Yahoo! グループの広告カット
Yahoo! グループ(旧eGroups)のMLでは、配信されるメールの末尾に数行のテキスト・バナー広告が入ります。ここの広告は、品のないものは入れないので(せいぜい金融系)、まあたいして迷惑とは思わないのですが、実験的にprocmailのレシピで、以下のような広告カッターを作ってみました
#
# Delete Banner from Yahoo! Groups
:0 fw
* ^X-eGroups-Return:
| sed -e "/------------------------ Yahoo! Groups Sponsor ---------------------~-->/,/---------------------------------------------------------------------~->/d"
#
procmailからsedを呼び出して、dコマンドで広告範囲の行を削除します。これで、サーバーに着信した時点で広告部分だけ削除されます。
(これを参考にして、大事なメールを削除してしまっても、当方は責任を負いません。範囲の終了条件を検出し損ねると、それ以後もすべて削除されます。)
これだと跡形無く消してしまうので、広告を消したあとに「広告削除済み」とでも挿入するようにしたほうが、より良いだろう。
実際、Yahoo!グループの広告はたいしたことないのですが、procmailを利用できる職場サーバーで受信しているもので、テキスト・バナー広告が入るのが、Yahoo!グループを利用しているUNISEC(大学宇宙工学コンソーシアム)やMEF(小天体探査フォーラム)のメーリングリストくらいだったので、これで試してみたまで。送信者を判定する何らかのヘッダ文字列と、広告の開始・終了を示す文字列を修正すれば、他社の広告にも容易に応用できるはずです。
仕事以外のメーリングリストやメールマガジンは、個人のプロバイダ宛に受信しているので、procmailが使えない。ほんとはそっちに、消したい広告がいっぱい来るのだけど。
しかし、返信メールの引用文中に、シグネチャ・テキストはおろか、広告バナーまで含める人が多いのはうんざり。
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5月19日 追記
より丁寧な解説ページを公開しています。
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