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2004年4月の26件の記事

2004年4月25日 (日曜日)

ごんざぶろうばー

おばかコラージュ
20040425g_rover ・・・行ってみたいな
(C)JPL : Joke Picture Laboratory

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2004年4月24日 (土曜日)

Netsky.Z

Netskyの亜種、とうとう「Z」に到達 (Yahoo!/ITmedia)

亜種記号がQ,R,S,Tあたりまできたころから「この勢いだとZを越えるかも」と思っていました。

他にアルファベットの連番を振るものとして連想したのが天文関係。彗星,小惑星,超新星・・・それぞれ別の命名のルールに従っていますが、今回のウィルスの命名に近いのが超新星かな。その年に発見された超新星に、順にSN2004A,SN2004B...と付けてゆきます。私が大学生の頃は、Zまでで足りていたと記憶しているのですが、最近は足りなくなり、Zの次はaa,ab,ac...と命名することになりました。今回のNetskyも次はAA,AB...の予定だそうで、この点も一緒です。ちなみに、手元の天文年鑑2004を見てみると、2002年の超新星は2002lt(エル・ティ)まで行っています。
彗星も10年くらい前まで、1993a,1993b...という命名だったのが、SOHOやLINEARが大量発見をするようになったこともあり、これは命名ルールをまるで変えました。例えば2004A2なら、2004年の1月前半で2番目に発見された彗星。アルファベットの意味は、Bなら1月後半...I(アイ)は紛らわしいので欠番にして...Zが12月後半。

人工衛星の国際標識も似ています。例えば昨年6月に、同時に打ち上げられた東工大のCUTE-1は2003-031E、東大のXI-IVは2003-031J。つまり、2003年の31回目の打上で、同時に上がった物体にA,B,C...,H,Jと付けていって、その5番目と9番目。これもZの次はAA,ABです。「衛星を26個以上も同時に打ち上げることなどないだろう」と思われるかもしれませんが、デブリとなって飛散した破片でも、追跡観測されているものには番号が与えられるので、アルファベット2桁表示のものも実際に結構あります。

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2004年4月22日 (木曜日)

エアロスパイクエンジン装備のロケット初飛行

この間、スクラムジェットエンジンでマッハ7を突破したX-43Aとおなじ、NASAのDryden Flight Research Centerの快挙なのだけど、X-43Aのニュースに比べて扱いが小さい。国内では報道されていないようだし、NASAでもX-43Aのときのようにhttp://www.nasa.gov/のホームページには載っていない。Drydenのホームページに写真付きで載っています。
小型の固体推進剤ロケットで、到達速度はマッハ1.5、高度は26,000フィートとのこと。だから「マッハ7」に較べて地味なのでしょうね。解説文(英語)にも「速度や高度が目標ではない」と書いてあります。
今ごろニュースに出てきましたが、飛行試験を行ったのは、X-43Aと同じ頃、3月30~31日です。

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4月26日 追記
「固体推進剤では世界初」ということらしいです。
液体では2003年9月にこんなニュースがありました。
California Team Conducts First Powered Liquid Propellant Aerospike Flight Test

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2004年4月21日 (水曜日)

〔誤報〕ソユーズ爆発 ~ 打上の英語

19日のソユーズの打上を、毎日新聞が一時「爆発」と誤報したそうです。
英文ニュースの"blast off"を誤訳したらしい。たしかに爆発の意味もあるので、紛らわしいけど、お粗末でしたね。

宇宙関係の英文ニュースはよく見るのですが、「打上」を意味する言い回しはたくさんあります。例えば、私がよく見るところで、Spaceflight NowMission Reportのページをざっとみてみると、

liftoff, lift off 【打ち上げ,離昇】
launch 【打ち上げる】
blast off 【発射する,飛び出す】
soar 【上昇する】
roar 【轟く,燃えさかる】
depart 【出発する】
rocket(動詞) 【ロケットで打ち上がる/上げる】
put into orbit 【(衛星を軌道に)入れる】
deliver 【(衛星を軌道に)届ける】

こんな感じです。

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2004年4月20日 (火曜日)

車のブレーキ油圧系のマスターシリンダー交換

先週のことになりますが、自家用車のブレーキ油圧系のマスターシリンダーを交換修理してもらいました。
最初に異常を感じたのは3月ころ。信号待ちでブレーキを踏んでいるときに、車がズルズルと前進を始め前の車に接近し、あわててブレーキを踏み込み直す、ということが立て続けにおきたのです。車検でブレーキパッドを交換した直後だったので「ブレーキの踏みしろが変わったのかな」と思いながらも、ブレーキ異常は怖いので、ハンドブレーキを併用しつつ、注意して見ておくようにしました。
その後もこの症状、時々ですが現れました。どうも踏んでいる間に、ペダルが非常にゆっくり沈み込んでいるようでした。足を一定位置で止めて踏んでいると、そのうちブレーキが甘くなりクリープ前進をはじめる。力一定で踏んでいれば良いのだけれど、するとペダルが沈み込んでゆく。信号待ち程度の時間なら、踏みしろが無くなってしまうほどではないが気持ち悪い。なんとなく、ブレーキの油圧系が怪しいようです。しかし、自分で見える範囲では、ブレーキオイルは2月の車検時に新品を入れてもらったばかりで充分入っているし、漏れている様子もない。
4月10日(土)に、いつも車検をお願いしている整備工場(松岡モータース)に行き、点検してもらったところ、「マスターシリンダーの圧力抜け」とのこと。外にオイルが漏れている訳ではなく、シリンダー内部でピストンとの隙間からわずかに漏れているようだ。車検ではこの部分は、外部にオイル漏れが無ければそれ以上チェックしないので、見つけることは出来ないとのこと。修理はマスターシリンダーの交換となり、部品代+ブレーキオイル代+工賃で、約4万円也。(オイルは車検で交換して一月半なのに、もったいない。)
その日はいちど帰り、11日(日)に再び行って、車を預けて来ました。このとき予約して行けば代車を手配してもらえたのだけど、無予約で行ってしまったので、バスで帰ってきました。そして12日(月)の夜に職場から再びバスで工場へ行き、回収してきました。いまのところ異常はなく、ちゃんと直ったようです。

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2004年4月19日 (月曜日)

「プロジェクトX」からの返事

プロジェクトXへの投書に返事がきました。

お返事が遅くなりました。お問い合わせの件ですが、
 宇宙飛行士の定義があります。
 独立行政法人「宇宙航空研究開発機構(JAXA)」(前宇宙開発事業団)によると、「宇宙飛行士とは、選抜試験に合格し、宇宙飛行士としての訓練を経て認定を受けた者」 としています。
 このことから宇宙航空研究開発機構は、秋山氏を「宇宙飛行士」と認めていません。位置づけは、「日本人で初めて宇宙に行った人」です。
 上記の事情から、番組は、毛利氏を「日本人初の宇宙飛行士」と表現しました。
 また番組では、宇宙飛行士の役割と定義を明示しました。

まあ、そんなところでしょう。番組としてはJAXAの定義に従った表現だとのこと。秋山氏のことを失念した訳ではなく、番組でも定義を明示したうえでの表現なら、先に私が書いた「ありがちなミス」は言い過ぎだったろう。

ところで、JAXAのスペース百科では秋山氏を「宇宙飛行士」と記載しています。JAXAでも「JAXA公認の宇宙飛行士」と「宇宙へ行った人の意味の、いわゆる宇宙飛行士」を、場合に応じて両方使っているわけです。今回のプロジェクトXは前者の立場です。

たしかに、過去の特殊な例をみると
(1)サウジアラビアの王子様
(2)上院議員
(3)大富豪の宇宙旅行
なども、どこまで「宇宙飛行士」と呼ぶべきか迷います。
(3)は「宇宙旅行者」かな。秋山氏は「宇宙特派員」という肩書きで呼ばれていましたね。

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4月21日 追記
昨夜の放送では、宇宙飛行士の定義について上記と同様のテロップが入りました。
WEBでの記載(「これまでの放送内容」のページに移動)にも、同様の断り書きが付け加えられました。

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2004年4月18日 (日曜日)

検索さん、いらっしゃい

このblogの右上に入れているアクセス・カウンターはスゴいカウンターという無料のカウンター・サービスを利用しています。これにはアクセス解析機能もついていて、私のページを見てくれた人が、どこのリンクから飛んできたのか(リファラー)も分かります。当初は、コメントやトラックバックを入れたblogページから辿ってきた人が多かったのですが、最近はほとんどがYahooやGoogleの検索結果ページからです。記事が充実してくるにつれて検索にひっかりやすくなったからでしょう。多かった検索キーワードは、
 Solaris9, X43, Clam Antivirus, POPFile, QRコード, 平山あや, 平山愛子, ・・・・
驚いたのが、その検索結果ページを自分でも再現してみると、このページが結構上位に現れること。

たまたま上位に現れるような検索式を使った人が、ジャンプしてくる可能性が高いから、私のページが上位に現れるケースが多いように見える、という効果もありますが、それにしても異常だ。「POPFile不調」の話のコメントでいただいた情報では、Googleで"popfile Norton"を検索すると、このページがトップだったそうだ。
たしかGoogleはドメインの質に応じて検索スコアに重みづけをしているような話しを聞いたことがあるので、もしかしたら老舗のnifty.comが有利に働いているのかな?

さて、リファラーの検索式をみていると、ビギナーらしい、ある意味微笑ましいキーワードも見受けられます。「パソコン」「ウイルス」「譲る」など、もうちょっと絞り込まないと、大変だろうに。こんな一般的なキーワードで、このページがそんなに上位に現れるのかねえ?

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2004年4月17日 (土曜日)

Yahoo! グループの広告カット

Yahoo! グループ(旧eGroups)のMLでは、配信されるメールの末尾に数行のテキスト・バナー広告が入ります。ここの広告は、品のないものは入れないので(せいぜい金融系)、まあたいして迷惑とは思わないのですが、実験的にprocmailのレシピで、以下のような広告カッターを作ってみました

#
# Delete Banner from Yahoo! Groups
:0 fw
* ^X-eGroups-Return:
| sed -e "/------------------------ Yahoo! Groups Sponsor ---------------------~-->/,/---------------------------------------------------------------------~->/d"
#

procmailからsedを呼び出して、dコマンドで広告範囲の行を削除します。これで、サーバーに着信した時点で広告部分だけ削除されます。
(これを参考にして、大事なメールを削除してしまっても、当方は責任を負いません。範囲の終了条件を検出し損ねると、それ以後もすべて削除されます。
これだと跡形無く消してしまうので、広告を消したあとに「広告削除済み」とでも挿入するようにしたほうが、より良いだろう。

実際、Yahoo!グループの広告はたいしたことないのですが、procmailを利用できる職場サーバーで受信しているもので、テキスト・バナー広告が入るのが、Yahoo!グループを利用しているUNISEC(大学宇宙工学コンソーシアム)MEF(小天体探査フォーラム)のメーリングリストくらいだったので、これで試してみたまで。送信者を判定する何らかのヘッダ文字列と、広告の開始・終了を示す文字列を修正すれば、他社の広告にも容易に応用できるはずです。

仕事以外のメーリングリストやメールマガジンは、個人のプロバイダ宛に受信しているので、procmailが使えない。ほんとはそっちに、消したい広告がいっぱい来るのだけど。

しかし、返信メールの引用文中に、シグネチャ・テキストはおろか、広告バナーまで含める人が多いのはうんざり。

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5月19日 追記
より丁寧な解説ページを公開しています。

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Namazu 2.0.13

全文検索システムのNamazu研究室のWWWサーバーにも入れています。この間まで、最新バージョンが2.0.12だったのですが、なぜかうちのサーバーでは、コンパイルもできてコマンドラインでも動くのに、namazu.cgiにブラウザからアクセスするとエラーになる。原因はよく分からないが、2.0.10までバージョンを下げるとちゃんとnamazu.cgiも動くので、とりあえず2.0.10で運用していました。
さて先日のサーバートラブルの後、Solaris9をクリーンインストールしたので、再びnamazu 2.0.12に挑戦・・・しかし症状は変わらず、やっぱり2.0.10まで下げました。2.0.10にはセキュリティー・ホールがあるとのことなのでちょっと怖いのですが。
そうしたところで、今週になり一年半ぶりのバージョンアップ、2.0.13がリリースされたので、試してみたら今度はあっさり、namazu.cgiまでちゃんと動きました。めでたし、めでたし。(結局、原因不明)

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2004年4月14日 (水曜日)

プロジェクトX「毛利飛行士 衝撃の危機脱出」

あ~、ありがちなミスをやらかしている。
予告ページで、「日本人初の宇宙飛行士」って書いている。
3カ所も。(4月14日現在)

プロジェクトX ~挑戦者たち~
「毛利飛行士 衝撃の危機脱出」
~技術者たちの総力戦~

(たぶん)「初めて選出された」「初めて搭乗資格が与えられた」とかいう意味でなら、間違いとはいえないけど、ふつうは「宇宙に行った」の意味で受け取るぞ。ただでさえ、秋山豊寛氏のことが世間から忘れられつつあるなか、プロジェクトXの影響力を考えると、この記述は看過できない。
トップページに「お気づきの点やご意見などありましたら、メールでお知らせください」と書いてあったので、丁重に指摘の投書をしておきました。

つづき→4月19日:「プロジェクトX」からの返事

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9月27日 追記

秋山氏を宇宙に送ったTBSまでもが、今日のニュースで毛利氏を「日本人初の宇宙飛行士」として紹介していたとのこと。
松浦晋也のL/D:日本初の宇宙飛行士は秋山豊寛氏である

冒頭のリンク先、プロジェクトXのホームだったものを、過去の放送のアーカイブページに修正しました。

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2013年7月24日 追記
番組ホームページがなくなっていたので、NHKオンデマンドの該当ページへリンク修正しました。

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2004年4月13日 (火曜日)

航空宇宙工学実験

九大・航空宇宙工学専攻では、3年生後期~4年生前期にかけて「航空宇宙工学実験」という、いわゆる学生実験課目があります。10個ほどある研究室がそれぞれ実験課題を用意し、学生は3~4人ずつの班に分かれ、毎週1か所ずつ巡回します。実験を指導するのは、おおむね各研究室の助手で、私は3年後期に「ランデブーのシミュレーション」、4年前期に「ロケット推進力の測定」という題目で担当しています。
今学期の実験は明日14日が開講。ただし今週と来週は、教室で簡単な事前講義(したい先生だけ)。私の実験はとくに講義を行わないので実質28日スタートですが、実験のマニュアルを明日の講義で配布するので、去年のマニュアルに加筆・修正を加えて、本日、人数分印刷してもらいました。

この実験のマニュアルを、職場のWWWサーバーで公開していますので、興味のあるかたはどうぞご覧下さい。もともと、初回講義で配布後に誤植が見つかったり、実験の設定値を変更したりして、正誤表を配る代わりに昨年からWEBページ化したものです。
また、3年生後期用の「ランデブーのシミュレーション」プログラムも公開してます。JAVAのアプリケーションです。人工衛星の相対運動の軌跡がプロットされるだけなので派手ではなく、わかりにくいかもしれませんが、推進剤や所要時間を制限した、ゲームのようなモード(?)も付けてみましたので、お楽しみ下さい。・・・(クリックしても弾は出ませんよ)

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procmail / bsfilter / clamav の連携

(2005年3月25日 更新しました)

私の、ウィルスとSPAM対策を紹介します。これでウィルスもSPAMも、サーバー上でほとんどブロックできます。

●利用プログラム
以下の、メールサーバー上で動くプログラムを使います。すべてオープンソースです。
自動振り分け:procmail (日本語での紹介)
ウィルス判定:Clam Antivirus (日本語での紹介)
SPAM判定:bsfilter

●動作環境
職場のメールサーバー(Solaris8/x86)上で動かしています。
procmailはすでに /usr/local/bin にインストールされていました。
clamavとbsfilterは自分だけ使うので、$HOME/binにインストールしました。何人かで使うようなら、これらも /usr/local/bin に入れればよいでしょう。下記のレシピ内のインストールパスの表記は、あなたのインストールパスに合わせて修正してください。
また、私は自分のメールを検査するだけなので"clamscan"をその都度起動するような使い方にしましたが、処理量が多い環境なら、"clamdscan"を常駐させて使ったほうが早いそうです。

●隔離用ディレクトリ
見ての通り、SPAM用/ウィルス用/即時削除 のディレクトリを定義しています。お好みで定義してください。
誤認識があった場合に、拾い出して読んだり、bsfilterの再学習に使いやすいよう、1通ずつ別ファイルに保存するようにしてます。

●procmail用レシピ(設定ファイル)


$HOME/.procmailrc
SHELL=/bin/sh
LOGFILE=$HOME/procmail/`date +log%Y%m%d`
SPAM=$HOME/procmail/spam/
VIRUS=$HOME/procmail/virus/
NULL=/dev/null
#
# Clam Antivirus
:0 HB
* ! ? $HOME/bin/clamscan -m --quiet -
$VIRUS  ($NULLでもよいだろう)
#
# bsfilter preprocess
:0 fw
| $HOME/bin/bsfilter -a --pipe --insert-probability
#
# Safe List
:0
* ^From:.*(ここにSPAMと誤認される可能性があるが、そうでないドメインを、OR演算子でつないで列挙)
$DEFAULT
#
# bsfilter
:0
* ^X-Spam-Probability: *1\.0
$SPAM



●隔離したメールのレポート
ウィルスやSPAMと誤認して削除したメールがあると困るので、procmailのログの抜粋レポートを作り、自分宛にメールして確認します。このためのシェル・スクリプトを一日一回、前日のログに対して実行します。

$HOME/procmail/report
#! /bin/sh
LOGDIR=$HOME/procmail
LOG=spamlog
if [ -d $LOGDIR ]; then
  cd $LOGDIR
  cp /dev/null $LOG
  chmod 600 $LOG
  echo "Subject: Procmail report" > $LOG
  echo "Content-Type: text/plain;" >> $LOG
  echo >> $LOG
  LOG0=`date +log%Y%m%d`
  if [ ! -f $LOG0 ]; then
    cp /dev/null $LOG0
    chmod 600 $LOG0
  fi
  LOG1=`ls -t log*|head -2|tail -1`
  if [ -f $LOG1 ]; then
    echo "##### Virusと判断されたメール #####" >> $LOG
    /usr/local/bin/grep -B 2 '^  Folder: .*/virus' $LOG1 >> $LOG
    echo "##### SPAMと判断されたメール #####" >> $LOG
    /usr/local/bin/grep -B 2 '^  Folder: .*/spam' $LOG1 >> $LOG
  fi
  /usr/local/bin/nkf -m $LOG|mail あなたのメールアドレス
fi

Virus誤認は今まで経験していません。
SPAMはbsfilterの学習が進むまでは誤認してしまいます。SPAMでないメールが誤認で隔離されていたら、そのファイルを
bsfilter --add-clean --sub-spam ファイル名
として「SPAMではないよ」と、学習させる必要があります。
そして、Outlook Expressを使っている場合、隔離されていたメールを、FTPでローカルにダウンロードしてから、受信トレイにドラッグ&ドロップすれば、通常に受信したように扱えます。

●crontabで自動更新
crontabで下記の作業を自動で行わせます。作業時刻や時間間隔、ゴミの保存期間の設定はお好みで。
・隔離レポートをメール送信
・古いprocmailのログを削除
・古いVirusメールを削除
・古いSPAMメールを削除
・clamavのウィルス定義ファイルを更新


crontab
10 0 * * * $HOME/procmail/report
0 1 * * * find $HOME/procmail -name 'log*' -ctime +7 -type f -exec rm {} \;
0 8 * * * find $HOME/procmail/virus/new/ -ctime +7 -type f -exec rm {} \;
0 9 * * * find $HOME/procmail/spam/new/ -ctime +14 -type f -exec rm {} \;
30 * * * * $HOME/bin/freshclam --quiet



●あとがき
以上、紹介しました方法は、UNIXの中級程度の知識があれば、一般ユーザー権限で導入しやすいものだと思います。さらに、サーバーのadmin権限を持っていて、全員のメールをウィルスチェックするよう設定したいなら、clamavをprocmailから呼び出すよりも、sendmailと直接連携させて使う方法がよいでしょう。(参考:津田ふみかの日記
最後に、当然ですが、これを参考にした結果、大事なメールを失ったとしても責任は負えませんので、ご了承ください。


ここを紹介していただいているページへのリンク

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Solaris9にapache 2.0.49をインストール

研究室のサーバーにSolaris9を再インストールし、環境の復元もほぼ完了。
さて、Apacheをどうするか。クラッシュ前はapache 2.0.42を使っていました。(2.0系の現バージョンは2.0.49ですが、なぜか2.0.42より新しいものはコンパイルできなくって。)
Solaris付属のapache 1.3.29をそのまま使う方が相性がよく無難なのでしょうが、ひとつ問題がおきました。ロボット収集によるSPAMを避けるため、研究室のWWWでは個人のメールアドレス表示を撤廃して、かわりにPerlmailerというCGIを使用して、こちらのアドレスを隠したままフォームからメールを受け付けるようにしています。(こんなかんじ)
これがうまく動かなかったのです。
それで、apache 2.0.49に挑戦してみました。今度はコンパイルできた・・・しかし、自動起動しない。調べてみると、libgcc_s.so.1 が見つからないとのエラーが出ている。このファイルのありかは "/usr/local/lib"、私の.cshrcではLIBPATHに入っているが、rootに対しては効いていないようだ。apacheの起動スクリプト、/etc/rc3.d/S50apache を編集してLIBPATHを記入してみたがダメ。とりあえず強引な方法だが、
# ln -s /usr/local/lib/libgcc_s.so.1 /usr/local/apache2/lib/libgcc_s.so.1
と、apacheのライブラリディレクトリ内にシンボリックリンクさせてみた。
(あとで調べてみたら、"/usr/lib" 内にリンクを作る方法も紹介されていた)
これで何とかApacheが自動起動するようになりました。こんどはPerlmailerもOKです。
と、これが先週はじめのできごと。

以上のように、一苦労したところで、4月7日付けでFreeware for Solarisにて、apache 2.0.49のコンパイル済みパッケージが公開されていました。やれやれ。

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2004年4月11日 (日曜日)

殿様

武田・織田家が430年ぶり和睦、遺恨越えて握手(読売)

へぇ~、戦国武将の家系って、けっこう残っているものですね。
上の二家って、なんとなく滅亡しているものかと思っていました(失礼)

ちなみに、宇宙研の上杉邦憲教授は上杉家17代当主。
たしかメールアドレスが、tono@*** だったはず。
上杉家は代々、きれいな白髪だそうで、上杉先生もふさふさの白髪です。
「ひてん」「GEOTAIL」「はやぶさ」など、深宇宙探査機プロジェクトを多く手がけていらっしゃいます。

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2004年4月10日 (土曜日)

ホークスvsファイターズ 4/9

昨日は夕方になって急に、【ホークスvsファイターズ@福岡ドーム】のチケットをいただき、球場へ急行しました。
駐車場に入れるのにしばらく待たされ、ドームに入ったのが20時すぎで6回の裏。指定の座席を探して歩いているうちに、どういうプレーだったのか見ていなかったがホークスが1点追加し、この時点で7-1の楽勝ムード。座席を見つけ腰を下ろして7回表のファイターズの攻撃、これが長かった。SHINJOの3ランをふくめ一挙5点で、一点差まで追い上げられる。その後、双方無得点で7-6で辛勝
しかし、序盤のホークスの得点を見ていなくて、後半のファイターズの攻勢しか見られなかったので、あまり勝った印象のもてない試合観戦でした。
実は、福岡ドームでの野球観戦はまだ2回目。前に行ったのは、何年か前、まだイチローが居た頃のブルーウェーブ戦。勝利の花火は今回初めて見ました。

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2004年4月 9日 (金曜日)

Windows 2000 Server のHDD引越手順メモ

http://www.caj.co.jp/resources/as2k/tec/as2k21010381.htm
(↑市販バックアップ・ソフトの解説だけど、適宜読みかえて参考に)

基本手順は

バックアップ・ユーティリティで、システムドライブの完全バックアップを取る。
「システム状態」のバックアップを取るのを忘れずに。

新しいドライブにWindows 2000 Server を新規インストール。
元のシステムと
 同じホスト名
 同じハードウェア構成
 同じパーティション構成(ドライブレター割り当て)
 同じレベルのサービスパック
にする。

バックアップしていたシステムドライブのファイルをリストア。
(ここが肝要)「ディレクトリ サービス復元モード」で再起動し、システム状態をリストア

-----
今回は初めてのことなので安全のため、空いているHDDをもう一台つかい、ちゃんとリストアできるかの実験台とした。さらに、この複製したシステムのほうから起動してリストアした。稼働中のシステムに上書きリストアするより確実に思えたので。

私の場合を具体的に書くと、使用したドライブは
甲:旧システムドライブ(C:プライマリIDEのマスタ)
乙:書類ドライブ(D:プライマリIDEのスレーブ)
丙:一時利用ドライブ

  1. 甲(C)のバックアップを乙(D)に保存
  2. プライマリIDEのマスタ(C)を甲から丙に付け替え
  3. 丙(C)にWindows 2000 ServerをクリーンインストールしSPもインストール
  4. プライマリIDEのマスタ(C)を丙から甲に戻し、丙はセカンダリIDEのスレーブ(E)に接続
  5. 甲(C)で起動し、乙(D)に保存してあるバックアップファイルを丙(E)にリストア
  6. 甲(C)で「ディレクトリ サービス復元モード」で再起動し、乙(D)に保存してあるシステム状態を丙(E)にリストア
  7. 再び、プライマリIDEのマスタ(C)を甲から丙に付け替え、再起動して幸運を祈る
  8. 丙(C)に正常にシステムが複製されていることを確認する
広いHDDに移すだけなら、これでOK。
今回は、丙として使えるHDDは8GBなので、これをこのまま使うには狭い。甲(20GBだがCのパーティションが4GBのみ)を、まるまる20GBにパーティション切り直して、ここに戻したい。さてもう一息、先の手順の2から逆向きに繰り返しになります。
  1. プライマリIDEのマスタ(C)に甲を接続
  2. 甲(C)のパーティションを切り直し、Windows 2000 ServerをクリーンインストールしSPもインストール
  3. プライマリIDEのマスタ(C)を甲から丙に付け替え、甲はセカンダリIDEのスレーブ(E)に接続
  4. 丙(C)で起動し、乙(D)に保存してあるバックアップファイルを甲(E)にリストア
  5. 丙(C)で「ディレクトリ サービス復元モード」で再起動し、乙(D)に保存してあるシステム状態を甲(E)にリストア
  6. プライマリIDEのマスタ(C)を丙から甲に付け替え、再起動
  7. 甲(C)に正常にシステムが複製されていることを確認する
常に、元の環境で使用できるドライブが残っているので安心。
作業途中で日が暮れたら、使えるドライブを接続して、通常運用状態にして帰宅できます。

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FAAが民間宇宙船に商業飛行認可

いよいよ、X PRIZE が現実味を帯びてきました。

 Yahoo!ニュース/共同
 Yahoo!ニュース/読売

どんな形の宇宙船だ?と画像が見たいと思って、開発しているScaled Composites社のホームページを探してみました。

よく「宇宙観光旅行」とニュース見出しにされますが、短時間の弾道飛行の場合「遊覧飛行」のほうが近いのかもしれない。読売はそう書いてますね。

大学院の後輩が、宇宙観光旅行で修論を書いたのですが、客の嗜好を考えるにあたって、地球上の観光旅行や、遊園地のアトラクション(絶叫マシーン系)と比較していました。

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2004年4月 8日 (木曜日)

「食卓の向こう側」…西日本新聞の特集

http://www.nishinippon.co.jp/news/2004/shoku/index.html

 BSEに鳥インフルエンザ
 食品偽装
 食品添加物
 アレルギーの増加
 健康番組に煽られた、何か誤った健康食ブーム

最近、食の安全について関心が高まっていますね。
先日、妻からこの西日本新聞の特集記事を教えてもらいました。
とくにそのとき話題にしたのは、シリーズ第2部の3の「豚にコンビニ弁当だけを与え続けたら、死産や奇形が相次いだ」という事例で、『豚の体質は人間に近いとされていることを考えると、怖くない?』と。

他の話も、なかなか考えさせられる内容です。一気に読んでしまいました。

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一難去って、また一難・・・サーバーのトラブル

先にトラブルの話しを書いた、研究室のインターネット・サーバー(WWW,Mail,など)のSolaris機はおおむね復旧しました。しかし後を追ってイントラネット・サーバー(ファイル共有,プリンタ共有,ドメインコントローラ,など)のWindows Server機が不調です。

原因はCドライブの空き容量不足。4GBのうち、もう数MBしか空いていません。今まで、その場しのぎの対処をしてきましたが、とうとうこれ以上消せるファイルもなく、圧縮も限界です。プリントサーバーとしてのスプールが保存できなくて、印刷が固まるなど、いろいろ不具合が出始めました。

そもそも、このサーバーの運用開始時(2000年頃だったかな)、20GB(実質19GB)のドライブを、Cドライブに4GB、残り15GBをファイル共有用のDドライブに、とパーティションを分けました。・・・このCドライブを現在まで引きずっているのです。
書類用のDドライブは、その後増設した120GB(2台ミラー)に移動しましたが、Cドライブのシステムはそう簡単に動かせません。旧Dドライブ用パーティションの15GBが空いているのに4GBに縛られています。そして運用しているうちにWinNTフォルダが肥大化してきて、Cの空きがほとんどなくなってしまいました。
 ・ディスク クリーンアップ
 ・使っていないファイルの圧縮
 ・TEMPファイルを捨てる
 ・パッチのアンインストール用ファイルを捨てる
 ・インターネット一時ファイルを捨てる
 ・アプリケーションをを旧Dの領域にインストールする
いろいろ手を打ちましたが限界のようです。

急いでパーティション編集ソフト(8000円くらい、大学生協で即納)を買ってきてみたら、「Windows Serverファミリーには使用できません」・・・あらら・・・ま、他のクライアント機に使う機会もあるだろ。
調べ直してみたら、安価なパーティション編集ソフトは皆そんな感じで、サーバーに使えるものは、やや特殊なソフト扱いで数万円もする。高いのも問題ではあるが、おそらく納期もかかるだろう。しかし、今、困っているし、そのうえ4年生が研究室に配属されてからだと、さらにやりづらくなる。多少、労力がかかっても今やってしまいたい。

ネットで調べた感じ、とくにWindows Serverのシステムの引っ越しは難度が高そうだ。そもそも情報が少ない。昨日くらいから研究室の人数の少ないときを見計らって、余っているHDDを人柱にしてシステムの移動ができるかどうか、いろいろな手順で試してみているところ。

簡単にできないようなら、新規インストールして、みんなにパスワード入れ直してもらうのかな。その方法にしても、NTFSボリューム上の、各自の書類の所有権がちゃんと回復するか心配。

・・・嗚呼。「システムフォルダ」の丸ごとコピーだけでOSの移動ができるMacが恋しい。

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2004年4月 7日 (水曜日)

ウィルス警告メールが迷惑メール化している

先週くらいから、ウィルスが激増しています。わたしの所にもたくさん来ているようですが、前述のようにサーバー段階で大部分を自動削除しているので、そこをすり抜けてPCで受信時にウィルス・スキャンが反応するのは、比較的少数で済んでいます。
さてウィルス自体はブロックされているのですが、今回の大流行で困ったのが、ウィルスに対してサーバーが自動返信する警告メール。最近のウィルスは送信者アドレスを詐称するものが多いので、受信側のサーバーから「あなたが送ったメールにウィルスが検出されたので、配信を拒否しました。以下の手順でウィルス駆除をして下さい」というお知らせを、詐称された無実の送信者へ返信しても無意味なこと。むしろ迷惑。(人力による善意の報告でも同様)
このエラーメールの文面には検出されたウィルスの種類も報告されている。ということは、サーバー上のウィルス防御ソフトをもうちょっと頭よくしてくれれば、送信者を詐称する種類のウィルスに対しては、いちいち警告せずに黙って削除するだけ、ということができるはずだ。早くそうして欲しい。

とくにいま激しくウィルス警告メールをいただいている事例が、私が仕事上で管理しているメーリングリスト。誰だか特定はできていないがメンバーの中に感染者(仮にAさん、一人ではないかも)が出ているのではないかとにらんでいる。これがよりによってML投稿アドレスを送信者として偽り、他のメンバー(仮にBさん、これも複数)宛へNetskyを送り続けている。そしてBさんのサーバーでウィルス防御ソフトが稼働していると、そのサーバーのrootやpostmaster名義で自動警告メールをAさんではなくML投稿アドレス宛に返してくる。ここでもしMLがだれでも投稿可の設定だと、この警告メールが全員にばらまかれて、さらにえらいことになります。うちのMLでは、この警告メールは登録メンバー外からの投稿とみなされ、一般メンバーには配信されず、私と数名のadmin宛に転送されます。先日、adminの一人から悲鳴をいただいので、この種のエラーを無視するフィルターを設定できないかと思案しています。

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2004年4月 6日 (火曜日)

procmailでウィルス防御

procmailというのはサーバー上で動く、メール自動振り分けプログラムです。
 本家(英語)
 日本語の紹介ページ

設定ファイル(レシピと呼ぶ)に、条件式とそれにマッチしたときの動作を書いておきます。
これを使って、ウィルス感染メールがサーバーに届いた時点で自動的に捨ててしまうことができます。下記は職場サーバーに入れている私のレシピの抜粋。

TRASH=$HOME/spam/trash/
NULL=/dev/null
(中略)
#
# Executable Attachment
:0 HB
* ^Content-type:.*multipart
* name="?.*\.(bat|exe|com|lnk|pif|scr|vbs)"?$
{
  # Swen,Netsky
  :0 B
  * ^TVqQAAMAAAAEAAAA
  $NULL
  #
  # Other Executables
  :0
  $TRASH
}
(後略)
怪しげな拡張子のファイルが添付されているものについて、添付ファイルの冒頭パターンがSwenやNetskyに合致したら何も残さず削除。そうでなければTRASHに保存。一日一回、procmailの活動ログのサマリーを自分宛に自動でメールさせていて、もし必要なメールを捨てていたらTRASHから拾ってきます。先週くらいからNetskyとSoberの新種が大量に来ていますが、職場メール宛のほとんどはこれで削除されています。

なお、SPAMもprocmailからbsfilterを呼び出してかなりの精度で除去できています。

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地上/BSデジタル放送の「コピーワンス」が始まる

地上/BSデジタル放送の「コピーワンス」が始まる(Yahoo!ニュース/インプレス)

うちの受信環境は、集合住宅で壁のアンテナ端子に、VHF/UHF/CATVがミックスされた状態で来ています。CATVのデコーダ無しで見られる無料チャンネルのなかに、NHK-BS1/BS2/hi、や民放の無料BSが含まれています。このように直接デジタル受信でない場合でも、「コピー制御信号」は有効なのだろうか?思っていたのですが、ちゃんとプロテクトされてしまいました。

しかも、うちでTV視聴&録画に使っているVAIOでは

「バイオ」のテレビ録画機能(Giga Pocket)では、・・・(中略)・・・録画した番組データの複製を防ぐことができません。このために、コピー制御信号が付加されたデジタル放送については、「一回だけ録画可能」の番組であっても、著作権保護への配慮から、「バイオ」のハードディスクに録画できない仕様となっています。
というわけで、まったく録画出来なくなる。

さっそく、BS朝日で今日からお昼に一挙再放送のトリック第1シリーズを録画予約していたのが、帰宅してみたら「録画エラー」のダイアログが出ていまいた。残念。

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2004年4月 4日 (日曜日)

POPFile vs Norton Internet Security

POPFileNorton Internet Security (NIS)のコンフリクト問題、どちらを生かすべきか。

SPAMフィルタはいろいろ試してきたけど、いまのところPOPFileに勝るものはない。いっぽう、NISは他のアンチウィルス&ファイヤーウォールで満足できるとして、POPFileの方を残すことにしました。そもそもこのノートPCは職場のものであるのに、NISは自宅用に購入したものの2重インストールだ。逆パターンより罪は低かろうが、ライセンス違反である。NISのメモリ消費が大きいのも気になっていたしね。

さてNISの代わりに、別のアンチウィルスとファイヤーウォールを選択する。
アンチウィルスにはMcAfeeのVirusScan ASaPにした。これは研究室で20ライセンス取得してあるので、職場PCには本来これを入れるべきである。
ファイヤーウォール・ソフトは、フリーウェアでも良いものがある。NISを入れる前にはOutpostのフリー版を使っていたのだが、このフリー版は長らく新バージョンがリリースされていないのがちょっと心配要因なので、今回はZoneAlarmのフリー版を試してみることにした。Outpostでとくに問題があったわけではないので、もしZoneAlarmで気に入らない点があったら、使い慣れているOutpostに戻ればいいだけだ。

いまのところ、POPFile, ASaP, ZoneAlarmの三者とも順調に動いています。

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しかし、ちょいと検索してみたけど、POPFileとNISがコンフリクトしているという報告は見あたらない。私だけの現象かな?

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2004年4月 2日 (金曜日)

♪海の中のノズル~みんなどこへ行った~拾われることも無く~

H2Aブースター捜索断念 (Yahoo!ニュース/共同通信)

1999年11月のH2ロケット8号機の打ち上げ失敗では、海洋科学技術センターが小笠原諸島沖の水深約3、000メートルの海底からメーンエンジンを引き揚げ話題を呼んだが、2度目の“奇跡”は起きなかった。
今回は「しんかい6500」まで投入し、日本の科学技術の意地をかけた捜索でしたが、残念ながら見つけることができませんでした。
前回の捜索劇はプロジェクトXにも採りあげられ話題になりました。
私も、回収されたエンジンが北九州博で展示されているときに見に行きました。

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LUNAR-A打上延期

第17号科学衛星(LUNAR-A)の20Nスラスタ用推薬弁リコールへの対応について | JAXA

都合が付けば、この夏の打上を見に行こうかとたくらんでいたのだけど残念。
推進系に使用している米国製バルブがリコールになったため。だって。
アメリカのせいか (-_-#)

日本の衛星の推進系を多く手がけている、三菱重工長崎の人から聞いた話だけど、宇宙用バルブとしてJAXAに認定されているのはアメリカ製しかなく、

  認定には宇宙での使用実績を重視
    ↓            ↑
  国産品は認定されていないので使用してもらえない

この無限ループに歯がゆい思いをしているとのこと。
これを打破すべく、QPSでも動きがあります。

LUNAR-Aはほんとに、難産な探査機です。私が宇宙研にいたころからすでに開発がかなり進んでいて、本来ならM-Vロケットの2号機で、1997年頃にも打ち上がるはずでしたが、その野心的なミッションである、月面に打ち込むペネトレータの開発が難航。さらにM-Vロケット4号機の失敗で、ロケットの改良のため、以後の打上スケジュールの繰り下げ。など、遅れまくっています。

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POPFile不調

ベイズ理論のSPAMフィルターとして、3月の初めから導入してみたPOPFile
1か月の学習で、SPAM/非SPAM振り分け精度は98%に達しました。
私の場合、admin関係のエラーメールや、海外の学会からのHTMLメールも受け取るので、これらがSPAMと紛らわしく、ときどき誤認してしまいました。ふつうのユーザーなら99%を越えると思います。

さて、大変気に入っているPOPFileですが、昨日から動作がおかしい。起動して一回目のメールは受信できるが、二度目以降のPOP接続で固まってしまう。いろいろ調べてみたところ、Norton Internet Security (NIS)とコンフリクトしているように思われます。

NISをオフにすると正常に動きます。POPFileはNISと併用出来ることになっているのだが・・・。
「昨日から」で心当たりがあるのは、NISのアップデートがあったこと。(リモートアクセスの脆弱性に対するパッチだそうです。)
このNIS新バージョンと相性が悪いのかな?

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