり、宮崎交通のサイトで改めてバスカードの情報を確認したところ、私が得たポイントは推定350円くらい、払い戻し手数料は200円。一応、得だったようです、払い戻しできていればね。

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2004年6月 4日 (金曜日)

"Soyuz"の発音は「サユース」

大学の時、第3外国語としてロシア語を半年だけ受講しました。そのとき、講師から聞いたのですが、Soyuz(Союз)の発音は、「ソユーズ」というより「サース」だと。理屈では、
 ・アクセントのない"о"の発音は「オ」ではなく「ア」であることが多い。
 ・"з"は末尾では濁らないことが多い。

今回のISTSでロシア人の講演を聞く機会があり、たしかに「サユース」と発音しているのを確認しました。
「ソユーズ」というのは、ローマ字で記述した"Soyuz"の英語的発音ですね。

ちなみに意味は「団結,協力,連邦」など。

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24th ISTS @宮崎 (6/3)

今日は、おおむね晴れていましたが風が強く、シーガイアから見る海もこのとおりの大波。
20040603miyazaki_beach


【発表】
本日は身内の講演はなし。

【聴講】
今日は主に、中小企業や大学のコラボに関するオーガナイズド・セッションを聞いていました。東大阪や、北海道や、UNISECの活動です。

【2nd Spacecraft Control System Design Contest】
今回もこれは、面白かった。
ディフェンディング・チャンピオンの三菱電機、例題として事前公開されていたゴール地点に対する制御では、学生選手にくらべて今一の性能。しかし、学生の制御アルゴリズムの多くはこの標準状態以外には充分検証されていなかったようで。当日発表されたゴール地点に対する制御(本戦はこれで採点)では、学生の4人中3人が制御失敗、しかし三菱電機の2選手は例題とほぼ変わらぬ安定した性能をみせつけてくれました。

一般部門:1位・三菱電機
学生部門:1位・都立科学技術大学 2位・東京大学

【夕方】
SF Writer Special Talk も見たかったのだけれど、今日はお腹が空いたので帰って、学生とJAXAの知人と飲んでいました。宮崎の炭焼地鶏です。「地鶏の刺身」を初めて食べました。
20040603jidori

写真は
(手前)地鶏のたたき
(奥)モモの炭火焼き

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Space Fighter Now

Space Fighter Now
宇宙関係を中心に、科学技術系の気になるニュースの見出しをピックアップしているblogです。

私の「ごんざぶログ」も見てくれてれていますね。

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2004年6月 2日 (水曜日)

24th ISTS @宮崎 (6/2)

【発表】
今回のISTS、私自身は登壇なし、学生の共著のみでの参加です。
その学生の発表が今日でした。トピックは「軌道間エレベータ」。
地上と静止軌道を結ぶ「軌道エレベータ」はSFで有名と思いますが、いきなりそれは実現しにくいので、高度が違う軌道間でのエレベータを、50kgの超小型ピギーバック衛星で実験しようというアイデアです。これは去年の衛星設計コンテストに応募して日本航空宇宙学会賞を受賞した作品を基に、その後、担当学生が運動の解析をより深く行って卒論にした研究の発表です。彼はM1で学会デビュー、いきなり英語版、なかなか上手くできていました。
(私が学生の頃にくらべて、今の学生は概して英語がうまい)

【聴講】
今日は、主にダイナミクス分野と、デブリ関係のセッションを聞いていました。

【神楽】
今夕は、宮崎の郷土芸能として有名な神楽についての講演と、神楽の上演が行われました。夕食付き。
屋内で行われたため狭く、人垣の向こうで見にくかったのだけど、天気が良かったら外でやる予定だったのかな?
20040602kagura
厳かなものであったけれど、通訳付きでも外国人には理解しにくいかも。
(前回の松江で行われた神楽は、おろちを退治するストーリーが見て分かりやすく、舞もダイナミックだったのにくらべて。)

【人が少し増えた、かな】
まだ空席が目立ちますが、昨日よりは増えたようです。
お昼のパネルディスカッション「Vision and Plan of the Japanese New Space Organization」などは、そこそこ混み合っていました。

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24th ISTS @宮崎 (6/1)

本日からテクニカルセッションです。
今日は主にRLV(再利用型打上機)のセッションを聞いていました。

さて、例年に較べての印象を挙げます。

【人が少ない!】
せっかくの広い会議室に、空席のほうが多いところもある。明日からはもう少し増えるのかな。

【Space Tourism : 宇宙観光旅行】
今回のISTSでは、Space Tourismのセッションが中止されたことが、関係者の間で話題になっています。この数年とくに人気の有るセッションなのですがどういうことだろうかと。
さて、政治的意図がどうなのかは、私は知りませんが、フタを開けてみると、これまで宇宙旅行セッションに分類されていたような発表は、今回は「RLV」「宇宙の商業利用」やオーガナイズドセッションなどに分散されたり、お昼のパネルディスカッションでパネラーの一員として宇宙旅行関係者を招いたりしていて、看板は失ったものの内容としては減っていないようです。

【Exhibition : 展示】
いままで、別に展示会場がありましたが、今回は講演会場「サミット」のロビーやアトリウムなど。数も減っているし、一般客が入りにくいな。だいたい、シーガイアが人里離れている。

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2004年6月 1日 (火曜日)

24th ISTS @宮崎 (5/31)

第24回ISTS(宇宙技術および科学の国際シンポジウム)に参加のため、宮崎に来ています。6月4日まで滞在予定なので、これから数日、ISTSのレポートをしましょう。

【概要】
この学会は2年に一度の開催で、日本で行う宇宙の国際シンポジウムでは最大規模のものです。今回の会場はシーガイア。本日はオープニングセレモニーなどで、明日から本格的な研究発表です。

【本日はパーティ】
私は今夕のレセプションパーティーから参加しました。毎回、ISTSのパーティーでは県や市が力をいれて、ごちそうを振る舞いアピールするので、都合が許す限りこのレセプションには参加したいものです。しかも、航空学科の同窓生など、この2年に一度会うのが恒例となっているような人もいて、それが楽しみです。

【旅行】
九州内の移動は高速バスが発達していて便利です。今日はお昼に福岡を出て、高速バスで4時間、往復割引で10,000円(片道は6000円)です。
宿泊は宮崎駅近くのビジネスホテル。部屋にLANケーブルが来ていて、インターネット繋ぎ放題で快適です。会場のシーガイアまでは、まず宮崎駅まで徒歩7分、そこから路線バスで23分(470円)と、多少かかります。しかし、シーガイア周辺ホテルに泊まっている人の話だと、「周囲にシーガイア以外なにもなく不便。レストランもとても高い。」とのこと。明日は、こっちでコンビニ弁当を買っていこうかな。

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